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えんどう?(圧 テメーやりやがったな💢
藤咲Side
「しと~?」
『…。』
ん…?亀ちゃんが呼んでる…?
「あ、やっと起きたぁ
今日仕事あるでしょぉ?」
『…おはよ亀ちゃん』
「おはよぉ準備しなくていいのぉ?」
あ、そういえば今日、仕事だったな…。
行きたくねぇ~、亀ちゃんと一緒にいたい
『亀ちゃん…』
「ん?なあn((((し、しとー!?!?」
ギュー【抱き締める】
『…もう一回寝よーよ…。
俺、亀ちゃんといたい…。』
「でも仕事いかなきゃだめでしょぉ?」
『…うん…。』
「じゃあ頑張って起きようよぉ」
『…わかった…起きる…。』
俺は亀ちゃんから一度はなれ
ご飯を食べ終わって色々準備し終わった後
仕事道具を鞄の中へ入れる
…今日一日中亀ちゃんに会えないとか
しんどい、むり、死にそう…
もう、でらんとかな…。
『…じゃあ亀ちゃん行ってくるね…』
あぁ、やっぱり無理、でも、亀ちゃんも
今日は獅子頭連に行くっていってたし…
我が儘も行ってられないな…
恋しくなる前にさっさと行こ…。
俺はそう思って行こうとしたら。
「しと~」
『…どうしたの?亀ちゃん…』
「ん、」
亀ちゃんは両手を広げると
「行ってきますのはぐするぅ?」
『っ!!!するに決まってる!!!』ガバッ
俺は亀ちゃんを抱き締める
あぁ、可愛すぎ♡
なんで、亀ちゃんこんなに可愛いの?
もう、離れたくないよ…
あぁ、時間が止まればいいのに…。
俺は亀ちゃんを抱き締め終わると
『じゃあ、いってくるね、亀ちゃん』
「いってらっしゃい~気を付けてねぇ」
俺は亀ちゃんに見送られながら家をでる
てか、手とか振っちゃって可愛いかよ…
もう、好き…愛してる…。
あのあと、この幸せが崩れ堕ちるだなんて
この時の俺はしるよしもなかった…。
【数時間後】
やっと、仕事が終わった
『今日のお客さん多すぎ…』
控えめにいってまじで死にそうだった…。
早く亀ちゃんに会わないと死んでしまう…。
『せめて、声だけでもききたいな…。』
俺はそう思い亀ちゃんに電話をかけるが
《お掛けになった電話番号は…》
あれ?…つながらない…珍しいな…
電源でも切ってるのかな?
いや、でも、亀ちゃんに、限って
それはないか…。
もう一回かけてみよっかな…。
《お掛けになったお電話番号は…》
さっきと同じだ…。
忙しいのかな…?
仕方ない先にかえってまっとこっかな
俺は店長からもらった瓶ラムネが二つ入った
袋を持って家に帰った…。
【家に到着】
『ただいま~って、やっぱいないか』
やっぱり獅子頭連忙しいのかな?
まあ、兎に角冷蔵庫に瓶ラムネいれるか…。
俺は亀ちゃんの帰りを待つ…
【数時間後】
いくらなんでも遅くない…?
いや、別に空はまだ暗くないから
いいんだけどさ…亀ちゃん連絡なしで
ここまで遅いの初めてじゃない?
『…なんか心配になってきたな…。』
音信不通たがらなおさら心配だ…。
『獅子頭連に迎えに行くか…』俺は外に出てそそくさにその場所に
向かおうとし時、誰かに呼び止められた
「藤咲さん!!」
『あれ?蘇枋ちゃんじゃんどうしたの?』
かなり走ったのか息をきらしている蘇枋ちゃんがそこにいた…珍しいな…。
息をきらすまで走っちゃうとか…。
蘇枋ちゃんは肩で息をしながら
「さ、桜くんみませんでしたか??」
『ん?桜ちゃん?みてないけど?』
「そう、なん、ですかぁハァハァハァ、」
『蘇枋ちゃん話きくから此でも飲んで
一旦落ち着きな?』
「っ、はぁはぁ…すみません…」ゴクゴク
「ふぅ、…すみませんありがとうございます
『いいよ、それで、その様子だと…
桜ちゃんと連絡つかない感じ?』
「はい、何回も電話かけても音信不通で…」
『…実は俺もなんだ…。』
「恋人さんとですか?」
『そうそう…いつもは遅くても3コールには
出てくれるんだけどね…。』
なにか、いやな予感がする…。
「あの、藤咲さん…」
『蘇枋ちゃんどうしたの?』
「…棪堂 哉真斗って、しっていますか?」
俺はその言葉をきいた瞬間腹の奥が
煮えたぎるようなそんな、思いがした
まさか、アイツがもどってきたのか?
『…。』
「…。(すごい迫力だ…流石にれくんが
いってた通りの人だね…。)」ゾワッ
「面識があるので?」
『あぁ、昔ちょっとな…』
もし、アイツが戻ってきたのなら
相当まずい…。
『なぁ、蘇枋ちゃんもしかしてだけど…
桜ちゃん、アイツに気に入られた?』
「!!…。」
『やっぱりか…。』
アイツは気に入ったやつをとことん
つけ回す癖があるからな…。
過去に俺もあいつから何度も何度も
こちら側にくるように言われたが
その都度戦友のおかげで
アイツについていくことはなかったが。
6年前…全て終わらせたと思ってたのに、
それから数分後俺の携帯がなる
相手は亀ちゃんからだ…
{…。)
{もしもし~藤咲ぃ?久し振り♡)
っ!やっぱりお前か、
{棪堂 なんで、お前がこのスマホを
使っている…。答えろ…この持ち主は
どこにやった…。)
{おぉーキレんなって、お前の愛しの
亀ちゃんだっけ?今ぁ?今はな…
(あ、良いこと思い付いた)
写真送るからまってろよ♡))
俺は画像を送られると
そこには目に光がなく椅子に縛られて
血だらけの亀ちゃんが映っていた…
{いいながめだろ?なかなか藤咲の居場所
はかねぇからやっちゃった~、あ!
でも、生きてるから安心しろよ?)
{…目的はなんだ…)
{フフッ話が早くて助かるよ…
亀ちゃん返してあげるから
今すぐこっちに きなよ…。
場所送っておくからここに
こいよー?)
{…わかった、すぐ向かう…。)
{…待ってるねぇ♡あ、あと~もう一つ写真
おくったから眼帯の子にも
見せてあげてねぇ)
そう言って棪堂 は電話を切った
俺は送られてきた画像を見る
『…。』ミシッミシ
スマホに少しヒビを入れてしまった…
だってそこには倒れて吊るされている
桜が映っていたからだ……。
蘇枋は、この写真を見ると
「…。…藤咲さん…桜くんの居場所は
わかるので?」
『…あぁ』
「なら話は早いですね…
今すぐ向かいましょっか」
『…。』
俺と蘇枋はその場所へ向かったのだった…
藤咲Side 終