私には好きな人がいました。
その人の見た目では華奢で可愛い印象が 強かった。だけど、お仕事の都合上、半袖を着る事があった、私はまだ半袖姿を見たことが無く内心ワクワクしていた。
そして、彼の半袖姿を見た時最初の印象とは打って変わって、筋肉もついていて男らしい姿でギャップだった。男らしい男性が好きでそれで私は彼のことを好きになってしまった。
彼と話すことは最初、少なかったが
勇気をだして徐々に話せるようになった。
話せるようになってからは仲のいい人達と飲みに行ったりドライブをしたりしていくうちにもっと好きになっていた。
ところが、好きな彼には彼女が居た…
彼女がいた事に気づいたのはinstagramのストーリーで知った。彼女さんの誕生日でお祝いをしている写真が上がっていた。
私は「彼女さんが居たのね、そりゃーあんなけかっこよくて筋肉もついてて男らしいなら彼女は居るよね」っと自分を自己暗示させた。
そして、月日が流れ彼への好きが無くなっていた時だった、好きだった彼から何故かちょっかいを掛けてくるようになったのだ。
私は直ぐに勘違いをしてしまうから好きとゆう感情は出ないようにしていた。
飲みに行く時も彼との距離を考えて居たけども徐々に好きなっていき、少しでも彼との接点がないか考えていたところ、どうやら彼は音楽が好きらしい私も音楽が好きで少し安堵した。
だが、彼が好きな音楽はラッパーだった。
私が好きな音楽は洋楽やアニメとかで流れてくるような曲でしかあまり聞かない。私は思わず 好きじゃないラッパーを私も好きと嘘をついた。
「中々、こうゆう曲が好きな人が居なかったからめっちゃ嬉しい」っと本当に嬉しそうな顔をしていた。
そこからアーティストの名前や曲を流していたが私には分からない事ばかり。
でも、彼との接点があればそれだけで嬉しかった。
それから話が進み、彼から「聞いて欲しい曲おすすめの曲を後で送るよ!」っと、そこで話は終わり時間も時間だから帰るかとなりみんなで解散をした。
家に帰り携帯を開くが直ぐには送ってこない事は分かってはいたが彼からの連絡が待ちどうしかった。
2週間程たち彼からの連絡が来た。 嬉しくなりトーク画面を開いた、
彼:これ、聞いてみて下さい!
彼:また、感想教えて下さい!
送ってきた曲を検索して聴いてみたが
勿論好きでもない曲を聴いて感想が浮かばないから2回3回と何回も聴いても感想は出てこず気付けば3週間は経っていた、どうしようと悩んでいたところ丁度、彼と友達、私を含めて3人でドライブに行く予定をしていた事を思い出しその時に言おうと決めた。
そして、その日になり3人で車に乗った。
運転手は好きな彼、後部座席に私と友達 が乗っている状態。
3人で楽しく話している時だった、彼が「実は報告があるんですよ」っと言った。
もしかして…嫌な予感がしていた。
彼と私の隣に居る友達女の子、
彼が
「付き合いました」
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私は頭が真っ白になった
どうやら2人とも前の彼、彼女とはだいぶ前に別れており、2か月前に付き合ってたみたい。
私は平然と装い笑顔で2人の祝福をした。
でも、そこからのドライブは心苦しかった好きだった彼とはこれから話す事はなくなっていくだろう彼女が不安がらない用に配慮をしていく私ができることはコレだけだ。
ドライブが終わり集合した場所で解散となった。家に着きお風呂に入り最近ハマっている夢小説を読んでいた。
丁度、恋愛物を読んでいる時に今日の事を思い出してキッパリ諦めたはずなのに何故か涙がポロポロと溢れてき止まらなくなっていた。
「諦めたはずなのに!どうして!!どうして!!」っと、ずっとずっと心の中で呟いていた。
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