コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
円卓に7人全員が集まり、会議が行われた。
シーデッド「あのままでは吸血鬼も滅びていただろうが、このままでは、人類も滅びるだろう。だが、俺が元人間である以上、あそこの平穏を守るのは義務だと思う。」
「どうするの?」
「こっちに来るための機械を弄ってて悪魔達の本拠地が分かった。そこで交渉してこようと思う。だが…どんなところか、黒い霧に覆われて分からない。まあ、それでも行こうと思う。」
「敵の戦力が分からないのに、危険すぎますよ!」
「大丈夫だ。やばいと思ったらナーガジュラの強制転移魔法で帰ってくるから。」
「僕も行く」立ち上がったのは瑶泉だった。
「お前はめちゃくちゃに強いが、俺は君をわざわざ危険にさらしたくはない。」
「君がなんと言おうと、僕は行く。今は話せないが、重要な理由がある。」
デッドは驚いた顔をしていたが、
「わかったわかった」
と承諾した。
その頃、悪魔の世界。彼らの体内保有を超える魔力での汚染により、彼ら自身も滅びかかっていた。汚染されず残っているのは、王城と城下町のみ。王城の周りは、避難民で溢れ、気づかずの内に汚染されていた場所にいた悪魔は、死に絶えていた。何故汚染されたのか。実は悪魔の世界は、常に汚染され続けている。しかし、突如黒い気体に覆われ、無限吸収の性質を持っているらしく、戦場物質が含まれた雨が落ちてこないのだ。しかもこの気体、吸い取れない。
残り面積は、王城面積4個分。滅びまで、あと20日。