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異世界主従パロ × トラウマ持ち被保護者パロ
恋愛系(BL)
R等なしの予定(1話目なし)
どことくっつくかはまだ決めてません!!
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大きな音が台所に響く
桃「うわっ…最悪…」
青「…大丈夫?」
見られた終わった
青様がバッと勢いよく手を挙げた瞬間、殴られるかと思い目をぎゅっと閉じる
桃「ごめんなさッ」
青「泣かれても…ど、どうすれば…」
桃「えぁ…青様ごめんなさい…」
手を挙げた理由は撫でるためだったらしい
青「てか青って呼んでって言うてるやん」
桃「そんな立場じゃありませんよ」
青「ええから。あと今日赫来るから紅茶用意しといて」
桃「わかってますよ~!!」
嬉しくなって食器棚を開け、コップを探す
青「…俺の分もな」
桃「はい!!」
寂しげな声だったけど、どうしたんだろ
桃「赫様は紅茶ならなんでも好きだったよね~…どれにしよっかな…」
目に入ったアップルティーを取ってお湯を注ぐ
砂糖ふたつとミルクをひとつ入れてスプーンで混ぜる
慣れた手つきで珈琲を作って今日は何も入れずにお盆に乗せた
予備のコップを出してミルクティーを入れる
桃「高かったけど喜んでくれると嬉しいな〜…」
お皿を3つ出して食べたことがないぐらい豪華なケーキをひとつずつ乗せた
もちろん3つ
俺の分まで作れる余裕はなかった
桃「…喜んでくれたらいいな」
青様達に何かをプレゼントすることは初めてで久しぶりに他人にお金を使った。ケーキ屋は高くて買う勇気がなかったため材料をかって作った不細工なケーキ
喜んでくれなかったらと考えると手が止まる
桃「喜んでくれるよ、あの人達なら」
そう呟いてお盆に乗せた
楽しそうな声が奥から聞こえる
桃「…よし…」
重いお盆を持って部屋へ行く
いつもなら数秒の部屋が30分ぐらいに感じるほど緊張している
ドアの横にある棚に1度お盆をおき3回「トントントン」とドアを叩いた
桃「飲み物持ってきました…」
お盆を持ち直してドアを開ける
赫「久しぶりー!!」
まだ気づいていない3人
水「手伝うよ~」
とお盆に近ずいた水っちが「え?」と声をあげた
桃「これ…良ければ…食べて下さい」
そう行って一人一人の前に飲み物とケーキを置いていく
水「あれ、3つ?」
赫「うわ、青さいてー」
青「い、いや俺買ってないで?」
水/赫「え?」
桃「俺が…作りました…不細工なんですけど材料はスーパーとかなんで味は大丈夫かと、」
焦って早口で言うと赫様が急に大きな声で「え、いいの!?」と目をキラキラさせていた
青「でも桃のは?」
桃「俺甘いの苦手なんですよね」
そう微笑んでお金の話をしない、お金の話したら「俺お金ない」ってイメージに変わっちゃうしね
水「待って待って、頭追いつかないこれ僕の?」
桃「そーだけど…嫌いだった?」
水「いやケーキとか食べたことなくて…食べていいのかなー…って」
そうチラチラ2人の方を見て言った
そっか、俺ら2人と同じことしちゃだめだ
桃「あ…えーっと、ごめん」
「後で食べて」とコソッと言ってお盆に乗せた瞬間
赫「今4人しかいないしいいよ?」
水「いいの!?」
目をキラキラさせている水っち
喜んでくれて良かったと笑みがこぼれた
唯一の友達に初めてプレゼント
緊張したけど喜んでくれて良かった
青「んま…」
そうケーキを見つめる青様
赫「いつも食べるやつより全然美味しいんだけど…」
そう目をキラキラさせている赫様
でも水っちの声は聞こえなかった
不思議に感じて水っちの方を見ると
泣いていた
水「生きてて良かった…」
そう鼻を啜りながら笑ってくれた
桃「なんで泣いてんのーw」
そういいながら隣に座って背中を撫でた
水「だって美味しいんだもん」
そういいながらどんどん食べていく水っち
桃「そんな急いで食べなくていいからゆっくり食べて?」
心配になってフォークを握っている手を握った
青「ありがとな桃」
桃「全然大丈夫です!!」
ニコッとこちらに綺麗な笑みを見せ、赫様を次に見た目は真剣なまっすぐな目だった
赫「進展あったとか言ったらぶん殴るからね?」
青「ないわ、立場違うしムズいねん」
赫「同じとこに住んでるだけマシでしょ酷いなぁ」
なんの話なのだろうか
気になるけど聞いちゃダメな空気してるし
水「いいじゃんもうお泊まりしていいでしょー?」
そう言いながらケーキを食べている水っち
聞いて…いいのかな
桃「お泊まりって…なんですか?」
青/赫「気にすんな/桃君をこっちの国にお泊まりさせようって話」
桃「…え、え??」
お泊まり?なんで急に…
赫「青まだ言ってなかったの?」
青「桃は知らんでええやろ、俺が決める問題や」
別にどっちでもいいけど…という考えが頭の中に出てきた
自由に過ごせるなら青様がいなくても大丈夫だし
赫「それでも意見は聞かないとでしょ」
喧嘩口調でびっくりしてしまった
笑いあっていたので仲がいいものだと思っていた
青「…桃はどっちがええ?他の人らと過ごすか、あっちの方に泊まるか」
桃「どちらでも大丈夫ですよ、青様が決めて大丈夫です」
微笑みながら言うと
赫「ほら、遠慮した」
青「なんやねん俺間違ったこと言うてないし」
このままじゃ喧嘩に、と思ったが口を開ける前に「なぜ自分のことで喧嘩が起きるのか」という疑問が出てきた
もしかして俺嫌われてる、?
要らないから向こうの国に泊まるということにして捨てる
もしくは要らないが掃除ぐらいならできるだろうと下の位にする
どちらとしても怖かった
できた居場所は勘違いだったのか
また殴られたり性行為を押し付けられるのか
桃「ごめんなさい、洗い物を思い出したので失礼します」
赫「はーい」
少し不思議そうにこちらを見つめる赫様を数秒見つめ部屋を出た
赫様も前みたいに扱うつもりなのか
考えながら1歩踏み出すと
く でも田村が
それだけが廊下に響き渡った
桃「田村って…」
ガシャンと大きな音が響きドアが閉まる
田村「最近さぁ、田中と近くないか?」
桃「すみません…」
田村「わかるやんな?」
桃「…はい、させて頂きます」
俺はあの時人生最大のストレスを抱えたせいで不安障害とPTSDを患った
性行為
暴力
写真の拡散
精神的苦痛と肉体的苦痛の被害を受けた
それがもし帰ってくるなら
桃「…」
繰り返されるなら
もういっその事死んだ方が
水「桃ちゃん?」
水っちの顔を見て涙がこぼれた
死にたくない
こんなにも大事に扱われて
でももう要らないのかな
桃「ねぇ…助けて…」
声を振り絞って出た言葉は助けの言葉だった
まるで、青様が閉じてくれた扉が
再度開いたような感覚だった
次回♡50or出来次第の投稿
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