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実際に存在する組織や団体などとの関係×
キャラとして見てください
⚠︎旧国・戦争関連の話題 有
カップリング表現(相手不明)
第4話
ドイツ「あそいえば、、あのっ、!これよければどうぞ」
ドイツの手に握られていたものは、、、
ナチス「拳銃?」
ドイツ「お、お守りです、、、!!!」
まさかの拳銃であった。此処での使用用途なんてあるのだろうか。
ナチス「お守りが拳銃、!?wぶっ飛んだ発想だなw」
予想外の物に笑みが溢れるナチス。
ナチス「いいぜ貰ってやるよ」
貰い物が久々で嬉しく、快く受け取る。
ドイツ「ありがとうございます!!!」
そしていつも通り角を曲がったその時、、、
ナチス「ぱっと見異変なくねぇk」
ナチス(!?)
ものすごい量の水が押し寄せてきたのだ。
ナチス「おいガキ!!引き返すぞ!!!」
ドイツ「は、はい!」
異変を見つけた2人はすぐさま引き返そうとする。
ドイツ「ぁッ」
そんな時にドイツは転んでしまった。
ナチス「は!!?おい!立て!!」
ドイツ「ぇ、、ぁ、、、」
ドイツの膝からは血が出ている。恐怖も重なり、すぐに立ち上がれるような状況ではなかった。
ナチス「くそッ、!」
そうナチスが言葉を吐き捨てたと同時に視界が明るくなりフラッシュアウトしていった。
〜〜〜
ナチスの脳内
〜〜〜
見慣れない景色。
ナチス「おとうさま、このくにだれですか?」
プロセイン「俺の友人とその息子だ」
ロシア帝国「よろしくな坊主〜」
???「よろしくな!!ちび!!」
誰だかよくわからない。
ナチス「んなっ!!おれはちびじゃない!!」
ロシア帝国「こらお友達には優しくしないとだろ?」
???「じじつだもん!!!」
ナチス「ぅぁ」グスッ
???「ぇ、、!??なかないで!!ごめんね、、!」
ナチス「ぃぃょ、、」
ロシア帝国「仲良くできそうだな」
プロセイン「そうなのか、、?」
ほのぼのとした雰囲気。
ナチス(俺のガキの頃、、???お父様、、、?)
ナチスはもう見ることはできない父親の姿に目を離せなくなった。
・・・?年後
場面が変わる。
???「おーい!早くこいよ〜!」
ナチス「今行く!」
我が国(ナチス)では無い土地。
ナチス「今日は何をするんだ?」
???「雪合戦だ!!!」
ナチス「え〜それはお前が強いからやだ〜」
???「じゃぁ雪だるま作ろーぜ!!!」
ナチス「それならいいよ!」
ナチス(なんだこれ、、?走馬灯、、、?)
昔の出来事がいきなりフラッシュバックしてナチスは困惑する。
・・・?年後
???「よぉ久しぶりだな」
聞き慣れた低く、息の混じる声。
ナチス「チッなんで相手がお前なんだよ、、、」
???「まぁまぁそんなこと言わずに昔みたいに話そうぜ?」
ナチス「断る」
ナチス(これは最近の方だな、、、)
この会話がいつのことなのかがすぐに理解できたようだ。
・・・?ヶ月後
先ほどと変わらない声。
???「こんな時にあれだが伝えたいことがあってな」
ナチス「なんだ?手短にしろよ」
変わらない接し方。
???「俺なぁ昔からお前が好きだったんだよ」
ナチス「はぁ、?」
予想を大きく裏切る発言。
???「付き合ってくれないか?」
ナチス「何を言っている、、今は戦争中だぞ!?」
???「返事は終わってからでもいいからよ、」
ナチス「それだと忘れる、、、だから、、まぁ、いいぞ、、、」
???「ぇ!?ok!?」
ナチス「あ、嗚呼//ただし!デートとかは戦後な?」
???「わかった、、約束だぞ?」
ナチス「嗚呼、約束だ」
とても、とても大切な”約束”。
ナチス(懐かしいな、、、そういえば恋人なんて奴もいたなぁ、、)
感傷に浸るナチス。
・・・
思い出話は終わったみたいだ。
ナチス(あ終わったか、?戦争前期までの俺だ、、、)
一連の出来事を見てきてナチスには先ほどの嫌な考えが浮かんだ。
ナチス(本当に、もしかしてだけど、、もしかしてだけど)
ナチス(このドイツとかいう国、、俺の、、、俺の後継者何じゃないか、、?)
ドイツという名前、全てを知っているような口ぶり、先ほどの思い出。
ナチス(俺はあいつとの戦争で負けて俺はもうこの世にいられないのではないか、、、?)
ナチス(此処でこいつを見殺しにすれば後継者もいなくなって敗北も免れる、??)
国として最悪な考えを思いつく。実行すればなんとも薄情な国へとなる。
ナチス(、、、俺は、、、俺は、、)
〜〜〜
現在
〜〜〜
ナチス「ガキ!!!」
悩んだ末にナチスはドイツに手を差しのべる。
ドイツ「!?なんでこっちにくるんですか!!早く引きかえして!!!」
ナチス「んなことどうでもいいんだよ!!!」
そう会話を交わしながらナチスはドイツを水の届かない高いところにのせる。
ドイツ「おわっ、、な、ナチスさん!!」
ナチス「濡れるぐらい平気だわッ!」
ドイツ「で、でも勢い強いし、!!!」
ナチス「ドイツ、だっけか?ドイツ!俺は強いから耐えられる!!安心しろ!!」
ナチスはしたからドイツを持って支えている。今にも水に流されそうだというのに。
ナチス(あー俺何してんだろ、、)
・・・
ドイツ「な゛ナチスさ゛んッ?どこ、、ですか゛!??」
そう呼びかけながら周りを見渡してもナチスは見当たらない。
ドイツ「?、、、ナ゛チスさん、、??」