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はる。です。第7話読んだわ…。 橙が学校に来なくなって、保健室の静けさが切なかった。黄の「会いに行きたい」に桃が「会いたくない日もある」って返すところ、すごくリアルで心に刺さった。紫先生の「待つことも支え方」って言葉、めっちゃいいな。で、赤が書いた『戻ってきたらまたうるさくして』…あれ、不器用な優しさがにじみ出てて泣ける。橙が手紙読んで「会いたい」って言うラスト、こっちももらい泣きしそうになったよ。みんなの想いが届いてほしいな🔥
第6話 会いたい
「……今日も来ないですね。」
黄が小さく呟いた。
誰も返事をしない。
保健室には静かな時間が流れていた。
いつもなら、この時間には勢いよく扉が開く。
『おっはよーー!!』
そんな声が聞こえてくるはずなのに。
今日は聞こえない。
昨日も。
一昨日も。
もう四日間、橙は学校へ来ていなかった。
黄は扉を見つめる。
もしかしたら今来るかもしれない。
そんな期待を何度もしてしまう。
でも、扉が開くことはなかった。
「……静か。」
桃がぽつりと言う。
「橙がいないだけで、こんなに違うんだ。」
青も静かに頷いた。
「うん。」
赤は窓の外を見つめたまま何も言わない。
でも、その視線はどこか落ち着かなかった。
「先生。」
黄がおそるおそる口を開く。
「橙くん、大丈夫なんですか?」
紫先生は少し考えてから答えた。
「体の具合は悪くないよ。」
「じゃあ、なんで……。」
「心が疲れちゃったんだって。」
その言葉に保健室は静かになった。
黄は胸が苦しくなる。
「会いに行きたい……。」
思わず口にした。
すると桃がゆっくり首を振る。
「俺だったら……。」
みんなが桃を見る。
「会いたい日もあるけど、誰にも会いたくない日もある。」
「……。」
「心配してくれるのは嬉しい。でも、それが苦しくなる日もあるんだ。」
黄は何も言えなかった。
青も静かに続ける。
「橙くんも、今はそういう時なのかもしれないね。」
「でも……。」
黄は俯く。
「何もできないのは嫌です。」
紫先生は優しく微笑んだ。
「支えるってね。」
みんなが先生を見る。
「そばに行くことだけじゃないんだよ。」
「え?」
「相手のペースを待つことも、大切な支え方なんだ。」
その言葉に、赤が小さく目を伏せた。
待つ。
信じて待つ。
それは赤にとって、一番苦手なことだった。
⸻
放課後。
みんなが帰る準備をしていると、紫先生が紙を一枚取り出した。
「みんなで橙くんに手紙を書かない?」
「手紙?」
よぞらもち
96
#青愛され?
歩夢(仮)
163
黄の目が少し輝く。
「うん。返事はいらない。」
「読んでもらえるだけでいい。」
青は静かに頷いた。
「書きます。」
桃も笑った。
「俺も。」
赤だけは腕を組んだまま動かない。
「赤くんは?」
「……俺はいい。」
「そう?」
紫先生は無理に勧めなかった。
黄は一生懸命ペンを動かす。
『また一緒にお昼ご飯食べようね!』
青は短く書いた。
『待っています。焦らなくて大丈夫。』
桃は少し考えてから書く。
『しんどい日は、無理しなくていい。でも、ひとりで抱え込まないでね。』
紫先生も最後に一言添えた。
『保健室のみんな、今日も君の話をしていました。また君の「おはよう」が聞ける日を待っています。』
全員が書き終えた頃。
赤はまだ窓の外を見ていた。
「……。」
少しだけ迷う。
そして、机の上に置かれた紙を手に取った。
ペンを持つ。
数秒考えて、一行だけ書いた。
『……戻ってきたら、またうるさくして。』
それだけだった。
でも、その一行には赤なりの優しさが詰まっていた。
紫先生は何も言わず、小さく微笑んだ。
⸻
その頃。
橙は自宅のベッドで天井を見つめていた。
学校へ行かなきゃ。
そう思うのに、体は動かない。
スマホには何件もの通知。
でも開く気力がない。
「……みんな、ごめん。」
涙が一筋こぼれた。
その時、インターホンが鳴る。
母親が部屋へ入ってきた。
「学校の先生から、お手紙預かってきたよ。」
封筒の表には、見慣れた文字。
『橙くんへ』
橙はゆっくりと封筒を開いた。
中には、みんなからの手紙が入っていた。
その文字を見た瞬間、張りつめていたものが崩れる。
「……みんな。」
涙が止まらなかった。
「会いたい……。」
小さく漏れたその言葉は、静かな部屋に溶けていった。
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