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リクエストありがとうございます😭
初リクエストで、物凄く嬉しかったです!!
リクエストお待ちしております!!
QuizKnock編集部。
静まり返ったフロアで、山本はデスクの下、握りしめた2枚のチケットを何度も確認していた。
最新のプラネタリウム。それも、カップルに人気の「ペア専用プレミアムシート」のチケットだ。
遠巻きに、伊沢、ふくらP、河村、須貝が、作業をしているふりをしながら固唾を呑んで見守っている。 (((いけ、山本……! 今日こそ決めてくれ……!)))
ymmt「……あの、鶴崎さん。今度の休み、もしよかったらここに行きませんか?」
隣で難解なパズルを解いていた鶴崎が、ふいと顔を上げた。
山本は心臓の鼓動が漏れていないか不安になるほど緊張しながら、パンフレットを差し出す。
ymmt「チケット、たまたま手に入ったんです。……二人きりで、ゆっくり過ごせればな、なんて」
山本の視線は真っ直ぐで、声は少し震えている。それを見た須貝が、小さくガッツポーズをした。 しかし、鶴崎はパンフレットを覗き込むと、一点の曇りもない笑顔を山本に向けた。
trsk「わあ、すごい! 山本さん、ここ最新の投影システムを導入したところだよね。……僕がこれに興味あるって、どうして分かったの? 嬉しいよ、ありがとう!」
ymmt「え、ええ。……まあ、鶴崎さんなら喜んでくれるかな、って」
山本は期待に胸を膨らませた。しかし、鶴崎はスマホを取り出すと、さらに追い打ちをかけるように画面を見せてきた。
trsk「あ、そうだ! プラネタリウムの後、ここ食べに行こうよ! ずっと食べてみたいんだよね、ここの限定メニュー。落ち着いた場所の方が、仕事の息抜きになるでしょ?」
画面には、予約困難な隠れ家風のイタリアン。
間接照明が美しい、誰がどう見てもデート向けの店だ。
ymmt「……ここ、ですか? あの、すごく雰囲気がいいお店ですけど……」
trsk「うん! ここなら周りを気にせず、さっきの星空についてもじっくり語り合えるしね。山本さんと行けたら、絶対に楽しいよ!」
そう言って、鶴崎は身を乗り出すようにして山本の顔を覗き込んできた。
眼鏡の奥の瞳が、至近距離で山本を真っ直ぐに見つめている。 あまりの密着度。吐息がかかる距離。
伊沢が「……あいつ、無自覚に何やってんだ。殺す気か」と頭を抱える。
山本は、もはや爆発寸前だ。
ymmt「……それって、どういう意味、ですか……?」
trsk「え? 山本さんって本当に気が合うし、一緒にいて一番リラックスできるんだもん。当日は楽しみにしてるね!」
満面の笑みで手を振り、意気揚々とデスクに戻る鶴崎。その背中には、山本の「恋心」なんて1ミリも届いていない。
【一時間後】
ymmt「……伊沢さぁぁあん……!!」
編集部の片隅で、山本は伊沢のジャケットの袖を掴んで泣きついていた。
ymmt「もう無理です……! 限界です……!!」
izw「わかった、わかったから。袖が伸びる、離せ山本」
ymmt「聞いてくださいよ! ペアシートの後に、あの人が『ここ食べに行こう』って出してきた店、めちゃくちゃムードある店ですよ!? なのに『仕事の息抜き』ですよ!? あの人、僕を狂わせようとしてるんですか!? 絶対わざとですよね!?」
izw「……いや、あいつの場合は100%天然だ。お前のことを、非の打ち所がない『最高の仕事仲間』だと思い込んでる」
ymmt「ですよね……。でも僕の心臓は、もう4回くらい止まってるんです。伊沢さん、教えてください。どうすればあの『仕事仲間』っていう鉄壁の方程式を崩せるんですか……!?」
そこへ、河村と須貝もそっと近寄ってきて、山本の背中に手を置いた。
sgi「山本……頑張れよ。俺たち、全員お前の味方だからな」
kwmr 「あの鉄壁を崩すには、もはや数式じゃなくて物理的な衝撃でも与えない限り無理かもしれないね……」
ymmt「うあああ……っ!!」
仲間の温かい(?)励ましを浴びながら、山本は再びデスクに深く沈んでいった。
(おわり)
コメント
2件
こちらこそ有難うございます!!😭またリクエストもお待ちしてます!

ありがとうございます!!!!!!最高です!!!!!!可愛い!!!