テラーノベル
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こんにちわ!がんばりまぁす!
練習が始まり数日後…
「それじゃあ、今回は台本を読んでいこう…この前のおさらいも兼ねてね」
「あぁ!今回は自信があるぞ!!」
「自信があるのはいいことだね!!頑張れ!司くん!寧々ちゃーん!」
「もう…一々五月蝿いよw」
そして、まぁ1分くらい話した後、練習が開始した。
『……カルラ…』
『?…なぁに〜? 』
『もし…私が』
『…貴方から離れたら…どうする?』
『ぇ……』
『そ…そ、そんなの!嫌だよぉ!…ひ、独りは…グスッ…ぅぁ”…』
『…ごめんね。冗談よ…そんなのあり得ないから…泣かないで?』
『…グスッ…ぅ…も、もぅ…やめてよね?…僕お母さんも離れたら…きっと…』
『…ごめんね。カルラ…お詫びに今度、一緒にかくれんぼでもしない?』
『!…うん!』
「!…すごい!二人とも!!」
「あぁ…司くんは子供のことを凄く理解していたし、寧々も不信感があって凄くいいよ!」
「あ、ありがとう。…」
「それなら次は類達だな!」
「うん!すっごく自信あるんだ!」
「へー…じゃ、スタート?」
『…お父様…私、みんなみたいに泥の中に飛び込みたいわ…』
『!?…き、急に何をいいだすんだい?サーヤ…母様も言っていた通り、あんな奴らの真似はするなよ…この家の評判下がるかもしれないしな…』
『…ぅん』
類…じゃなくて、王様は立ち去った。
『…散歩でもしようかしら?…メイドさんに怒られるかもだけど…いいわよね!!』
タッタッタ!
『ふぅー!風が気持ちいいわ!…なんとなく、私の未来が美しいと思えちゃうような…あれ? 』
「ぁ…ここ司入るシーンだよ。早く」小声
「そ、そうだな。」小声
『…僕はなんで、友達がいないんだろ?…うぅ』
『ねぇ!!』
『ひぃ!?…な、なに?』(ビクッ!
『それなら…』
『私と友達にならない!?』
『え!?… …ぁ…え、っと…』
『…』キラキラ☆
『!…ごめん、びっくりしちゃった!うん!なりたいよ!友達!』(ニコッ!
『わぁ!本当!?じゃあ、明日!…明日の夜にここで会わない!?』
『!…うん!』
「…どうだ!俺達の演技は!寧々!」
「凄くいいよ。これなら本番大成功だね。」
「ふふ、それは楽しみだ」
「えっへへ〜!宮女の子達結構、来るらしいから、楽しみ!」
「む!そうなのか!?…例えば?」
「えっとね〜…朝比奈先輩と咲希ちゃんと、遥ちゃんとこはねちゃんも来るって!神高はー?」
「私たちはビビバスの人と…」
「瑞希が来ると言っていたね。今回の客は沢山だ…」
「あぁ!ますます、気合いをいれなくてはな!! 」
「「「「おー!!」」」」
本番当日…
(寧々達の演技は凄く成長していた。…俺もそれなりに成長はしたが完璧な”子供”になれたのだろうか?)
「…司くん。」
「…?…なんだ?類」
類は、かなり真剣そうだ。
「司くんはスターを目指す前までの性格を覚えているかい?」
急な質問で驚いたが、考えた。
「…俺が本当に小さい頃だからあんまりだが…まぁ、それなりには覚えているぞ!」
「それなら…”その頃”の司くんをカルラの一部に入れて…演じてみないかい?」
「!…」
(……)
【お母さん!これ…ぁ、ぅ、ううん!なんでもない!】
違うこれはスターを、ちゃんとした兄を目指してからの記憶…
【ピアノのコンクール…母さん達これるかな?】
違う
【咲希…大丈夫だろうか?】
違う
【咲希!ジャングルジム!のぼろ!】
ぁ、これだ……
この頃は本当に小さくてまだ脳が働かなかった時期だ。
咲希は病弱なのにこんなに高いところに登らせて母さんに怒られた……
(この時の無責任な俺を演じるのか?)
