テラーノベル
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拝啓、親父、ムダ先、校長。俺は今、真澄隊長と一緒に桃の基地を破壊してます。マジでどうしてこうなった?
時はあれから4年後。俺は近くの森の奥で親父とムダ先と修行をしていた。ムダ先と親父は組み手をしていて、俺は血のコントロールの修行をしていた。いろいろな銃を作っては試し撃ちを繰り返していた。そして俺はワープができる銃を作ろう!!って思って制作していた。そうすることで移動が楽になると思ったからだ。
「出来たー!!よーし試し撃ちだー!!」
「待て四季!ワープはまず行き先や座標を思い浮かべてから発動するものだぞ!!」
「え?」
そして俺はトリガーを引いてしまった。
「「「あ」」」
そして四季は姿を消した。
「いってぇー!!ここどこだ?」
「おいお前、その服桃太郎ではないな?!」
「もしかして鬼か?!」
「あ?そうに決まってるだろ。」
「おいお前らやっちまぇー!」
桃の隊服を着ていた男性たちが襲ってきた。だが、攻撃は当たらない。俺は銃を作り桃たちに打ちつけた。
「ふぅ、思ったより数が少なかったな。」
周りを見てみると昔ムダ先から教わっていた、拷問に使う道具が並べられていた。ここはおそらく拷問部屋だろう。横を見てみると 、椅子に縛られ、全身傷だらけの黒髪の男がいた。なんだか真澄隊長に似てるな…
「..おい、大丈夫か?」
「チッ、大丈夫じゃねぇよ。見たらわかるだろ。てかテメェ誰だ?」
初対面で口悪ー!!しかも舌打ち!!怖!!
「ん?俺?一ノ瀬四季。鬼だ。お前は?」
「ケッ、そうポンポン名前を言うかよ。」
「えー、お前から聞いてきたのに…まぁいいや、口開けたままにしろ」
「あ?なんでだ?」
「いいから口開けろ」
無理やり黒髪の男の口に血を入れた。校長曰く、俺の血には他の特性もあったらしい。それは自分の、鬼神の再生力を相手に分けることが出来るというものらいし。分けると言っても寝たらと言うより次の日になったら元に戻るんだけど。
「あ?なんでだ?再生できなかったのに…おいお前何をした?!」
「ん?俺の血の特性だ。俺の血を飲ませたものに再生力を分けることが出来るらしい。」
手錠を外したり、縄を解きながら説明した。
「ふぅ、これでお前は自由だな!」
「…ありがとよ。一ノ瀬。」
「あっ!名前!」
「チッ、いちいちうるせぇ野郎だな。淀川真澄。俺の名だ。」
えっ?嘘でしょ?真澄隊長ご本人だったーーー!!マジかよ!てか表情豊かだな!これはこれで怖いわ!!
「へー、じゃあ真澄だな!あっ、これ服、来ていろよ。」
「…」
真澄は無言で受け取った。
「なぁ、真澄。ここって桃の基地であってるよな? 」
「あぁ、あってるぞ。俺の他にも鬼が捕らえられている。」
「じゃあ、救出しますか。」
「おい、お前1人で行くのかよ。」
「?だって真澄、俺の血で回復したのはいいけど休んだ方がいいぞ。」
「チッ、テメェがやらかさないかの監視だ。」
「えっ!まぁわかったよ。」
そうして俺たちは他の鬼を救出して、桃の基地を破壊した。その後は鬼機関の戦闘部隊が来て保護してもらった。
「とりあえずこれで一件落着。さて、帰るか。」
「おい、一ノ瀬。今回のことありがとな。」
えっ?あの真澄隊長が御礼を言った?明日嵐か吹くのか?
「一ノ瀬テメェ、今失礼なこと考えてただろ?」
「えっ?そ、そんなこと考えてないぞ?」
「まぁいい、じゃあな一ノ瀬。」
真澄隊長は少し寂しそうに言った。
「おう、じゃあな真澄。またどこかで。」
「!?」
そう言って一ノ瀬は銃を作りトリガーを引いて姿を消した。
「またな…か。チッ、なんだよこの鼓動の早さは。調子が狂う。」
「ふぅ、戻って来れた!!さぁて、帰るか。」
「「おい、四季。」」
俺はあまりの声の低さにビビり、ビクッとなった。そして恐る恐る後ろを振り返ると、ドス黒いオーラを纏った親父とムダ先が立っていた。
「「帰ったら覚えておけよ。」」
あっ、終わった…
俺は家に帰ると2時間ほど正座のまま、2人の説教を受けた。
ヤッホイ!!1日で5話出せたぜ!!そろそろ頭がオーバーヒートするから今日はここまでにしますわ。また次回お楽しみ!!
そんじゃアディオスヽ( ̄∇ ̄)
すまんがこれは後付けで書いたんだけど次回、チャラ先出す。
コメント
24件
一気に14話まで見ました!最高すぎます!!5話連続で投稿するの凄すぎませんか、、、?お疲れ様です、、、続き待ってます!!
真澄隊長の表情豊かになって良かった、! ( > <。)💦 でも目はなんかどっちにしろ死んでそう、かな?
ひぇぇぇ!!最っ高すぎる~!!!! 1日に5話出すって…、やばたにえん★続きを私はずっと待っている!