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※捏造・年齢操作・妄想あり
色々と捏造設定あり&自己満妄想があるのですがご容赦ください。
みのりと出会い話です。
男主人公は自分投影してるから本当は半分妄想半分捏造です。
このシリーズにはプロセカキャラとは接点がないので見たくない人は回れ右でお願いします。
完全に自己満で色々妄想しているがもしよかったら読んでください🙏
注意事項
・初投稿になるため駄文です
・オリジナル主人公
・夢小説、妄想恋愛小説
・色々と捏造設定あり&自己満妄想がある
・都合のいい展開、設定
・みのりとラブラブするだけの話
[chapter:桜と春風の出会い]
彼女を知ったその日、僕は初めて「恋」を知る。
初めてみのりを知ったのは高校1年の夏。元々アイドル好きな僕は当時開かれたMOREMOREJUMPのワンマンライブに行った、特に興味が湧いたのはみのりだった。可愛らしい容姿にとろけるような甘くて可愛い声、明るくて元気いっぱいなところ、少しドジでおっちょこちょい面白いところ、全てが愛おしいだった。純粋で優しくて他人思い、挫けずに何度も立ち上がる姿、一生懸命頑張ってる姿、特に希望と笑顔を届けようとするは何より輝いて眩しかった。
その顔、その笑顔、その仕草、脳内に焼き付けて一生忘れないくらい素敵で可愛かった…一目惚れしたみのりのことが頭から離れなくなる。彼女は僕にとって太陽のような、天使のような存在だ。
あの日から、僕は心を奪われた。
今あんなに女の子に夢中になったことは今までなかった。僕はアイドルが好きなんだが、あんなに信じられない衝撃を受けたのが初めてだった。女の子のかわいさに関して、あれを超える衝撃は未だ他にない。
今あまり他人に興味を持たなかった僕にとってみのりは自分の白黒だった日々を彩らせてくれた唯一の存在だった。真っ暗闇の中1人で彷徨ってて消えてしまおう時にみのりが進むべき道を照らしてくれた光なんだ。みのりと出会ってから世界が変わった。
当時はまだあまり知られていないアイドルだったが、僕はすっかりみのりファンになった。僕はこのあとライブ、握手会、ファンミーティングとかみのりに会えるのなら何かあっても行かなきゃと思った。僕はみのりのことしか考えられなくなっていた。みのりを見るたびに心臓がドキドキとして、我を見失いそうになるのだ。この気持ちは一体どんなものなのだろうか。気になって落ち着かない。モヤモヤとする。
アイドルに恋愛感情を抱くのが行けないと知っていたのに、この気持ちがどうしても抑えきれないのだ。そう、あの日までは。
そして、運命の日がやってきた。
僕は高校を卒業し、都内の大学に進学した。今日は入学式ということで今日から僕も大学生だ。桜並木が満開を迎えた4月、僕は期待と不安を胸に秘めて大学生活に臨んでいた。
桜の花びらが風に吹かれてひらひらと舞い続ける
入学式の帰り道、桜並木の下を歩くと、その中で、ふと一人の女の子が目に留まった。
「みんなー!おはようー!」
明るくて元気な声が聞こえてくる。ふと振り向くと、茶髪セミロングに灰色の目、ピンク色の半袖ワンピースを着ている可愛い少女が目に映った。
「みのりちゃんだ!」
「嘘!あのモモジャンのアイドル?うちの大学に?!」
「知ってるけど本人は初めて見た…マジで可愛すぎる!」
「俺実はファンなんだぜ!」
周りの声が耳の奥でこだましている。
手を振って笑顔で挨拶してくれる彼女は桜よりずっと素敵だった、高校生の時よりもまた少し背が伸びて、少し髪が伸びて、少し大人になって、少し肌が白く眩しくなって、誰もがほっとけないような程に綺麗で可愛い女性になった。