(…演技の…ためだ…だけどッ……)
(だが、こうしないと最高のショーには出来ない)
「…あぁ!いい提案ありがとう!」
「…この提案はさっき思い浮かんでね。言うのが遅くなってごめんよ」
「いいんだ!これで、最高のショーに出来るのならば!」
「司くん!類くん!もう始まるよぉ!」
「早く、スタンバイして」
寧々とえむも来た。
「…あぁ!最高のショーにしよう!!」
レオニ
「お兄ちゃん!がんばれー!!!」
「こら、咲希、大きな声出さないでよね」
「今回のショー…司さん、雰囲気結構変わるらしいよね。…楽しみだな」
「ふふっ…みんな、始まる前から元気だね(笑」
モモジャン
「わぁ!始まるみたいね!」
「えぇ…そうね。って!雫!もっと帽子を深く被りなさい!」
「ふふっ…でも愛莉、そんな大きな声出したらバレちゃうよ」
「わぁぁ…ワンダショのショー!…あれ?知り合いが沢山いるよ!」
ビビバス
「このショー!凄く楽しみだったんだ!!予告を見たけど凄く面白そう!えむちゃん、お姫様なんだよね!絶対に可愛いよー!」
「ふはっ!さすがワンダショファン!私も楽しみだよ!こはね!草薙さんはお母さん役?なんだよね!どんな感じになるんだろ?」
「司先輩にそういえば質問されたな。俺たちの案がどう使われるのか楽しみだ。」
「神代先輩とか王子なんだろ?イメージあんまねぇし… 」
ニーゴ
「ひゅーひゅー!がんばれ!みんなー!」
「こら!瑞希!声でかい!」
(このショーでまふゆを救える曲の幅が広がるのかな…?)
「…まふゆ、あのさ…」
「…まだよく、分からないけど…いいショーな…気がする。…」
「!そっか…楽しみだな」
(ここから、演技にキャラ達の声が入る場合があります)
……ロボット特有のカタカナ文字は今回は書きません、ここから他のキャラが私に代わって感想を言ってくれます。ワンダショ以外は名前の頭文字を書きます。
ショータイム!
【昔、ある少年…カルラは大きな街に住んでいました。…此処は、昔から〔神の家〕とも呼ばれるほど素敵な街でした。子供も沢山おり、経済も安定し、農業も発展、伸び伸びと成長する豊かな街… 】
奏(神の家…か)
彰(ロボットが喋ってる…流石、神代先輩…)
【だけど…その街で、カルラはある差別のようなものを受けていました。】
瑞(差別…)
『ねぇ!みんな!!あそこに、大きな砂のお城を作ったんだぁ!!見てよ!』
咲(お、お、お兄ちゃん!?すごい!…なんか、懐かしいなぁ)
『嫌よ…もう私たちは14よ?そんな”子供”がするような馬鹿げた遊び…やるわけない』
彰(またロボット…やべぇな)
雫(えぇ…砂のお城をいいと思うのだけど…)
『え?…そ、そんな事ないよ!絶対に楽しいし!…だから…』
『はぁ……確かに子供の頃は楽しかったわよ?…でもさ…』
『もう、貴方と違って…私は子供じゃないのよ?…カルラ•クロファ』
冬(そういう苗字なのか…それに、カルラはこのような差別を…)
【カルラはこんな、子供と同じ、心の成長が遅い、…という差別に苦しんでいました。…遊ぶ内容も違うので仲のいい友達はみんな離れて行きました…】
【そんなある日…】
杏(お!また天馬先輩!…あれ!草薙さんも!?演技楽しみだったんだぁ!)
『母さ〜ん!!あのね!あのね!絵描いたんだぁ!どぉ?いっっぱい!色使った!!』
『えぇ、素敵ね』ニコッ
ま(…ッ)
『それで!それでねぇ!!』
『……カルラ?…』
『?…なぁ〜に?』
『もし……私が…』
愛(ぃ、…嫌な予感が)
『…貴方から離れたら…どうする…?』
『ぇ……』
絵(なんで今!?…ぇ?え!?)
『そ…そ、そんなの…嫌だよッ!!…ひ、独りは…ぅッ…グスッ…ぅ”ぅぅ…』
咲(独り…かぁ)
『…ごめんね。冗談よ…そんなのあり得ないから…泣かないで? 』
『グスッ…ぅ…も、もぅ…そんな冗談ッ…やめてよ…ね?…母さんまで…離れたら…』
『…僕、きっとッ!…』
『…本当にごめんなさい…お詫びに、かくれんぼしない?したいと言っていたでしょう?』
『!…ぅん!』
穂(凄い…子供と、……母親をうまく表現してる…流石だなぁ)
【偶に母親はカルラに『私が貴方から離れたらどうする?』と聞きます。
カルラは子供っぽい習性もあり、ある出来事をすぐ忘れてしまうので、一度泣いてしまったものは脳が強制的に無くしてくれました。】
【でも、母親はそれを何回もいいます。だからカルラはもう、その言葉を嫌でも覚えてしまっていました。…だけど、何故か…】
【カルラは嫌な予感を隠せず…いつも、泣いてしまうのです。】
一(嫌な予感?)
