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キヨさん練習用

DEAD LOOPの小説をどうにか書きたい

そんな練習です。

あの長い動画を観て描いているので、

小説もクソほど長いです。

ほんとに2、3時間の映画見始めるくらい暇な時に見てください。

十話くらいになります。((多分

日本語あやふやでーす





〝DEAD LOOP〟

という名のゲームを皆さんは知っているだろうか。名前的にはホラーっぽいが、

情報などザラになく プレイした人間は口を揃えて、『とてもリアルなゲームだった。だがもう二度とやりたくない』

と、本当に口を揃えて語るらしい。

所謂、曰く付きのゲーム。こんな評判がよくそして悪いゲームに出会えるなんて心底、この世に生まれていてよかったと思う。それがどんなものだろうと。

俺は実況者のキヨ。2000をも超えるゲームを制覇した古参実況者だ。そんな俺は今、先程説明した曰く付きゲームの前に立っている。なぜそんなヤバメなものを持っているかって、?知らねぇよ、

勝手に送りつけられたんだよ、くそが。

何十年とYouTuberとして生きてきたが、

このカセットはなんとも威圧感がある。こんな物は初めてだ。怖いとはいえ、

少し楽しみな自分もいる。だって

『二度とやりたくない』というゲームなんだ、その考え覆したくない、?

一人だけ『もう一回やりたい!!ってか続編作れ!!!』って奴がいたら、

面白くない??という感じで何の気なしにカセットをゲーム機にセットした。

後々の非現実を、その時予想していなかったからだ。

ky『っし、今回は動画撮るつもり無いしもう起動し‐ちゃお、』

そう言って、ぽちっと電源ボタンを押した。全てを信じ込んだ感じで、何の疑いも持たず何時ものゲームを開くテンション感で。無音で開いたゲームに俺は少し違和感がした。何も映っていない。

化粧の一つもしていない、よくファンに弄られる俺の顔と〝DEAD LOOP〟の文字が小さく右下に書いてあるだけ。

バグか?それとも、デビューに騙された?ホントは何も無い、ただこの画面が映るだけのゲーム的な?

確かにそりゃ、一生やりたくなくなるわ

現時点で俺辞めたいもん。

ky『……なにこれ、詐欺?いや金は払ってねぇけど』

そう声に出した瞬間、画面がさらに暗くなった。いや、其れは違う。

〝俺の視点が暗くなっている。〟

寝る前の瞼の重み、それと何処からか来る頭の痛さ。視界は、段々着々と暗転して靄がかかっていく。

今日の体調は完璧、プレイする前にこんな状況になるのなんて想定外。

気絶か、?それとも、ただの寝不足?

ky『んぁ…?だ、…めだ…こ、れ…』

瞳孔が強張って小さくなっていく

身体も、脚、腕、筋肉と力がなくなって意識があるのに体が動いていない。

金縛りのような状態に、目の前のゲームを辛うじて見上げた。変わらずの真っ黒の画面、顔を上げる筋肉が働かなくなって目だけをこちらに向けた俺の顔。

その画面が、少し笑っているように見えた。意識が遠のいていく。

ky『…、……ぅ、……』

眠たいわけじゃないのに…視界が完全になくなった。なんなんだよ、くそっ、


………。体が動かない。さっきとは違く、

動かそうとしたって手足があるような

感覚が全くと言っていいほどない。

まるで、意識だけの植物人間になったような。妙な感覚だった。

周りには誰もいない。否、まだ俺は

瞼すら開けていないのかもしれない。

それならこの、光の一つもない真っ暗な世界に説明がつくだろう。


『これより、

___〝ゲーム説明を行います〟』

急な重低音が鼓膜を震わせる。急なことに物凄く驚いた。

……じゃなくて、ちゃんと頭だけでも実況を…、意味はないけど…。

急になんらかの音声が発せられた。

重く響く声で、でも俺の中だけに響く感じ、言えば、何かの漫画とかでよくある頭の中に直接話しかけられる感覚…?

いや、こっちのほうが意味分かんないか

というか、ゲームの説明ってなんだ?

あのゲームは詐欺であって始まるはずはないと思っていたのだが………

やはり、意味がわからない…。

そもそも、この声は誰なんだ人間に似た声なんだが感情がないよな。

『貴方にはこれから

ゲームの世界に入っていただきます』

謎の音声は続けられる。ゲームの世界?

