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シオドールが護送馬車の檻で囚われの身となる中、
コールドの命令により、別荘にあった2つの馬車は部下達が持ち帰り、
ノアとラザフォード、アリシアとティアラの護送馬車がシオドールの護送馬車に連なって走る。
その隣を高貴な馬の手綱を引いたコールド、クルドア、ルナイトが一台ずつ監視した状態で馬を御する。
シオドールはそうした過酷な状況下で静かに両目を閉じ、悔やむ。
――――俺は結羽の命、体が大事だと苦渋の末、自らコールドに捉われる道にいくことを決断した。
――――だが、結局、倒れるまでの魔力を使わせてしまった。
――――ほんとうならば今すぐアリシアの元へ行きたい。
――――しかし、命は助け牢には入れないと誓ったコールドを信じ、託す他ない。
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