【そして、この街にはある姫がいました。その姫もまた、カルラとは少し違いますが『子供らしくしてはいけない』『姫という自覚を持て』と教えられてきました】
【姫として当たり前のこと…確かにそうですが、姫はまだ12の子供です、それなりに遊びたいのです。】
み(だよね!遊びたいよね!!お姫様も遊びたい時だってあるもん!)
『ぁ…ぉ、お父様!!』
『?…なんだい?サーヤ…』
『ぇ、えっと…わ、私も!みんなみたいに…』
『ど、泥で遊びたい!!』
『えぇ??…す、砂遊びかい?』
『ぅ、うん!砂遊びも!…水たまりにも、飛び込んでみたいわ!それで友達と水を掛け合って…』
杏(楽しそーっ!)
『…本でも読んだのかい?…だけど、サーヤ』
『…母様も言っていた通り、あんな奴らの真似は…しないように。この家の評判が下がってしまえばどうする?』
『で、でもッ…』
『何がなんでもダメだ…私はそろそろ行くよ。もう遅いから早く寝なさい』
『ぁ…ぅ、うん』
こ(あ…可哀想…)
サーヤはキョロキョロ辺りを見回す。
『誰もいない…』
『…少し家の周りで散歩しようかしら?…メイドさんにバレなければ怒られないし…』
タッタッタッ
【門の近く】
『ふぅー!風が気持ちい!…なんとなく、私の未来が美しく思えちゃうような…あれ?』
遥(こ、こっちまで風が来た…)
『…はぁ、僕、なんで友達…いないんだろ?』
『うぅ…』
愛(ここで、天馬くんの登場ね!)
『ねぇ!!』
ブルッ!!
み(ゆ、揺れたぁ!?さすが!!)
『(ビクッ!?』
『ひ、ひぃ…な、なに!?』
『それなら…』
『私と友達にならない!?』
志(!…)
『うぇ…?…あ、えっと…』
キラキラとした眼差しでこちらをみる。サーヤ
『!…ご、ごめん…少しびっくりしちゃった…ぅ、うん!なりたい!友達!』
『わぁ!!本当に!?じ、じゃあ!…明日!明日…ここで会わない?同じ時間で!』
『!…うん!』
【カルラは久しぶりに遊べる友達ができて嬉しくて堪りませんでした。そして、約束した通り次の日サーヤの家の近くの門までいきました。】
『!待ってたわ!』
『ご、ごめんね?遅かった…かな?』
『うぅん!そんなことない!…じゃあ、鬼ごっこしない!?』
『うん!』
【サーヤはメイドが通りにくい少し小さな庭までカルラを連れてきました。】
『わぁ!広い!』
『そぉ?…一番小さな庭なのだけど…』
『え!?凄い!』
『!…ふふん!そうでしょ!…あ、名前…今更だけど聞いていい?私はサーヤよ!』
『!綺麗な名前だね!…僕はカルラ!よろしく!』
『えぇ!よろしく!』
【自己紹介も済んだので、その後、約束した通り鬼ごっこを始めました】
『じゃんけん?…というのがあるのよね!それで鬼を決めましょ!』
『うん!じゃーんけん…ぽんっ!』
『ふふっ!私が逃げる側ね!10秒経ったらね!!』
『うん!!ふふっ!1、2…』
【そして10秒数え終わり…】
奏(…楽しそう…だな)
『どこだー!!』タッタッタッ!!
『ふふっ!鬼さんこーちら!』タタタ!
『あ!待てー!』タッタッタッ!!
ガサッ
『!…だ、誰だろ…』
『!カルラ!こっち…!』コソッ
ガサッ
【木の後ろに隠れました。】
一(!草薙さんだ!…メイドさんかな?)
『…なにか音がした気がするのだけど…姫様は起きていない筈よね? 』
『えぇ、…猫か何かじゃないかしら…大丈夫よ』
絵(またロボ!?)
『そうよね。…じゃあ、行きましょうか』
タッタッタッ
『ふ、ふー……ご、ごめんなさい…私のメイドが』
『ぃ、いいよ!…でもなんで隠れたの…?』
『…初めてこんなに遊べたの…嬉しくて…』
『!…僕も久しぶりにこんなに遊べて…嬉しかった!!』
『!…あのね、私…お姫様でいるのが嫌なの』
【サーヤが急にこう話し始め…カルラは少し驚いた後…真剣に話を聞きました。】
『だって、こんなに遊べないし…服が汚れたらダメ…そんなの嫌…』
『でもね…((なら!』
『二人で…逃げよう?』
『ぇ…』
穂(え!!)
