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ふたたび、良仔は「いい加減」な仕事を探し始めた。
しかし、また大学に戻り、事務所に行った。「アタシはポーズを勝手に変えるいい加減なモデルと言われたんですが、学生さんはアタシの顔を完璧に描いてくれるんですか?」あれもこれもと、言ってやりたい事が溢れかえり、頭に血が登っていた。
そこへ70歳は過ぎていると思われる老人が来た。
「何を騒いでるんだね?」「あっセンセイ、」事務所の女性から察するに教授のようだった。彼女はいきさつを説明していた。
「あんたなかなか面白いね。アタシの教授部屋で自由に喋んなさい。お茶も有るし…」
良仔は怒りが納まら無かったので、教授部屋で、ひとくされ話そうと思った。