そういう設定なのか?だとしたら今はどこ?!ゲームの世界でも、現実の世界でもなさそうだけど…?!ゲームに入るのは意味分かんないけどもしそれが本当ならゲームに入ったうえでの説明じゃないの?!中間なの?!何その世界線?!

ってまた実況を妨げちゃった……。

普段のテンションじゃ駄目だね、この手のゲームは。

『このゲームは一度プレイすると

クリアするまでやめられません。』

は…、?そもそも俺プレイすらしてないんだけど?強制、?始めたら即

ゲーム説明、…?まずちゃんとした原理を頂戴…夢なのか現実なのかわからなくなっちゃうから!!

パニックになる俺に、無機質な声は

まだ説明を続ける。それより先に此処は何処なのか問いたいところだが、会話できなさそうなのでやめた。

『貴方には様々な死が降りかかります

このゲームのクリア条件は唯一つ

その死の元凶を退けることだけです。』

……はぁっ…?

死が降りかかるっ?その死を退ける?

意味がわからない、それに完全に始まる流れじゃないか。ひとっこともやりたいなんて言ってないし、こんなゲームなんだと知っていたら起動さえしていなかった。ふざけんな。

完全にこいつの手のひらの上で踊らされていたってことかよ…もっといえば、

頭いい~!ってチヤホヤされていた俺が

完全に騙されたってこと、いろんな意味で名誉に傷がつく。

『先程も記述した通り、

死の元凶は様々です。それを必ず

全て退けてください。』

『追記:ゲームを放棄することはできません。クリアをするまで永遠に抜け出せません。』

いや待って、やらないっていう選択肢とかないの?絶対やりなさいタイプ?

義務教育タイプなのね、いや、放棄するかしないかくらい好きにさせて。

ただでさえ無理やりこの話聞いてるんだから。100万円買わなきゃ終われません

ならぬ、クリアしなきゃ永遠に抜け出せません!!じゃないのよ。

重いのよ、ペナルティが!!

てか、何なんだよこれ、ハンターハンターのグリードアイランド的な世界線?

あのゲームの中に入っちゃうやつ、

確かにこのDEAD LOOPも入手困難らしいし、死ぬし、ってことは絶対製作者

ハンターハンター好きなんだろ、俺も好きだからすぐわかっちゃったよ。

『貴方の精神が壊れれば、

実質のGAMEOVERとなります。』

あぁ、もう、大好きな作品の話してるんだから、今割り込んでこないで。

ってか、精神が壊れるまで……?

俺のメンタル鋼より硬いけど、もしかして、このゲーム楽勝クリアなのでは?

殺されたって、どうせは生き返る訳だし

普通にさくさくパンダなのでは?

『貴方はゲームの世界では、

ゲーム配信者である「キヨシ」として

活動し行動していただきます。』

キヨシて、完全に俺の実況してる

顎ながイケメンのバカゲー『学園ハンサム』の俺の名前じゃん。じゃあ俺のことも好きなんじゃん、製作者。

お前の好きな人間っていう存在に免じてここから俺を出してくれ。ていうか、

好きじゃなくてもいいから、この謎空間から出してくれ、。

『では、この後はプロロ‐グとなります』

俺の心配を拭いきれないまま、彼の話は進んでいく。完全に始まる、というレールに乗っているということに今さら気づいた。案外、願えばでれるのかと思っていたからだ。この音声がそう告げると、

次第に視界にまた靄がかかり、

何者かの声が聞こえてきた。

先程とは違う、人間らしい声だ。

『現在、この付近でとある事件が起きています。』

鼻にかかる、決していい声ではない

声色だった。失礼だが、実際はそうだ。

『通り魔殺人。

犯人は無差別に人を襲い、被害者は

顔に紙袋を被させられ、鈍器のような

もので顔を滅多打ちにされるらしいです。』

急な物騒な言葉に一瞬引っ掛かったが、重大そうなことはいくつか聞けた。

『無差別』『紙袋』『鈍器』

これらの事は頭に入れておいたほうが良さそうだ、多分俺はこの殺され方を良くされるっぽいし、この文章的に。

『ここ何ヶ月かで4件も事件を起こしているんですが、今のところ逮捕されては居ません。』

この口調から言って、今喋っているこいつは、テレビのナレーションとかではなさそうだ。言葉選びが合っていなさすぎる。つまりは、俺か、俺の仲間と言える人物…?なのだろうか。