『ぃ、いぃの?』
『うん!嫌なものはみんな嫌だ!…なら、逃げたらいいんだよ!!こうしなきゃダメとかそんな言葉に囚われず!! 』
『ありのままの自分で!好きなことをしようよ!!』
冬(!!…昔同じようなことを…)
ま(…ありのまま…か)
『!!…う”ん!…うん!!』(泣
【そして、カルラとサーヤは次の日にこのお城を逃げることを約束しました。】
【次の日…サーヤの部屋】
『お母様とお父様…メイドと、執事に手紙でも書こうかな?』
【ささっとペンを動かして手紙を書き始めたサーヤ…お父様には一番凝った手紙を書きました…その手紙の内容には】
【お父様へ、私は”姫”という言葉に囚われずただ一人の少女として生きていきます。
お父様が私を育ててくれたこと、とても幸せでした。
もし、また会うならみんな分かりあって、再会したいと願います…今までありがとうございました。】
咲(!っうぅ…泣きそう!!)
【そして、手紙をみんなに書いたサーヤは森側が一番近い窓まで行き、飛び降りました。 】
『とぉっ!!カルラ!!』
『うん!』
【そうして、カルラはサーヤを受け止めて、受け止めた後サーヤを降ろしました。】
『よしっ!逃げよう!カルラ!』
『うんっ!!』タタタ!!
『…カルラは大丈夫だったの?』
『へ?…うん!お母さんに言ったら、にっこりしてて「気をつけてね」って!』
『そっか!ならいいね!』
ウーウーウー!!
【警報が鳴り響き…】
『ぇ、えー!警報なんてあるの!?…い、急がないと!』
『あそこの森に洞窟みたいなのがあるよ!あそこに入ろう!!』
『ぇ、えぇ!!』
【急ぎ、サーヤとカルラは洞窟の中に入りました。】
『サーヤ、ここら辺にいるのだろう?出ておいで…出てきた場合、一緒に逃げただろう男は私が…いいや、なんでもない。…おい!皆のもの!あそこの洞窟も探せ!』
『『!!』』
み(ひぃっ!?)
『…大丈夫だよ!サーヤ!僕、いいもの持ってきたんだ!』
『ででーん!お母さんと一緒にサーヤ人形作ったんだ!』
『わぁ!?凄いリアル!!』
『でしょ?これを置いて…あそこの光がある方から逃げよう!!』
『うん!!』
『!見つけたぞ!』
『!…ぁ、お、王様!これ…人形です!』
『な、なんだって…!?』
『にひっ…やったわね!カルラ!』
『うん!…』
『カルラ、ありがとうね!私、今すごく!楽しい!』
『そっか…僕も楽しいよ!!』
『サーヤは…”俺が”守るから!!』
【ショーは終わりました。】
咲「う、うわぁーん!!よかったね!!カルラくん!サーヤちゃん!!」
一「うん、本当に」
志「咲希…泣きすぎだって」
穂「こ、こんなに素敵なショー…初めてッ」
み「本当に感動したよぉ!!よかったね!!二人ともー!」
遥「…本当にすごいね。これ、名作だよ」
愛「えぇ!取り上げたいレベルだわ!」
雫「今度、配信で話そうかしら!」
こ「すごいよ!すごい!!…カルラのあの子供の性格から成長して大人になる感じもあって、サーヤの姫から抜け出した後の平凡な女の子って感じが特に!!」
杏「す、凄い勢い…でも、本当にすごい!」
冬「少し、懐かしい気持ちにもなった…これは感動した」
彰「少し、冬弥も目がウルウルしてたしな…」
冬「それは、彰人もだろ?」
彰「なっ!?」
瑞「僕も泣いちゃったよ…うぅ」
絵「なんか、今なら最高の絵が描けそう…」
奏「どうだった?まふゆ?」
ま「凄く良かった…でも、」
奏「?でも…?」
ま「最後、辛そうだった…」
絵「ぇ?」
瑞「なんで!?幸せそうじゃなかった!?」
ま「よくわからないけど…大人になったって事は自分を偽ってるんでしょ?」
ま「大事な人を守るために自分を偽ったんだよ…多分」
?月*¿日
ずっと一緒がいい。でも、それは叶わないかもしれない。
でも、僕…いや、俺が泣いてたらダメ…だって???の方が苦しいから…俺は…
お兄ちゃんであり、未来のスターだから
この作品を見ていただきありがとうございます!これで完結です!それでは!
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