目の前に女神が現れた。最愛の推しの花里みのりと同じ大学に通うなんて、夢なのだろうか奇跡なのだろうか、僕は一時思考停止してしまった。
みのりは誰に対しても距離感が近く親しく接し、明るく振る舞うから、まさしく愛される存在だ。その彼女だからこそ、僕なんかが声かけていいのかな?と思ってしまう。
僕らは正反対の存在、みのりが光、僕は影ならがみのりを応援し続ける、それがいいのだ。贅沢な願いだけど、これからもみのりに会えるだけで十分なんだ。
「ーーー」
「…あの」
「…大丈夫?」
耳元で囁かれた言葉が、まるで優しく背を撫でられてむず痒くなって、僕は赤くなった頬を隠すために手に顔を埋めた。
「驚かせちゃってごめんね、さっきからぼーっとしちゃって、大丈夫かなって」
気づけば、みのりが僕のすぐ隣に来てしまった。僕は情けなく震えながら、一生に一度のチャンスを逃さないために緊張しながら言葉を紡いてみせた。
「ああああの、ぼぼぼく、伊藤澄海ともうしゅます。お気遣いいただきありがとうございます!」
緊張のあまり、色々噛んでしまった。
声をかけると、みのりは笑顔が綻ぶ、可憐な笑顔を向けた。
「あはは、緊張しすぎだよ!あと硬すぎなんだよ~とにかく大丈夫で良かった~!
あ!挨拶遅れてごめんね!花里みのりです!こちらこそ、よろしくね!」
その瞬間、僕の心臓が跳ねた。ドキドキが止まらなくて心臓が弾き飛びそうになった。
「みのりちゃ…いえ…花里さん、実は僕大ファンなんです!覚えもらえないかもしれないけど、ワンマンからライブ毎回行ってました…こうやって会えてとても嬉しいし光栄です!」
オタク全開してしまった…と思うつつみのりが予想外の反応をしてくれた。
「そうなの!えへへ、いつも応援ありがとう!
あなたの顔覚えているよ!前回も来てくれたんだね!あとみのりでいいよ♪」
って言いながら僕の手を握ってくれた。
こんなに近くでみのりに手を握られながら目が合って話出来るななんて僕はもう幸せすぎて失神寸前だった…
「顔すごく赤いよ、えへへ、まるで昔の私みたい♪」
「えっ」
「私、小さい頃から遥ちゃんの大ファンだって知ってるよね。最初の頃は遥ちゃんに見るとさっきのあなたの反応とそっくりなんだよ。えへへ、まるで昔の私に出会ったみたい///」
「ある意味私たち、似た者同士なんだね。だから、これから同級生だし、もしよかったら仲良くしてくれないから?」
みのりが気さくに声かけてくれて誘ってくれるなんて思いもしなかった、僕は二つ返事と答えた。
「もちろんです!こんな僕でよければぜひよろしくお願いします!」
「えへへ、今ならちょっと遥ちゃんの気持ち分かっちゃう…なんて♪」
「私は堅苦しいのが苦手だから、敬語はやめて欲しいな~あとあなたの下の名前で呼んでいい?」
「はい…ええ、もちろんだ、これからもよろしく…!」
「こちらこそ!ああいけない!練習に行かないと
>< じゃ私は先に帰るね!またね~!」
そう言いながら彼女は笑顔で去っていた。常に元気で笑顔を絶やさず、誰に対して明るく照らす太陽のようなみのり、本当に天使で女神みたいだ。
「羨ましいな」
「運のいいやつだぜ」
「俺もみのりちゃんと仲良くなりたいな」
周りから羨望の眼差しを受けながら僕は苦笑いして逃げるように走った。
「……はぁ、本当に……恥ずかしいな………でも、みのりと出会って、さらに仲良くなれるかもしれないなんて、もう一生分の運使ったよ…みのりずっと推しててよかった、これからもずっと推していくよ!」
奇跡と偶然が重なって、僕は推しのみのりと同じ大学に通おうになった。僕のセカイはたくさんの花が咲いた。
これが僕の人生で最も幸せな一日だった。