『手掛かりとなっているのは、ネットに上がった一つの数秒の動画。

事件現場から去っていく怪しい人物が撮影されている内容で、黒いスーツ姿に自身も〝紙袋で顔を覆っている〟という不気味なものでした。』

たしかに其れは不気味だな。まぁこの感じからして、その殺人犯の特定と跳ね除けが、このゲームの目標か。

てか、その犯人バカじゃね?自分が人殺してる姿撮影されて、それをネットに投稿されてるって、そいつも殺せば、

騒ぎにはならなかったものを……

『現在も逃亡中の犯人に、

世間では様々な考察がされています。』

考察なんて要らないだろ。人殺してるのには変わりねぇんだから、さっさと捕まえるに過ぎたことはないだろ。

『そして___

その特徴から現在ではこう呼ばれるようになりました。』

なんだ……?紙袋かぶってるから

紙袋男とか…?いやそんなおもんないことあるわけないか、。





『通称__袋男』


……、やばい、ゲーム製作者と同じような考え方すぎて突っ込みしづらい…

ダサいとも、いいね!とも言えない空気にされている…いや実際この空気にしたの俺なんだけど。

ky(うぁ……ッまた…、ねむ…ッ)

この感じからしてもうこの、中間世界とも現実世界ともお別れということだろう。ったく、この後どうなるかなんて知らんが、ゲーム終わったら製作者に文句言ってカセット問答無用で捨ててやる。

俺の大事な時間返せよな、。

俺の視界いっぱいに文字が映し出される。


DEAD LOOP.


その自筆は俺のこれから流れ落ちるであろう血液と、同じような色だった。





次に俺が目を開けたとき、現実の自身の部屋ではなく、すべてが四角と直線で構成されたような見慣れない部屋だった。

前に見えるわ、ノートパソコン。回らない頭で理解するに、配信中だろうか、。

周りには、見知らぬ何人かの人がいる。

誰だ…?この世界で言うキヨシ……俺の仲間という設定の人間たちか…?

ky『……は…?』

手を見るとやはり俺であり俺ではないようだ。デフォルメされた可愛らしい指。

見る感じ服はジャージを着ているみたいだ。ドット絵のゲームなのか少しカクついていた。

ぇ…?!なにこれ…?!

頭ではなんとなく理解はできるが、

それを納得しようとはしない。当たり前だ、別世界に転生…?意味わからんだろ

?『…と、まぁこれが今話題の

「袋男」の噂っすね~』

先程のプロロ‐グで発せられた声色と同じ

鼻にかかる声が隣の男の口から出される。金髪の男はやはりナレーターという立場の人間ではなさそうだ。こんな、チャラっちぃナレーターなんて、いるはずもないから。

?『いちお‐、知らない人にもわかるように説明したわけなんだけどぉ』

うっざい喋り方に、うっざいキャラデザ

決してこんな奴好きではないが、此奴に対しての謎の信頼性…みたいなものを感じた。長い付き合いなのかもしれない。

『つ‐か、まぁじやばくねぇ?

こんなに事件が長引くなんて最初は

思ってなかったよなぁ』

そしてケラケラと笑い出す。耳にデカいピアス開けてるし、絶対問題起こすだろ

好きな食べ物?おんなぁ~とか言ってそうだもん。完全に偏見だけど。

…というか、一番不思議なのがあんだよな、俺はコイツのこと知らないし、

登場人物に対しての説明とかないから

お前誰だよ、っていうツッコミから入るのが定番なんだが、なぜか俺には

こいつの名前がわかった。

この世界の設定上、〝仲間〟にしたいからかもしれない。

こいつの名前は、「北崎リョウ」。

(以後はryと記述させていただく)俺のパートナー的存在、という設定だ。

簡単に言うと、配信仲間とか相棒。

こんな奴が相棒だなんて、現実の俺からしたら最悪だけどな。なんども、燃えてそのたびに頭下げそうだわ。

ry『んで?キヨシ、おめぇはこの

都市伝説ど‐思うよ?』

隣にいたリョウは、目線を俺に向けてにやりと笑った。俺と此奴、全く反対の性格のようだ。リョウは俺より女好きそうだが、俺よりは叫ばなさそうなイメージが勝手についている。初対面だが。

ky『は…?俺、?』

俺、ことキヨシに話しかけているのは誰であろうとわかる。でも、待ってくれ

まだこの世界に慣れていないんだから、少しは優しくしてくれてもいいんじゃないか。喋り方とか、接し方とか分からないだろ!!

