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久しぶりに一緒の現場になった、宮野真守。
スタジオに入ってきたその瞬間から、場がパッと明るくなる。
宮野真守:「やっほ~うっちー、今日もかっこいいねぇ!」
内山昂輝:「……あ、宮野さん。久しぶりです」
にこにこ笑いながら、自然に近づいてくる。
その笑顔に、内山はちょっと照れたように目を逸らす。
宮野真守:「今日一緒なの、嬉しいなぁ~。最近さ、なんか距離できちゃった気がしてたんだよね」
内山昂輝:「……そうですか?」
宮野真守:「俺さ、うっちーの声も芝居も……けっこう好きなんだよ」
さらっと言いながら、宮野は内山の肩をぽん、と軽く叩く。
それだけのはずなのに――その指先が、妙に意識に残る。
その様子を、スタジオの外から誰かが見ていた。
入野自由。
休憩の合間に水を取りに来て、たまたま見かけた。
内山が宮野にちょっと嬉しそうに笑っている、その表情を。
入野自由(心の声)
(……何やってんの、内山)
自由の目が一瞬だけ鋭くなる。
一方、宮野はまったく気にせず、
内山の耳元で、ぽそっと囁く。
宮野真守(小声):「ねえ、最近……誰かといい感じなの?」
内山昂輝(びくっ):「えっ!?な、なんですかいきなり……!」
宮野真守:「だって……前よりちょっと“かわいくなった”気がするから」
そう言って、宮野は冗談めかした笑顔を浮かべた。
でも、目だけが、ほんの少しだけ――真剣だった。
どれにしますか?