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第一話 天使と罪と頼み事
ここは、桃天使学園。
天使たちが通う清く美しい学園だ。
かくいう俺も、この学園に通う生徒の一人だ。
tt「ゴミ拾い〜♪ゴミ拾い〜♪」
そして俺は現在先生に頼まれ、学園のゴミ拾い中。
tt「ふ〜…やっぱ中々に大変やな〜」
その時、
jp「tt〜!…って、また先生に雑用押し付けられてんの?」
そんな俺に話しかけてくる生徒が一名。
彼はjp。俺のクラスメイトで、入学式で俺がjpを助けたことをきっかけに、俺に何かと構うようになってきたヤツだ。
tt「雑用って…、学園内の清掃は大事なことやろ?」
jp「わ〜…流石優等生。安定のいい子ちゃんぷりだねぇ…」
tt「はあ?なんやそれ」
ちなみに俺は一年の学年首席。
そのため先生から色々なことを頼まれることがしばしばある。
たとえば今やっているゴミ拾いだったり。
だから、周りからは『いい子ちゃん』なんて印象がついてしまっているというわけだ。
まあ別に悪い気はしないが。
jp「仕方ない。ちょっとだけ手伝ってあげるよ」
tt「ん?ええんか?」
jp「いいよ。ちょうど暇だっ..じゃなくて、親友の助けになるならね!」
tt「…お前今暇だったって言いかけてたやろ。まあ手伝ってくれるなら嬉しいんやけど」
・・・
tt「よし!ゴミ拾い完了〜!」
jpが手伝ってくれたおかげで、ゴミ拾いはあっという間に終わった。
jp「想像以上に大変だった…」
tt「いや〜jp、ありがとうな〜。手伝ってくれて。…今後も大変なことあったらjpにも押し付けることにするわ」
jp「ちょっと!?tt!?」
tt「あははww冗談冗談w」
そんな時だった。
???「ねえ、君がttであってる?」
突然声をかけられた。
tt「え?は、はい…そうですけど…」
???「突然で悪いんだけど、少し話があって…生徒会室に来てもらえないかな?」
tt「せ、生徒会室!?」
jpがtt何したのと言わんばかりの顔で俺を見てくる。
俺なんかしでかしたか!?
俺が一番理由を知りたいんだが!?
内心焦る俺をよそに青年は話を進める。
???「ああ、そういえば自己紹介がまだだったね」
mf「俺はmf。この学園の生徒会長だ」
・・・
現在俺は生徒会室にいる。
tt「あの、それで話って…?」
俺は恐る恐る尋ねる。
mf「…君は七つの大罪について知っているかな?」
tt「え?」
『七つの大罪』。
それはこの世界で絶対に犯してはならない禁忌。
一つ、色欲
一つ、暴食
一つ、強欲
一つ、怠惰
一つ、憤怒
一つ、嫉妬
そして、傲慢
これらの大罪を犯した場合、その天使は堕天し、いわゆる堕天使になってしまうのだ。
tt「そりゃあ…もちろん知ってますけど…」
mf「実はこの学園にこの七つの大罪を犯しかけている生徒がいるようなんだ」
…は?
tt「えええええ!?そ、それってまずくないですか…?」
mf「ああ、すごくまずいね」
tt「あの…それで、それと俺を呼んだのはどういう関係が…?」
mf「…たっつん、君に頼みがあるんだ」
tt「頼み…?」
mf「きみにその生徒たちを探し出してほしいんだ」
tt「…へ?」
ちょ、ちょ、ちょ、ちょい待てぇぇぇい!!
tt「なんで俺!?生徒会で探せばいいじゃないですか!!」
mf「生徒会のメンバーが接触を試みたとしてもきっとやつらは尻尾を出さない。でも、大罪を犯しかけた生徒を放っておくわけにはいかない。そこでだ」
mf生徒会長は俺を指差す。
mf「一年の学年首席で信用できるttにお願いしたいってわけ」
tt「いや…でも…」
mf「頼む!君にしか頼めないんだ!」
tt「ゔっ…」
はっきり言おう。俺は押しに弱い。
なのでこんなふうに頼み込まれると断れないのだ。
tt「わ、わかり…ました…」
引き受けてもうたーーー!!!
なんで俺はいつもこうなるねん…。
mf「ありがとう。助かるよ。…わかってることは堕天しかけている生徒は全部で七人。全員違った大罪で堕天しかけている。ただそれが誰かまではわかっていない」
tt「じゃあその人物を見つけて堕天を阻止すればいいんですね」
mf「いや、見つけるだけでいい。解決は生徒会でする。大罪を犯した生徒は危険だからね。いくら君にでも任せられないよ」
なるほどな。見つけるだけでええならちょっと安心。
mf「一応これが資料。大罪の疑いのある生徒がリストになってる。 まずは、その生徒たちの様子を見てくれ。大罪の疑いが少しでもあれば、すぐ俺に報告するように」
tt「はい」
mf「それと…これは極秘でよろしく」
tt「…はい」
・・・
jp「結局なんで呼ばれてたの?」
教室に戻るやいなや、jpにそう聞かれた。
“mf「これは極秘でよろしく」”
tt「…別に大した話とちゃうよ」
jp「…ふ〜ん」
jpが疑いの目を向けてくるが、それ以上は追求してこなかった。
…俺は一体これからどうしたらいいんだ!?
続く
〜〜〜
名前:jp
年齢:15歳
クラス:1−A
その他:桃天使学園の生徒。入学式でのとあるトラブルでttにたすけられたことをきっかけに仲良くなる。自称ttの親友。
名前:mf
年齢:17歳
クラス:3ーA
その他:桃天使学園の生徒で生徒会長。生徒の堕天使化を防ぐべく活動中。
コメント
1件
うわ、これめっちゃ面白かった…!天使×学園×七大罪って世界観だけで一気に引き込まれたし、ttくんが押しに弱くて頼まれごとを引き受けちゃうところ、めっちゃ可愛いし共感したよ…🤍 jpくんのツンデレな親友ムーブも良いし、生徒会長のmfさんもなんか掴みどころなくて気になる…。次話でどんな“罪”の気配がある生徒が出てくるのか、もう気になって仕方ないよ!続き楽しみにしてるね🥀
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