テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
あの子の声も、笑ったときに細くなる目も
触れた指先の温度も
全部、大切で、愛しくて。
でもそれを誰かに話した瞬間、
「やめなよ」って軽く言われたり
面白がられたり
引かれたりする未来が
簡単に想像できてしまう。
だから、何もなかったみたいに笑う。
ただの“仲のいい友達”のままでいる。
そうしてるうちに
ほんとの気持ちのほうが
間違ってるみたいに思えてきて。
怖いのは、否定されることよりも、
その言葉を聞いて、
自分でも「そうかもしれない」って
思ってしまいそうな自分だった。
それでも、
あの子の名前を心の中で呼ぶたび、
この気持ちは、やっぱり消えてくれなかった。
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