ry『あぁ、おめぇの意見聞かせてくれよ‐』

ky『知らねぇよ。てか、なんだ袋男って…、下ネタ、?』

咄嗟に思いついた、金玉袋男という言葉につられて、ツッコミとは言えないツッコミをする。リョウは、呆れたように

小さなため息をついていた。目の前に映る、配信中と思われる画面には、

〝キヨシ?!ww〟〝あぁ、ついにキヨシもこっち(下ネタ)の道に…〟

〝くだらねぇ、下ネタ言うなやw w 〟

とか勝手にほざいていた。喧しいわ

お前ら、俺が何と言おうが俺の勝手だろ

ry『だぁから連続殺人鬼だって~

お前何も聞いてねぇな?さては、w』

黙れ、急にそんな話振られてもわかるわけねぇだろ、。最初っから真面目に聞いてたら、何かしらは言えるわ。

…っていうか、普通に目の前のこいつと話しているが、マジでこれゲームの中なんだよな、?AIにしては、会話が容易すぎやしないか?見覚えのある部屋じゃないし…。訳わかんねぇけど、あの音声が入っていることが本当なら、

まずはとりあえず、この設定と世界線に乗っかるしかないのかな。

それよりまずは、さっきの質問の答えを言わねぇとな、。ということなので、

適当なバカの答えを言ってみた。

ky『なんかぁ、やべー奴がやべー思考でやべーこと思いついてやべーことやってんのが、このやべー事件なんだろ』

我ながらに馬鹿な答えだ。面白くもない

ry『なるほどなぁ、…』

ぁ、此奴も馬鹿やった。両方馬鹿でやっていけんのかこのチャンネル。いや、俺の人生とおんなじで、数打ち当たれ精神で適当やって全部成功してきたパターンかもしれない。まぁ、でも此奴が

適当言った俺の言葉を謎に納得しているのは事実だ。

?『おい、2人とも。そろそろ時間だ。

締めてくれ』

耳に落ち着く、優しい重い声がパソコンの後ろからする。彼は、「真山ケイ」。

(以後はkiと記述させていただく。)

落ち着いたカラメル色の髪の毛に、ゆったりとした淡い色のコート、彼の容姿によく似合うコーデだ。

彼は主に動画の編集や配信の補助などをやってくれている仲間の一人で最年長。

って、なんでわかるんだよ俺。

やっぱし、このキヨシの記憶に刻み込まれてんのか、コイツラと過ごした

配信者としての軌跡…が。

ry『ぁ、ほんとだもう時間っぽ‐い。

んじゃ、適当にまとめといきますかぁ』

リョウがまとめ始めた。俺の意識が

キヨシに入ってから数分で終わってしまった配信のまとめに、俺も雑に話を合わせて配信を終える。おつキヨ~とか、

おつリョ~とかを見ると、視聴者からはとても人気と言えるだろう。

ki『はい、お疲れ』

ぱたんとノートパソコンを閉じると、まつ毛がバッサバサのケイと、目が合った。…ドキン?なる訳ねぇだろ、

此処は、ボーイズラブのゲームでも、二次創作のゲームでもねぇんだぞ。

ただ少し、整っている顔だな、と思ったのと、まじでデジタルなんだと思っただけ。いい顔だが、人間ではない誇張された顔立ちだからだ。

?『ん、?あれ?もう配信終わり?』

右の机に突っ伏している彼女の名前は、

「島田ユリ」。(以後をyrと記述。)

長い三つ編みにしたオレンジ色の髪と、

ヤケにデカい胸。いや、一番最初に見た場所がそことかじゃないから。

白いスカートと青いセーター。

ケイの服装も見て、今の季節が冬だと推測できる。彼女は、動画や配信用のイラストの作成をしてくれている、ケイと同じく裏方方面。なぜか分かる。

ry『あぁ、終わったぞ』

ざっと見た感じ、この4人がキヨ‐ずファミリーのメンバーのようだ。ユリ、ケイはいいとして、五月蝿いだろうなぁ……、

とくに俺…。

yr『ふ‐ん、で、私は何すればいいの?』

クリンとした目を上に向け、細い首を

ぽてっと傾げる。そういう態度で男は堕ちるんだよなぁ……、俺は全くそういうの思わないけど。

ry『さぁ、?まぁてきと‐でいぃんじゃね?』

こんな女子の可愛らしい行動にお前は何も思わないのな。いや実質俺も何も思わんかったけどさ。人のこと言えないんだけどさ。

……というか、馴染み始めたばかりで悪いのだが、BGM以外の生活音とか、環境音ってのが全くと言っていいほどないし、

匂いも全くないな。女の人って香水とかするイメージだし、それに、全部が無臭だ。ゲームだからか…?

