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⚠︎︎注意⚠︎︎
nbdt強めのSNdtです。
dt様がとある事がきっかけで弱っちゃう話
それでも良い方はどうぞ↓
ab side
久々に集まった9人。
スタッフの方が呼びに来るまで他愛のない話をしていた。
sk「でも涼太元気そうで良かった!俺っちめちゃ心配してたかんな〜!」
kj「せやで舘!LINEも既読ならんし!」
ru「俺も心配したんだよ舘さん!」
dt「ふふっ…ごめんね?心配かけちゃって。」
mm「元気に戻ってきたからいいじゃないっすか」
ソファに座っている舘様を囲むように
右に康二。左に佐久間。背もたれ部分にはめめ。そして床にラウールがいた。
みんな思うことはあるだろう。
2人はなにか俺達に隠している。
一体2ヶ月の間に何があったの。
俺らに言えないこと?そんなに頼りなかった?
モヤモヤが心の中にずっと居た。
st「失礼します。皆様スタンバイお願いします。」
スタッフが扉を開け声をかける。
すると
dt「っひ……!」
舘様が小さい悲鳴をあげ床に倒れた。
nb「涼太!!」
翔太がすぐさま駆け寄る。
nb「大丈夫か、本当に…。」
dt「大丈夫…。ちょっとびっくりしちゃっただけだから笑」
大丈夫ではなかった。
明らかに作り笑いをしていた。
st「すみませんっ!自分が勢いよくドア開けちゃって…。」
fk「あぁ気にしないでください笑ちょっと舘さんびっくりしすぎ〜笑」
場の空気を察したふっかが和ませようと
笑顔で話しかける。
dt「ごめんごめん笑」
そう笑って翔太の手を借りて立ち上がる舘様。
俺は気づいてしまっていた。
舘様の手が異様に震えていたことに。
fk side
舘さんにしては珍しい行動だった。
お化け屋敷だってビビらなかったはずの舘さんがドアを勢いよく開けた音でびっくりしていたからだ。
場の空気が気まずい雰囲気にならないよう
和ませようといつものように話しかけた。
iw「ふっか…」
fk「分かってる。けど何も言うな。」
きっとこの2ヶ月の間に舘さんは体調不良では無い何かがあった。
fk「ほら皆準備していくよ」
俺の言葉を合図に全員準備を始めた。
チラリとゆり組の2人を見た。
nb「無理になったらすぐ呼べよ。」
dt「分かってるよ。」
それはまるで親が子に言い聞かせるような言い方だった。
-スタジオ-
スタジオにつきそれぞれの配置につく。
今日はダンスでもゲストを呼ぶ回でもなく、 9人でのトーク回。
舘さんが復帰したてということを配慮した回だ。
dt「やめてっ…!!!」
舘さんの声がスタジオ内に響いた。
すぐ声のする方向を見ると床に座り込む舘さんと恐らく衣装チェックをしようとしていたスタッフさんが立ち尽くしていた。
dt「あっ…いやっ…ちがっ…!」
dt「ごめ…ごめんなさいっごめんなさい…!」
泣きそうな顔でまるで懇願するように謝り続ける舘さんに翔太を除く全員が呆然としていた。
nb「涼太っ…落ち着け!大丈夫。大丈夫だから!」
dt「しょ…た…おれっ…おれぇ… 」
nb「っ…控え室行こう。少し休もっか…。」
そのまま2人は控え室の方へ消えていった。
st「今日の撮影は中止にしましょうか…。」
fk「すみませんそうしてくれるとありがたいです。」
その日の撮影は中止になった。
続く ···▸