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オクレマシタ,ホントウニ オマタセシテ モウシワケアリマセン!!!🙇♀️🙇♀️🙇♀️
書き始めた時期は内容からお察しください…
TikTokやYouTubeと合わせて読んでいただけるとより楽しめるかと思います!
ただ今回は現実とリンクさせすぎているので、あえてタグを追加させていただきました。
楽しんでいただければ幸いです!
念願の紅白が決まり、なかなか実感の湧かなかった発表も仕事で向かう先々でお祝いの言葉を貰いだんだんと現実味を帯びてきた頃。
ちょうど日付が変わるか変わらないかの時間に帰宅し、ソファに腰を下ろしながら日に日に増えるお祝いメッセージを確認する。
いつになったら返信できる時間が取れるのだろう…。
まあ、こんな悩みを持つこともありがたいことなんだけど。
そんな事を考えながら、はあ。と軽くため息をついてTikTokを開く。
コメントを見て元気を貰い、ついでに2、3回スクロールすると後輩たちからの紅白出場を祝う動画が流れてきた。
お、きせおじだ。
ふみやに遊ばれてるやん笑
あ、ふみや滅った笑
うわ〜八神嬉しそ〜笑
ニヤけてるやん笑
おい温世!手、逆だわ!笑
Lienelだ。
…なんこれ、ペンギンハグ?
Lienelっていっつもこんなん上げてんのか?
まあ俺らも人のこと言えねーか笑
なんとなく親近感が湧き、Lienelの過去の投稿も見たくなってアカウントにとぶ。
最新の投稿からスクロールしてどんどん遡っていくとなにやら見覚えのある服が目に止まった。
あれ?これって…と思いながらコメ欄を開くと検索のところに
検索:芳賀柊斗 吉田仁人 服
と出てきた。
やっぱり。前、大量にあげたとか言ってたもんなぁ……。
、、、。
仁人からこの話を聞いた時は、仁人も後輩にお下がりとかあげるようになったんだなと成長を感じてなんだか嬉しい気持ちすらあった。
それなのになぜか今になってこの状況にモヤモヤする自分がいる。
実際に芳賀が仁人の服を着ているところを見て、大人げなく嫉妬してるのかもしれない。
…俺、余裕無さすぎじゃね?
いくらなんでも、彼氏だからと言って「後輩に嫉妬したからお下がりあげないでください」なんて、理由が子供すぎて流石に仁人には言えない。
こんなん呆れられるに決まってる。
そもそも誰が言ってんだって話だし…。
悶々としながら画面の中で踊る芳賀を見ていると、ガチャと玄関の扉が開く音がしてただいまぁーと可愛らしい声が飛んでくる。
今日は木曜日なのでレコメンがあるから帰りは遅いはずじゃ……???
…えっ、今何時!?