yr『お任せってことね。了解。』

ほんのりと笑ったユリは、机においてあるタブレットにタッチペンを乗せる。

多分イラストを描いているのだろう。それが、サムネとか挿絵とかになるのかな

というか、全部を自分らでやるって凄いな。イラスト、BGMも全部。一人じゃできないってこういうことか。

ki『じゃ、俺はもう帰るな。

この前の動画の編集しないといけないし。』

小さなバックを手に取ったケイは、静かに部屋を後にする。そういえば、此処は誰の部屋なんだ?俺の部屋じゃなかったら、家わかんなくて野垂れ死ぬけど、

一番最初の死に方が餓死とか嫌だよ?!

せめて、もっと袋男に関係する死因で死なせて?!死ぬのは嫌だけどさぁ!!

……そういえば、これが死ぬゲームだとしたら、俺以外にも、この四人の中で誰かが死ぬのかな…。

出来れば、俺だけであって欲しい。コイツラは、俺がゲームをやったせいで生成された存在なわけだし、俺よりも被害者になっちまうから。

ry『あぁ、そうだなぁ、じゃぁ今日は

さっさと解散しちまうかぁ、』

ky『え、?あぁ…』

どうしようか、これでユリの家だったら

泊めてとも言いづらいよな、……と、

内心不安だったのだが、意外と親切設定なのか、俺以外の全員が解散し、

部屋には俺だけが残った。つまりは、俺の部屋だった、ということ。よかった。

とりあえず、餓死の道は免れた。

ky『……。』

『…で、マジで何なんだぁ?これ』

登場人物の名前がわかっても、此処が俺の家とわかっても、今俺が独りぼっちで

よくわからん世界に閉じ込められているのは確かだ。帰ろうにも、音声が言った通り、強制的にやめることはできないんだろう。やめられるような電源ボタンも見つからないし。

ky『とりあえず、今の状況把握をしよう。……部屋を調べてみようか。』

俺の部屋は、一人暮らしにはかなり広く

防音材は貼られていない。見た感じ角部屋ではないみたいだ。変な位置に、

洗面器があってその右にデカいキッチンと、ファミリー用冷蔵庫。(冷蔵庫と冷凍庫が完全に別れてて、野菜とかいれるやつもある)そのさらに右に、生活スペース

テレビ、クローゼット、ベット、ソファ

がピッタリと整地されている。

今俺がいるところは、所謂配信スペース

ノートパソコンとパソコンがあり、カーペットはふかふか。此処で眠れそうだ。

少し歩いて、左にあるのがベランダ。

その先が、左が風呂、右にトイレがある扉が二つ。その先の一本道が、

スコープのない玄関扉だ。風呂とトイレ以外のスペースの境目に扉はない。

この部屋にある情報端末は、

俺のスマホと、ノートパソコンとパソコン、そしてテレビ。

この中から、情報は簡単に分かりそうだ。よし、パソコンでこの中の情報を調べてみようか。

ky『まず、このキヨシのことか』

主人公の身辺状況とかを把握しておいたほうがいい。そして、今後、彼奴等と

長い間過ごすことになると思うし。

パソコンなんて個人情報の塊だしな。

ぱぱっと調べて、どういう人物設定なのかを把握しておこう。



ぷりの一言、

もう辞めたい、ていうか前編後編で

わけたい、そんな小説。

てかここまで読んでくれてんのかな。





……。しばらく調べて俺自身のことが色々と分かってきた。大体の設定はリアルの俺と変化なさそうだった。このキヨシなる人物は最初の音声の説明の通り、ゲーム実況をやっていて、結構人気実況者。

