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まぁた神誕生しちゃったよ ~ ww 作るの上手 !!これからの投稿も楽しみにしてるよ ( '꒳' )
めっちゃ凄かった!作るの上手いね!
これは実話ではありません
わかってる…もうわかってるよ…
「本当に優しいねー!」
「頼りになるわー」
「貴方は私たちの理想よ」
うるさい..!うるさい…!
私はいつでもどこでもみんなの「理想」として生きてきた。どこにいても笑顔で頼れる優しくいなければいけない。
昔は優しかったのにな…
3年生の頃私は..全て完璧だった
だけどある日私が失敗して両親は変わってしまった。
どんなことでも私は耐えなければいけない。こんなことがわかるくらいだらう
自分で思っていることは
いつまでも両親に自分の心を奪われて、
操って、ここまできてしまった。
そんな私にも、好きなことがあった。
私には絵がある。私は絵を描くのが好きだ。絵は何も考えずに済むし。
好きな「色」を選んで自分の描いた絵に「色」をつける。それだけの単純な作業
なのに楽しいと感じていることだけはわかった。
でもそれ以外は何も感じない
理想にならなきゃ、みんなに笑顔でいなきゃ、でも思う。結局はただのみんなに
嫌われたくないだけなんじゃないかと、
みんなの理想、望んでいるものになって
いつか自分のしたいようにすると、
みんなが離れていくんじゃないかと思って、そう思うたびに自分自身がわからなくなる。作り笑顔や気持ちにも嘘ついて
自分で自分を壊してるだけじゃないか。
でもじゃあ今更どうすれば良い?
怖くなる。何をすれば良いかわからなくなる。もうどうすれば良いんだろう、
私が私になれと言っても自分の心を描けない、わからない、知らない、
「知りたい」
そんなことを思った時に教室に誰かが入ってきた。 彼は言った…
「これすごい上手いじゃん!お前だけの「色」って感じ!すごい努力したんだな!」そう言われた時私は、初めて
認められた。 そっか、頑張ったって
思ってもいいんだ…!
そう思うと泣けてきた。私はその場で
泣いてしまった。 彼は動揺していた。
「どうしたの?俺なんか言った?」
私はこの人になら…!と思い私らしくないけど話してしまった、
でも彼は何も言わずただただ聞いてくれた。正直言って心地よかった
彼は次に言った。
「それでも良いんじゃない?お前が嫌と感じてるならお前がやめれば良いだけだ」こんなにはっきりと言える人、初めて見た…私は言ってしまった。
嫌われるかもしれないと、
「嫌われるかもしれない?そんなわけないだろ、みんなお前の性格を認めてるから一緒にいるんだろ!」私はこのままでいいんだと思ってしまった。彼はそれからも続けた。
「それがお前の期待から応えるための優しさからできた「色」なんだよ。それが認めれなくても俺らが認める。」
「変わらなくていい、少しずつみんなと一緒に見つけていけばいい。自分がいいと思ったのがお前の「色」だ。」
ありがとう、心から彼にそう思った。
私はあなたのおかげで普通に生きれるようになった。私は家に帰る前に彼に
「今日はありがとう。私だけの色を見つけ出して見せるから!」そう言って帰った。私はこれでいいんだと。
私だけの「色」があって、私にしか見つけられない「色」もまだある。
生きることに理由なんていらない。
自分が生きようと思ったように生きよう
それが私の人生。
あなたがくれた色。