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後半の撮影が始まると、ファンがまた中心に集まってくる
私は少し遠くからそれを眺める
優「あ、由衣、いた!」
「優里!なんか、ファンってすごいね笑大丈夫だった?」
優「うん大丈夫だったよ。辰哉くんが不審者みたいな格好で人が少ない方に連れてってくれた」
「それ、変装だからね笑」
「あ、そっか!変装か」
この子はちょっと天然あるんだよな
そこがまた,可愛いんだけど
その日のうちに私はふっかに連絡をした
〈今日、優里助けたんでしょ!進展あった?〉
送ってから1時間後ぐらい
辰〈んーあんま、進展はなかった〉
〈えーなかったのー〉
なんて、私ががっかりしていると、
辰〈俺より由衣ちゃんのほうが愛されてるみたい。はぐれたとき由衣は?由衣は?って言ってたもん〉
〈まぁ、しかたないよね笑私たち長い付き合いだから。ふっか、嫉妬しないで?〉
なんて、冗談でいってみる
辰〈由衣ちゃんには嫉妬しないんだけど、照に嫉妬するかも~〉
って返信がきて、なんで?って聞けけば
辰〈由衣ちゃんの方には照が行ったよ。って伝えたら、少し寂しそうな顔をしてたから、俺より照に助けてもらいたかったんじゃないかな~って勝手におもった〉
って。
なんでだろう。
なんかちょっと、もやもやする
優里は照くんに助けてもらいたかったの?
いや、なんで私がそれに対して少しイライラしてんの?
ちょっと自分の情緒がわからなくなっていた