今月にはなんと、チャンネル登録者が

500万人を超える人数になったそうだ。俺もおんなじレベルの配信者だが、凄いなキヨシ。きっとずっと昔から変わらずハイテンションでいるんだろうな。

ky『超人気実況者じゃん。すげぇな、キヨシ』

って、今は俺がキヨシなのか。俺…なのか。変わらない景色のはずなんだが、

少しだけ悲しかった。この世界のキヨシには、リョウや圭みたいな頼れる仲間がいる。でも、………あんないい俺の仲間や視聴者がいないんだもんな。

そして、一生会えないんだもんな。

、…其れはいいとして、先程の仲間たちのこと……リョウたちのことだな、も

過去のメッセージのやりとりから性格もつかめてきた。実に個性豊かなメンツで見ていて面白い。


北崎リョウ

能天気なタイプ。少しバカ。

此奴といると俺はツッコミに回る。


真山ケイ

クールなタイプで、頼れる兄貴感。

こういう奴が先に死ぬんよな。


島田ユリ

天然タイプ。ケイに惚れてるっぽい。

ここで恋愛要素は性格悪いわ製作者。


とまぁ、そんな感じで色々と分かってきた。後々の展開を予想して、今の時点で怪しさや疑いを持ち掛けるもいい判断だ。だが今は彼らとの接し方を理解しないといけないだろう。普段はそんなこと気にしないのだが、

ky『なるほどなぁ…。少しだけではあるけど状況は把握できたな。』

この手のゲームで、理解や把握は命と同じくらい大事。何故かって、?

それが後々のキーになるからだ。小説や漫画の伏線にあたる部分をいま回収しているってわけ。それにしても、ここから何が起きるんだろうか…。殺人が起きるなんて知っている。俺の名前からして、

あごで殺人とか、動機が粒あん抹消とかあったりして。いやどんな話だよ。

そんなこんなで、色々とこの世界が分かり始めたとき、


ピンポ‐ン


突然チャイムが鳴り響いた。こんな時間に誰だ?さっき見たがもう22時になるよな。大きな部屋に鳴り響くチャイムと、それから無音になる空気感に寒気がする

。もしかして…もう、?

ky『ん…ッ?誰か来た…』

袋男かと思ったが、まだ彼奴等がでていって30分くらいしか経っていない。

さっきの誰かが忘れ物でもしたのか?

そう思ってそれ以上は考えなかった。その先に何がいようと、俺はいつかは殺される。ならば今ビビっててはいけない。

長い部屋を通り過ぎて玄関に向かう。

ちらっと洗面器を見る。鏡に映ったその顔は俺の顔じゃなかった。なんか微妙にアニメ風にデフォルメされている。さっきの奴らと同じで、何か誇張されているわけではないが、俺自身ではなかった。マジでゲームのキャラになってんのな…

昔は、実感わかないだろーとか言って笑っていた。そういう質問をされたからだ。だってそりゃゲームキャラに自分がなるなんて思っても見なかったことだ。

少し、躊躇しながら玄関扉の前に立つ。

ほんとにただの扉かと疑うくらい、そこからは威圧感がダダ漏れしていた。

玄関の乱形石を裸足で踏んで、取っ手に手をかける。なんでスコープがないのか

このマンションを作ったやつを呪いたい


ピンポーン


再びチャイムが部屋に反響する。やめろ

怖いから、今鳴らすんじゃないよ。

ky『はいはい、ちょっと待ってくれって‐』

何も疑いはしなかった。頭の中でこの先にいるのは信頼した人間だと塗り替えていたから、自分を強く見せたい。

だからビビらないように、何の迷いもなく扉を開けた。鍵を開けた、その直後。

目の前には、見慣れない袋をかぶった

変人がいた。それを変人と呼べるなら、其奴は幸せだと思う。なんの躊躇もなく開いた扉は、本当に抵抗もなく

知らない人を中に入れた。黒いスーツに黒ずんだ紙袋。その黒ずみが血でないことを願うばかりだ。

ky『ぇ…、』

目の前に現れた袋男に一瞬頭が真っ白になった。だって、リョウだって思ってたから、きっとケイだって信じてたから。

まさか連続殺人鬼だなんて思っていなかったから。その考えてる間に、

肉を切り裂くような音が聞こえた。料理をしない俺でも分かる。これは肉を裂く音だ。そして其れは、俺の肉だ。

袋男が刃を振りかざしたとき、立ちつくしていた俺は真っ先に喉を刺された。

1番弱点の喉は、なんの歯向かいもせず

綺麗にパッカンとケシの花を咲かせた。

ky『がッッ…!!』

喉を痛めたときとは訳が違う。喉を枯らしたときとは痛みが全く違う。だって、喉が掻っ切られているのだもの。

ポタンポタンと彼奴の刃から俺の血が滴る。それと同じく俺の心臓の音は減っていく。ここでは、その痛みを書き表さない、想像したきゃするがいいさ。

(袋男を以後foと記述。)

fo『……………』

冷静になれ、冷静になれ冷静になれ俺。

あいつはみぎきき、ころしかたははもの

よく覚えろ。体の痛みは増して、

口からは耐えきれないと、血が外の空気を吸いにでてくる。

ky『ごぽ ッ……』

状況が理解できなくなってくる。視界が

サーモグラフィーのように変化していく

そこでようやく、ゲーム世界のキヨシは

目の前にいる奴が紙袋を被っていると

疑問を抱いたようだった。

(袋をかぶった男…?なんだよ…此奴…)

