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私達は何かを失いながら生きている。
その欠落を埋めようと必死になっている。
しかし、埋めてしまって良いのだろうか。
失ったものの代わりに得たものが、本当に大切なものだったとは限らないのではないか。
その答えを出すには、まず自分自身を見つめ直さなくてはならないだろう。
この世に生まれ落ちた瞬間から、 誰もが持っている問いがある。
それは自分が何者かということだ。
そして、自分に問いかけることこそ、 人が生きていく上で最も必要なことなのだ。
自分は誰であるか。
人は自分をどのように定義するか。
他人との違いは何なのか。
自分が自分であることの意味とは。
自分とは何かを知るために、人は他者と出会う。
人は自分以外の誰かになりたがっている。
だから、他人の人生を覗き見ようとするのだ。
他人の人生なんて、しょせん他人には関係のないことなのに。
結局は自分の人生の代わりを求めているだけだ。
他人の人生を盗み見て満足している奴らは、 他人の人生の奴隷なのだ。
他人の人生が羨ましいからといって、 その人生を奪い取る権利はないはずだ。
他人の人生を盗んで喜ぶような奴は、 他人の人生を奪う資格があると思うかもしれないが、 それは間違いだと気付くべきだ。
他人の人生を奪って楽しむということは、 他人の人生に対して責任を持つということではない