困惑しながら急いで時刻を確認すると、2時半を過ぎていた。
仁人の帰りが早かったのでは無い。とっくにレコメンも反省会終えていつも通りの時間に帰ってきたのだ。
約2時間半も同じ動画と睨めっこして、いつまでも大人げないことをぐるぐると考えていた自分に普通に引く。
仁人のこととなるといつもこうだ。
はあああ…と大きなため息をつきながら頭を抱えていると、返答が無いのを不思議に思ったのかリビングに仁人が入ってくる。
「はやと〜?…え、なに?どしたの??」
ぽてぽてと歩きながら俺の名前を呼んでいたかと思うと、俺を見るなり心配そうに駆け寄ってきて隣にちょこんと座る。
…かわいい。
さっきまで仁人には絶対言わないようにしようと思っていたのに、仁人の顔を見たら嫉妬心がより一層強くなってしまった。
仕事で疲れているはずなのに、そんな事よりという様子で眉を八の字にさせている。
こんな俺の醜い嫉妬のせいで仁人がそんな顔する必要ないのになあ、、俺がさせてるのか、。
「…ごめんごめん笑
なんでもねーよ、おかえり。」
できるだけ優しい声で、微笑みながら仁人の頭を撫でる。
しかし、仁人はそれが気に入らなかったらしく、俺の腕をそっと掴んで動きを止めさせる。
「はぐらかすなよ。…俺には言えないこと、?」
仁人はより一層不安そうに、少し震えた声で聞いてくる。
あぁ、だめだな。
やっぱりこいつに嘘はつけない。
俺の言動一つでこんなにも感情を揺さぶられてしまう、優しくて心配性な最愛の恋人には。
「はぁ……ごめん。違う。…ごめん。」
とにかく少しでも早く仁人を安心させたくて、割れ物を扱うように精一杯優しく抱きしめる。
抱きしめた仁人は小さく震えていて、
俺の一言でいったいどこまで想像したのかとこちらが心配になる。
「疚しいことがあるとかじゃない。 …ただ、その、まじでガキすぎて言いたくなかっただけ…。言ったら呆れられるだろうなぁ、と、、、思っ、て、」
「……なに?、」
想像以上に深刻そうな雰囲気になってしまったが、どれもこれも俺のいらないプライドのせい。そんなものより仁人のほうが大切に決まってる。
俺はゆっくりと仁人を離し、覚悟を決めるためにふぅーと息を吐く。
「…言っとくけど、まじでしょーもないからな、?」
「…うん。」
「ほんっとに、まっじでしょーもないよ?」
「うん。」
「…できれば呆れるより、笑ってくれるとありがたいなーとか思ったり、思わなかったr((
「早く言え。」
「…はい。」
「……後輩に、服、とか、、あげないで、ほしい、です、、。」
「…………。」
やべぇ、無言なんだけど、、、。
当たり前だろ、こんなことのために仁人泣かせるとこだったんだぞ!?
アホすぎる、おれ…。
冷ややかな目で見られても、 くだらないって怒られても、もはやなんでも受け入れる覚悟はできてるから、、だから、せめてなんか言ってぇ(泣)
「…わかった。」
「…………え?」
わ、わかった???
なにが?え?わかったって…いいってこと、?
「もう、あげない…。」
「っえ、いや、あの、俺が勝手に嫉妬してるだけだから、仁人があげたいなら全然気にせずあげちゃっていいからっ、!」
「…でも、勇斗は嫌なんでしょ?」
首をこてんと少し傾けて聞いてくる。
かわいい…じゃなくて、嫌な思いをさせてしまったと思い早口になりながら弁解したのに、仁人は俺の気持ちを優先しようとしてくれている。
「それは、、まあ、そうだけど、でもっ」
「だからいいよって言ってんじゃん 。
元々、欲しいって言われたタイミングと俺が断捨離したいタイミングがたまたま合ったからあげただけだし。」
こんなにあっさりと聞き入れてくれるなんて…。こんなことなら最初から素直に言えばよかった。無駄に心配かけて、不安にさせてなにやってんだろ。
と考えていると、仁人が「んなことより、」と言い俺の胸に頭をとんっと預けてくる。
「確かに呆れはしたし、しょーもねぇなとも思ったけど、……こんなことで嫌いにはなんねえから、次からは普通に言え。…こわかった、。」
俯いていて顔は見えないが、耳が真っ赤に染まっている。
えぇ、?なんだこの可愛い生き物。ほんとに同じ人間か??
今も俺に小さく体を預けている愛おしい恋人を目一杯抱きしめる。
「ごめん!!かわいい!!ごめん!!!」
「ふはっ、んだそれ笑
力強すぎんだよ、痛ぇわばか笑」
やっと見れた仁人の笑顔に安堵する。
次からはちゃんと言うと約束し、一段落ついたところで今の時刻を思い出す。
明日…というか今日は朝早くから仕事があるため、二人でやばいやばいと言いながら風呂に入って仲良く眠りについた。
続きます!