誰しも、死にかけの状態で前の記憶は掘り返せない。そう、それが誰であれ。

口から、首の頸動脈から、奴の刃から、

一粒一粒と落ちるたびに、死が近づいているというのに、実感が湧いてくる。

嫌だ嫌だ嫌だ…、意味分かんない状態で死にたくない……。てか、まだ死にたくない。キヨシの疑問が解消されることもなく、袋男は部屋を出ていった。

頭がくらくらする、動脈からこぽこぽと不安な音が鳴る。ヒントなんてない。

ひゅ‐ヒュ‐、…と気管が切れた音が直接耳に入っていく。黒色だったジャージは、

今や自分の血液で真っ赤になっている。

知らなかった。ゲームなんだから、痛みなんてないと思ってた。先に言って……

くれ…よ…。くそ…やろ… ぉ…ッ

ky『ぁ、”…… ぐが ぁッ…』

助けを呼ぼうにも声が出ない。声を出そうとしても、喃語すらも喋れない。それだけで激痛が体を襲うからだ。

なんだよ…これぇ… 。

ky『ヒュ‐ひゅ‐ヒュー ッ…ぁ…” ぐッ…』

痛みと呼吸困難による苦痛から、足元をすくわれ、ろくに歩くことすらできない…。視界が暗転している。

眠りとは違う瞼の重みが、俺の瞳を襲う

痛みのあまり目を閉じる。そうすれば、

気持ち悪くなった視界も見なくて済む。

意識が遠のいていく。このまま眠りに落ちて、キヨに戻れたらどれだけ嬉しいことだろうか。現実みたいに死がクリアなら、どれだけ嬉しいことだろうか。

頭…ぼーッとしてき……た。このまま眠ってしまおう。これが夢だと思える。

俺…ここで死ぬのかな…。

もう……わけ…わかんね……。

そして、__



___俺は眠った……。


__〇〇のようなもので…__



……。



………?


ky『……ぇ…?』

手をグッパグッパと握る。指先が手のひらに付く感覚がある。周りを見渡す。

さっき付着した俺の血液は、掃除をされたかのようにきれいだった。

今の自分の状況がよくわからない。

改めてまた、見渡してみると、今はパソコンの前にいる状態だった。パソコンには先程調べていた画面が、そっくりそのまま表示されている。

ky『…は…?なんだこれ…?俺…、

生きてんのか…?』

またもう一度手を握っても、頬をつねっても、痛みや重力を感じている。

おまけに、パソコンのキーボードに指を触れたときちゃんと〝キヨ〟と入力できた。じゃあ、さっきのはなんだ…?

夢……だろうか…?確かに眠ったように

死んだ。本当に寝ていただけだったのか

…?

ky『夢の中でまた夢…?ありえねぇだろ…』

このゲームの世界は夢だと未だにそう願っている。だから夢の中で夢、だなんて起きるはずない。それに、のどを刺される痛みや、血が滴り落ちる恐怖、呼吸できない苦痛全てがあまりにリアルすぎたが……。

ky『まさか…これ…が…?』

ずっとゲームが終わるまで続くというのか…?なんで…俺が何したっていうN……


ピンポーン


また夢の時みたいにチャイムが鳴り響く

なんだよこれ、おんなじ展開だって言いたいのか?あんまりすぎだろ

正夢かってんだ、………。

ky『嘘……だろ…?』

完全に顔が青ざめる。肌が凍るように寒かった。そうだ、夢だ……

夢だって…。全部夢だッ!!この状況も何もかもやっぱ、やっぱり夢なんだよッ!!!そうじゃなきゃありえないだろ…?こんな非現実なことなんてさ……。

ほらっ、…そうだよ…ホラゲばっかやってるからさ、脳がホラーになって、リアルすぎる夢見てるだけだ!!!

