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 行方不明になったマリアを見つけた、その翌日。
 ミリエットたちはエンデの町を出立することとなった。
「王妃さま、ぜったい、またあそびにきてね。やくそくだよ!」
 マリアは大きな目にいっぱいの涙を溜め、ミリエットをじっと見上げていた。
 この小さな少女に、どれほど救われたことだろう。
 別れは惜しいが、彼女が健やかに生きられる国を守るためにも、ここで立ち止まってはいられない。
「ええ、約束」
 ミリエットもまた、瞳を潤ませて頷く。
 するとマリアは涙をぼろぼろと零しながら、小さな手を差し出した。
「指きり、して!」
「こら、マリア!」
 すぐ後ろで付き添っていた母親のルイーザが、マリアを窘める。
 だが、ミリエットは優しく微笑むと、マリ*******************
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