テラーノベル
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今日は何かがおかしい。いや、行為自体に変わったことはないんだけど、やけに前戯が長い。💜「んぅっ…照もういいってっ…」
💛「だめ。まだ我慢して。」
💜「なんでっ…いつまでやんだよっ…」
前戯だけでもう数回はイっていて既に限界を迎えていた。
💜「もういいからぁっ…無理っこれ以上無理っ…」
💛「まだ挿れてもないのにもう無理なの?…仕方ないなぁ」
やっと終わらせてくれ、照のモノがあてがわれたと思うとゆっくりと中に入ってくる。
💜「ん…っ!や…っああぁっ♡」
💛「あれ、ふっかもうイったの?」
💜「えっ…なん゛でっ…」
一瞬なんでかと思ったが、あんだけ前戯で焦らされまくったのだから敏感になっているのは当然。あれは照の魂胆だったんだと気づいた時にはもう遅く照のモノが奥までぐーっと押し込まれ、気持ち良いところをグリグリされて何度もイってしまう。
💜「ひかるっ、むりぃっ♡ だめぇっ……!っイくっイくっ…イ、くっ!あぁっ…♡」
💛「奥好きだよね、そんなに気持ちいい?」
💜「あっ…♡はぁーッ…きもち、い゛っ……」
💛「じゃあもっと奥突いてあげる」
そう言い俺の腰を持ち上げギリギリまでモノを抜かれたかと思うと一気に奥に入ってきて激しく突かれる。
💜「ひ、あ゛ぁぁっ…らめぇええ゛っ♡ひかるぅっ……」
痺れるほどの快感に脳が追いつかず照のモノを締めながらイってしまい、そのまま意識が薄れていく。照の熱い白濁液が流れ込むのを感じた後、完全に意識が途絶えた。
目が覚めると、窓の向こうにはうっすらと朝の光が差し込み始めていた。
脱いでいたはずの服は、気づかぬうちに丁寧に着せられていて、あれほどぐちゃぐちゃだったシーツも、いつの間にか綺麗なものに取り替えられている。微かに香る柔軟剤の匂いと、まだ残る身体の熱に、昨夜の記憶が静かに甦ってくる。
時計を確認しようと身体を起こしかけた瞬間、全身にズンと重く鋭い痛みが走った。
💜「い”ってぇ……」
思わず呻くと、隣から布団の音と共に聞こえる優しい声。
💛「ん…おはよう、ふっか。身体、大丈夫?」
瞼を開けると、少し眠たげな目をした照が、穏やかに微笑んでいた。
その顔に文句のひとつも言いたくなって、ふっかは顔をしかめながらぼそりと呟く。
💜「心配するくらいなら、最初から優しくしてくれよ…」
すると照は、ふっと小さく笑って、ふっかの額にキスを落とした。
💛「……俺なりには、優しくしたつもりだったんだけど」
💜「あれのどこが優しいんだよ…」
💛「えーひど。前戯から丁寧にやってたのに敏感になって腰逸らしながら何回もイってたのふっかでしょ」
照の魂胆だとわかっていても、まんまとそれに引っかかってしまった以上、もう何も言えなかった。
悔しいけど、嫌じゃない自分にも気づいていて、なおさら何も言えない。
ふっかは小さくため息をついて、照の胸に額を押し当てる。
そのままゆっくりと目を閉じると、背中にまわされた大きな手が、ぽんぽんと優しく肩を叩いてくる。
💛「……今日はもう、ゆっくり寝てていいよ」
その言葉に甘えるように、ふっかは小さくうなずき、また眠りについた。
🕊 𝕖𝕟𝕕 𓂃 𓈒𓏸 💗
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