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「2番怪談(前編)」
kz「廃校舎のオトモダチってどういう怪談なの?」
et「いきなり敬語外すね⋯」
kz「面倒くさくて、」
et「えぇ⋯」
et「⋯「廃校舎のオトモダチ」は8人の怪異がいるの」
kz「多くない?」
et「怪談会議でも誰もが思うよ」
kz「怪談会議⋯?」
et「それは後で話すね」
et「その8人は生前、互いの事しか信じれない人間不信だったの」
kz「さらっと話していいの?」
et「ワタシを仲間に入れた代償を払ってもらうために、ミンナを助けてもらうんだけど」
et「助けてもらうには必ずワタシ達の過去を知ってもらわなきゃと思うからさ」
kz「確かにその方がいいな」
et「で、続けるね」
et「その8人はいじめられてて、そのまま自殺しちゃったんだけど」
et「死んで、怪異になった今でも人間が信じれなくて人を見るたびに怖がって追い出そうとするの」
et「ただ、腰を抜かしたり驚いて足をくじく人間は山程いるからミンナ殺されちゃう訳」
kz「だから会っては行けないオトモダチって呼ばれてるんだな⋯」
kz「それで、怪談会議って?」
et「年に三回、9つの怪談が集って会議をするの」
et「基本的に集まるのは6つの怪談だけどね」
kz「なんで9つが集うのに6つしか集まらないんだ?」
et「3番、6番、9番、この三つの番はあまり自分の持ち場から離れない」
kz「なんでだ?」
et「3番は福リーダーとも呼ばれて居て、重大なことでも無ければ会議に集まらない」
et「6番は学校と神社を行き来するから単純に時間があわない」
et「9番は夜の屋上から動けないから」
et「だからこの三つの番は集わないんだ」
et「時々来るけど、9番は必ずこれない」
kz「⋯9番って1番面倒くさそうだな」
et「⋯そういう事いわないで_!」
kz「1番面倒くさそうだけど、多分1番闇抱えてんだろうな」
et「⋯そりゃそうでしょ、9番は学校の社、動けるなら闇も軽いし、会議にも参加する」
kz「んー、てなるとやっぱ最後かなー」
et「なんで?普通3番目とかじゃないの?この流れだと」
kz「9番が1番情報が無いんだ」
kz「闇に触れるってなると怪談全員から情報を聞いておいた方が、」
kz「9番の役にも立てると思うんだ」
et「⋯kzさんってそういうの考えるんだ」
kz「なんか悪いか?」
et「いや、いつも適当な感じだったから」
kz「いつもつっても出会ったのさっきだろ」
kz「⋯まぁ、初めてかもな、何かを救おうと頑張ろうとするのは」
et「⋯闇抱えてたり?」
kz「どうでもいい悩みなら抱えてる」
et「どういう悩み?」
kz「霊能力が強いせいでグロいものまで見える」
et「へー」
kz「興味なさそうだな」
et「まーね」
et「⋯ついたよ」
kz「⋯教室?」
et「うん」
kz「⋯『2−B』⋯か、」
et「?どうかしたの?」
kz「いや、学校では旧校舎の2−Bは不幸の祭壇って呼ばれてるからさ、」
et「ふーん」
kz「ただ、怪談と関係無いって聞いているんだが⋯」
et「呼び出すんだよ」
et「ミンナは夜に出るビビリだからさ」
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