シェアする
「嫉妬の権利」
メッセージを送り、返事を気にしてスマホを握りしめていると、 晴(はる)さんから返信があった。
晴さんはこれからほかの人との面談が入っていて、その後でもよければ会えるとのことだった。
それでもいいから会いたい、と連絡して、学生マリッジサポートで待たせてもらうことになった。
受付をして待合室に入ると、壁際のソファに、女子高生とそのお母さんらしき人が座っている。
「……それで、相手にデートを断られた時、自分を否定されたような気持ちになったの。すごく落ち込んでさー」
耳に入ってくる話だと、女の子が頑張ってデートを申し込んだのに、お相手に断られてしまったらしい。
(みんな苦労しているんだ……)
やっぱり結婚活動は難しいんだ、と思いながら、あいているにソファに座った時、女の子のお母さんが言った。
「大丈夫?疲れたんなら、お休みしてもいいんだよ?」
「ううん、大丈*******
*******
*************
*************************
**********************
*******************
*********
********************
続きはVIPプランで読みましょう
10,000以上のストーリーが読み放題
VIP限定ストーリーが読める
広告表示なし
いつでもキャンセル可能。