吸血鬼パロ
黄「何故こんな所に人間が…?」
青「…えっ…と…」
青「迷い込んじゃって…」
黄「ここら一帯は僕のような吸血鬼が住んでいる場所です」
黄「よくここにくるまで襲われませんでしたね…?」
青「おそッ…!?//」
黄「…そう言う意味じゃないですよ
食べられるって意味です」
黄「はぁ…」
黄「とりあえず今日は僕が森の外まで送ってあげますのでもう来ないでください」
黄「貴方の安全の為にも」
黄「…前回忠告したはずでは?」
黄「もうここにきてはいけないと」
青「ごめん…どうしても君に会わなくちゃいけない気がして…」
青「…それに!吸血鬼は人を襲ってはいけないって
決まりがあるんでしょ…?」
黄「…確かに僕たち吸血鬼は人間を襲ってはいけないという法律…規則があります…」
青「だったら…!」
黄「でも!」
黄「稀にその規則を守らず人間を襲う奴だっているんです…」
ドサッ…
青「…ッ」
黄「今此処で僕が規則を破り貴方を襲うかもしれないんですよ…?」
青「君は…」
青「君はそんな事しない」
黄「……会ってから間もない貴方に何がわかるって言うんですか…?」
青「…寂しそうな顔を…してたの…」
黄「……さみ…しい…?」
青「僕を森の外まで送ってくれて別れる時…寂しい顔をしてたから」
黄「何…言って…」
青「ねぇ…」
青「君は寂しくないの…?」
青「ずっとひとりぼっちで…」
ぎゅッ…
黄「…ッ!?何…してッ」
青「ねぇ…」
青「…本当にもう此処にきちゃいけないの…?」
青「君に…会いに来ちゃだめなの…?」
黄「……ッ」
黄「僕が…」
黄「…送り迎えをするんだったら
襲われる心配は無い…かと…」
青「ほんとッ!?」
黄「ですが!」
黄「僕が迎えにくるまで絶対に森に入らないでください」
青「うんッ!」
黄「その…それと…」
青「まだ何かあるの…?」
黄「そろそろ離れません…?//」
青「あッ…ごめッ…//」
青「あっ!ねぇ名前教えてよ!」
黄「そういえばお互いの名前知りませんでしたもんね…」
黄「僕は黄って言います」
青「黄くんね!僕は青!」
黄「青…青…ちゃん…?」
青「ちゃんって!僕男の子だよ!?」
黄「でも青ちゃんがしっくりくるんです!」
青「う~ん…まぁ…いいか!」
青「改めてよろしくね!黄くん」ニパッ
黄「はい…よろしくお願いします青ちゃん//」
おわり
おまけがその内投稿される…かも…?
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