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「おっじゃまっしまーす!!」
白「(小声で)あっこいつまた勝手に入ってきて……」
「だ、だれですか!?」
兎「ふふん、私は兎川ゆい!君を救いに来たんだよ☆」
「救うってどういうことですか……?」
兎「そのままの意味さ!君は1人で苦しむ必要は無いんだよ!私たちは仲間なんだから!」
「あなたたちは一体なんなの……?」
兎「ん?私たちは天使だよ!」
「天使って……そんなわけないじゃないですか!だって羽根も無いし羽もないですよ!」
兎「ああこれね!これは人間の姿になって地上にいる間はこの姿のまま過ごす必要があるからだよん!」
「へぇ~そうなんですね。すごいや」
兎「信じてくれたかい?嬉しいぜ!じゃあさっそく私の秘密を明かしてあげるよ。実は私は天才ハッカーなんだ」
白「はいダウト。あなたそんなこと一度も言っていないじゃないですか」
兎「だってしょうがないじゃん。こんな状況初めてなんやぞ?頭混乱するやん」
白「とにかくあなたは黙っていて下さい。それより宇津木さん、どうして他の人たちが死んだのか教えてくれませんか?」
「別に話しても構わないけど……信じるかどうかは自分で決めてね」
白「分かりました。では聞かせてください」
宇「私にも聞かせてくださーい」
兎「聞いてやるから早くしろ」
「分かった。まず最初に私が覚えているのは、とても広い真っ白い空間にいる事だった。周りを見渡しても誰もいないし声を出しても返事はない。ずっと孤独感を感じながら歩き続けたら扉を見つけたの。それを開けた先に広がっていた光景を見て私は思わず絶句してしまった。そこには大勢の人が血を流して倒れていたの。しかも死体の状態を見る限り全員即死しているようだった。その時になってやっと自分がとんでもない場所に来てしまったんだって理解できた。急いでその場を離れようとした時、どこからか銃を持った男が現れた。そしてそのまま男はこちらに向かって発砲してきた。銃弾を避けようと必死に走り回ったけど結局撃たれて. . 」