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洗顔、着替え、朝ごはんが終わったあと私はオーターさんがいつも使っているであろう椅子と机を使いレオトスさんが使える隔離魔法を一通り教えて貰った
イリア)んー…わかんにゃい…こう…?
レオトスさんは笑いながら「だよなぁ笑」と言われた
イリア)(この人私が不器用なの知って言ってんの!?)
内心「こんっの野郎め…」と思っていたらレオトスさんが後ろから抱き締めるように私の手を優しく握って「手伝ってやるから感覚掴めよ〜」と言われキョトンとしていると体を優しく包むような魔力を感じその魔力に身を任せていると「ちょっとだけ魔力を手に集めろ、俺の魔力で補助してやる」と優しく言われ魔力を手に集めると魔力が杖に移動するのを感じレオトスさんが「行くぞ」と言われ標的のコップの周りに四角形の魔力の箱が出来るのを感じた
イリア)!!で、出来ました!出来ました!
レオトス)コツは空気中に漂っている魔力をコップの周りに固める様に操る事だ、試しにやってみろ
イリア)が、頑張ってみます…
空気中に漂っている魔力を操りコップを囲う
イリア)で、出来ました…?私じゃ上手く感じとれなくて…
レオトス)あぁ、上手に出来てるから安心しろ、もう少し範囲を広げてみるか
イリア)は、はい!
数時間後
イリア)つ、疲れたぁ…
夜になりレオトスさんとオーターさんのご飯を作り私は引き続き隔離魔法の練習をしている
レオトス)魔力…足りそうか?
イリア)えっと…まぁまぁ…ですね笑
レオトス)…休め、飯食ってまた明日にしろ
イリア)でも…それじゃあ間に合いません!すぐにでも習得してこいつが出て行くか試さなきゃ_
レオトス)何をそんなにもお前は焦ってるんだ
イリア)へぁ…
キョトンとしてるとレオトスさんが続けて「レインやオーターに聞いたぞ、お前の口癖は「ごめんなさい」らしいな」と…
イリア)そ、そんなつもりは…違くて…それよりも…私は!
本題に話を戻そうとしたらレオトスさんに「なんかあったんだろ、過去に」と言われすぐにお面をして顔を逸らした
レオトスさんは「やっぱりか」と自分の考えていた事が当てはまったかのように呟いた
イリア)…すみません、何にもありません…続けれます
まるで何かを忘れるように特訓にのめり込む
レオトス)…イリア……
イリア)自分は…何も……何もありません、出来ます…やれます……
レオトス)…そ、う……か