さっき頬が痛かったのだって……ベットから落ちただけかもしれないだろ…。

ky『ゅ、…ゆ 夢なッ、らビビる

必要ッ ……ないじゃん…?ッ』

半信半疑、大丈夫だ。そんなばかげたことあるはずない。信じても、疑ってもない足取りで玄関へ向かう。

だって夢だったのなら、極度にビビる必要なんてあるわけないしな。


ピンポーン


扉の前に来ると、夢と同じく再びチャイムが鳴り、心臓が高鳴る。大丈夫だって分かっているのに、心臓は強張って、それをやめようとしない。

ky『ったく…落ち着けって……ッ』

それが、扉の向こうにいるやつに言ったのか、自分の心臓に言ったのか、はたまた両方に言ったのかはわからない。

心配なんてしなくていい。…大丈夫だ…

きっと……。どうにもなるよ、キヨ。

何も疑いはしなかった。頭の中でこの先にいるのは信頼した人間だと塗り替えていたから。


だからビビらないように、何の迷いもなく扉を開けた。鍵を開けた、その直後。

目の前には、見慣れない袋をかぶった

変人がいた。それを変人と呼べるなら、其奴は幸せだと思う。なんの躊躇もなく開いた扉は、本当に抵抗もなく


知らない人を中に入れた。

ky『まじ……かよ…』

目と鼻の先にいるのは、まったく同じ姿の袋男だった。

だって、リョウだって思ってたから、きっとケイだって信じてたから。

まさか連続殺人鬼だなんて思っていなかったから。そう考えてる間に、

肉を切り裂くような音が聞こえた。料理をしない俺でも分かる。これは肉を裂く音だ。そして其れは、俺の肉だ。


袋男が刃を振りかざしたとき、立ちつくしていた俺は真っ先に喉を刺された。

1番弱点の喉は、なんの歯向かいもせず

綺麗にパッカンとケシの花を咲かせた。


ky『がッッ…!!』


喉を痛めたときとは訳が違う。喉を枯らしたときとは痛みが全く違う。だって、喉が掻っ切られているのだもの。

刺されたところも展開も、夢と同じ…。

ポタンポタンと彼奴の刃から俺の血が滴る。それと同じく俺の心臓の音は減っていく。

冷静になれ、冷静になれ冷静になれ俺。

あいつはみぎきき、ころしかたははもの

よく覚えろ。体の痛みは増して、

口からは耐えきれないと、血が外の空気を吸いにでてくる。


ky『ッ…ご ッ…か”ッ…』


状況が理解できなくなってくる。視界が

サーモグラフィーのように変化していく

口から、首の頸動脈から、奴の刃から、

一粒一粒と落ちるたびに、死が近づいているというのに、実感が湧いてくる。

何もかもが夢と同じ。あれは、もしや

俺に対する警告だったのか…?

嫌だ嫌だ嫌だ…、意味分かんない状態で死にたくない……。てか、まだ死にたくない。キヨシの疑問が解消されることもなく、袋男は部屋を出ていった。

ky『ぁ ”…ぐぅ、 ッ”…』

頭がくらくらする、動脈からこぽこぽと不安な音が鳴る。

ひゅ‐ヒュ‐、…と気管が切れた音が直接耳に入っていく。黒色だったジャージは、

今や自分の血液で真っ赤になっている。

こうッ…なるって…おしえてッ…くれ よ…くそ…やろ… ぉ…ッ


ky『ぁ、”…… ぐが ぁッ…』


助けを呼ぼうにも声が出ない。声を出そうとしても、喃語すらも喋れない。それだけで激痛が体を襲うからだ。


なんだよ…これぇ… 。


ky『ヒュ‐ひゅ‐ヒュー ッ…ぁ…” ぐッ…』


痛みと呼吸困難による苦痛から、足元をすくわれ、ろくに歩くことすらできない…。視界が暗転している。

眠りとは違う瞼の重みが、俺の瞳を襲う

痛みのあまり目を閉じる。そうすれば、

気持ち悪くなった視界も見なくて済む。


意識が遠のいていく。このまま眠りに落ちて、キヨに戻れたらどれだけ嬉しいことだろうか。現実みたいに死がクリアなら、どれだけ嬉しいことだろうか。


頭…ぼーッとしてき……た。このまま眠ってしまおう。これが夢だと思える。


俺…ここで死ぬのかな…。


もう……わけ…わかんね……。


そして、__






___俺の意識はなくなった……。





一旦おしまい!!

長くてごめんなさい!

これからもゆったり書きます!!

次回♡50

ばーいちゃ、!

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