テラーノベル
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鳥のさえずりが心地のよいお昼前。
辺りは赤い美しい薔薇に覆われていた
今日は英国の家でちょっとしたティータイムだ
招かれた国は俺を含め三国。フィンランドとイタ王だった
テーブルの上には匂いの良い紅茶とそれに合う洋菓子が置かれていた
日帝「相変わらずとても豪華だな……」
イギリス「当たり前ですよ。お客様を招いたのですからこれぐらいして当然ですよ」
そう微笑みながら紅茶を啜る英国。本日の主催者だ
イタ王「美味しいんね!」
その横で元気な声で喋るイタ王。相変わらずテンションが高い
フィンランド「……いい味だ」
そんなイタ王とは対照的にゆっくりと静かに紅茶を運ぶフィンランド。
今日はそんなゆったりとしたティータイムだ。前回米国を招待したところ俺にばかりかまってきてゆっくりティータイムどころではなくなってしまったため今日は落ち着いた国だけでの参加だ。イタ王は例外だが明るい国がいたほうがいいと言うことで参加になった
イギリス「最近皆さんは何をしているんですか?」
イタ王「ioはピッツア作りなんね!」
聞かなくてもわかるとツッコミをしたくなるところを抑え、口に紅茶を流し込む。程よい甘みが効いて洋菓子とよく合った
フィンランド「俺は特にないな……最近は忙しい」
日帝「忙しい?」
フィンランド「ああ、詳しくは言えないが仕事がたまりに溜まっていてな」
フィンランドは銃の達人だ。彼ほど腕が立つ国はいないと言っても過言ではないだろう
そんなフィンランドに仕事とは…少し物騒な気がするのでそれ以上は深くは探らないようにしよう
イギリス「日帝さんはどうですか?」
日帝「俺も特にないな。……そういえば最近おかしなことが続いていたな」
イタ王「おかしなこと?」
日帝「話せば長くなるんだが…」
フィンランド「気にするな」
イギリス「そうですよ貴方が悩み事なんて珍しいですから」
日帝「分かった。ならお言葉に甘えて実はな…」
最近物が何かしらなくなるんだ
例えばこないだは歯ブラシがなくなった。 皆で探したんだが結局見つからなかった
それからだ続けて俺の使っているものがなくなりだしたのは…
ハンカチ、手袋、ノート、本、写真そういった俺が使ってるものが次々になくなったんだ。もちろん探したし、家族みんなに聞いたが皆知らないと
日帝「まあこんな感じでものがなくなっていったんだ。」
イギリス「それは大変だったでしょうに」
フィンランド「でも一体なんでだ?日帝がうっかりでそんなにものをなくすことなんてないと思う」
イタ王「他に何にかあったんね?」
日帝「そうだな〜、そういえば最近視線を感じるような」
フィンランド「視線?」
日帝「ずっと視線を感じるんだ、振り返っても誰もいない、警戒して周りを確認してるんだが犯人が一向に見つからない」
イギリス「それってもしかしたら旧国の仕業じゃないですか?」
日帝「旧国?」
イギリス「ほら、旧国って結構ヤバいじゃないですか。だから可能性があるのかと」
フィンランド「日帝が警戒しているのに相手を突き止められないって現国じゃまず不可能だ。となると犯人は旧国。それも相当な手練れだ」
日帝「それはとても厄介だな」
イギリス「そもそもの話、物がなくなる事件と関連があるかどうかわかりませんね」
日帝「どうやって突き止めようか」
フィンランド「簡単だ。今の技術に頼ればいい。こういう時のための防犯カメラだ」
イギリス「費用はこちらから出しますのでご安心を」
日帝「いや、それは申し訳ない」
イギリス「気にしないでくださいよ。私はこう見えてお金が有り余るほど稼いでいるのですよ」
日帝「だが…」
フィンランド「日帝、ここはお言葉に甘えるべきではないか。いつもお世話になっているお返しとしてな」
イタ王「そうなんね!日帝は真面目すぎるね!」
イギリス「ではそういうことで。ストーカーの件は誰か護衛を付けるべきですよ」
イタ王「でもその護衛が犯人だった場合どうするんね?」
イギリス「目星を使えばいいのでは?しかし護衛と言っても日帝さんより強い人がよろしいかと」
フィンランド「まあ、日帝より弱かったら護衛の意味ないもんな」
ナチス「犯人も見つけられなそうだしな」
日帝「信用できる旧国か…先輩か師匠…それと空と海…父上……結構いるな 」
イタ王「ioは?」
日帝「イタ王はその…心細いと言うか、なんというか」
イタ王「ひどいんね!」
フィンランド「事実だろ。潔く認めろ」
イギリス「とりあえず解決策はだしたので頑張って捕まえてください」
日帝「感謝する」
イギリス「さて、この件は終わったので、日帝さん!この後一緒にご飯でもどうですか?」
日帝「かまわないが」
フィンランド「駆け抜けはよくないな」
イタ王「ブリカスと一緒とか日帝が可哀想なんね」
イギリス「黙りなさい」
ナチス「俺も行く……」
日帝「喧嘩しないでくれ」
こうして出された解決策。
本当に成功するかどうかは分からないが無いよりはマシだ。
解決することを願おう
#カンヒュ
ᗷ.
80
#BL
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