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コメント
1件
うわ、今回もめっちゃ情報量が多くて読み応えありました!バンディーニって人が出てきて、コボルト自治区の裏側がちらっと見えた感じですね。「実験体不足」ってフレーズがすごく気になる……あと光聖勇者隊と魔王様たちが同じ場所で動いてるの、めっちゃ緊張感あって好きです。そしてシンさんパートではメロン!こんな美味しいのにコボルト族だからって理由で流通しないなんて、悲しい現実だなあ……でもブロウたちの「バカじゃねーの」ってツッコミに笑いました。最後の虫よけ草の伏線も、どう活用されるか楽しみです!
「…………
聖金樹騎士団総司令、スクート殿の
商談相手だと―――
相手は確かにそう言ったのですね?」
アングア大陸・ルガシオン公国……
そのコボルト自治区のとある屋敷において、
赤いミドルショートの髪をした、中性的な
顔立ちの男とも女ともつかない人物が、
対照的にチンピラのような荒くれどもを前に、
問い質していた。
「へ、へい」
「商人と護衛、というのはすぐわかったん
ですが」
「まさか聖金樹騎士団総司令と
関係のある人物だったなんて」
光聖勇者隊と名乗っていた彼らは、
口々に言い訳を述べて、それが目の前の
人物との力量差・関係を表していたが、
「しかし―――
どうしてその方々と関わりを持ってしまったの
でしょうか。
確かにこのコボルト自治区で、外部から
入って来る人間は珍しいものの……
交易も物流も普通にあるのですよ?」
その問いに荒くれ者たちは互いに顔を
見合わせて―――
そして意を決した一人が、
「い、いやそれが……
ちょっと案内してやろうかな、と。
宿屋を探していたようでしたし、
もしかしたら案内料でもせしめられると
思いやしてね」
苦笑しながら語る彼とその周囲に、質問した
人間は目を細め、
「ふむ、まあ―――
それは良しとしましょう。
このコボルト自治区において、人間との差を
理解してもらうためにも……
あなた方の行動は容認しておりますし」
その答えにチンピラたちはホッとした
表情になるが、
「ですが」
続けての言葉に彼らはビクッ、と肩を揺らして
固まり、
「その行為はコボルトや亜人、人外―――
つまり人間以外の相手に対しては正当だと
思っております。
即ち、今回のように外部から来たとはいえ、
人間に行ったというのは……
いかなる理由からでしょうか」
その抑揚の無い声を、まるで地獄からの
警告であるかのように―――
荒くれ者どもはガタガタと震え始め、
「でで、ですがバンディーニ様!
外部から入って来た者については、
目を光らせておくようにとの指示があったでは
ありませんか!」
「そ、そうです!
我々はその過程でただ、探りを入れようと
しただけで……!」
「それでこ、このようにですね!
情報を持ち帰る事が出来たのですから―――」
#ci
さにょ〜ん
145
#カラスバ
小鳥遊
4,804
#ゆ め し ょ ~ せ つ
主
240
あくまでも自分たちはあなたの意に沿って
動いたのだと、連中はアピールする。
彼らの言い分を聞いたその人物は、しばらく
両目を閉じていたが、
「……ふむ。
確か4人、でしたか?
彼らは他に何か言っていました?」
自分たちの言い分が認められたと思った
彼らは、ここぞとばかりに、
「連中はランドルフ帝国から来ていて―――」
「帰りにまた、スクート総司令に会う予定だと
言っておりました!」
「護衛についていた者は、その総司令から
紹介された聖金樹騎士団の一員とも」
それを聞いた彼らのボス的な人物は、
少し考え込むように黙っていたが、
「彼らの名前は?」
次の質問に、動画の一時停止ボタンでも
押したかのように、彼らは動きを止める。
そしてしばらくの沈黙の後、それに
耐えられなくなったのか1人が、
「き、聞けませんでした。
あれ以上、へ、下手に絡んで……
警戒心を持たれてもマズいと思ったので」
「断られちまったんで、関わる理由も
無くなっちまいましたし」
「こ、この情報を持ち帰るので、精一杯
でした―――」
そう彼らは何とか言い訳を繋ぎ、
「そうですね……
その判断は間違っていないと思います。
ですが、今は重要な時期でもあります。
念のためあなたたちはここを離れなさい。
手配はこちらでしておきますので」
その言葉に彼らは一斉に頭を下げ、
「へ、へいっ!!」
「直ちに!」
「次の指示をお待ちしています!!」
そして連中は逃げるように退室していき、
「―――よろしいのですか?
バンディーニ様」
いつの間にか、その赤髪の人物の横に、
ローブのようなもので全身を覆った者が
立っていて、
「……ギムリですか。
何、構いませんよ。
ちょうど例の計画で実験体が不足していると、
報告があったものですから」
「そうですね。
せめてそれくらい役に立ってもらわなくては。
ですが聖金樹騎士団総司令自らが派遣した
商人たち―――
この動きをどう見られます?」
2人の間にしばし沈黙が流れる。
先に口を開いたのはバンディーニと呼ばれた
人物で、
「…………
スクート殿と商談をしてきた、というのは
本当でしょう。
騙るにはリスクが大き過ぎます。
ただ、もし例の計画やその情報収集のために
来たというのであれば―――
堂々として目立っていますし、探りや調査の
ためではないと推測します」
それを聞いていたギムリはうなずき、
「そうなりますと……
考えられますのは、
一つはただ単に本当に商売に来ただけ。
または光聖勇者隊に対するけん制・
嫌がらせ。
もしくはその商人たちは囮であり、
本当の調査部隊が裏で動いている。
くらいでしょうか―――」
「ふむ。
ただの商談やけん制であれば、
対応する必要はありません。
しかし本格的に探りを入れてきたとなると
少々厄介です。
その商人たちには一応見張りを付けて、
このコボルト自治区を離れるまで定期的に
連絡を。
念のため、各地の警備用魔導具を確認して
おいてください」
「わかりました。直ちに……!」
そこでギムリと呼ばれた者は姿を消し、
後にはバンディーニだけが残された。
「ではこちらはクアートル大陸向け―――
こっちはフラーゴル大陸と……
でもそんなに売れますかね、コレ?」
ウィンベル王国・公都『ヤマト』。
そこのドーン伯爵様の御用商人である
カーマンさんのお屋敷で、私は商談のために
書類に目を通していた。
「いやいや!
わたくしも飲みましたが、あれは実に
スッキリしますし―――
飲んだ端から効く実感がございます!
まさか冷やしただけで、ああも味わいが
異なるとは」
白髪混じりの60代ほどの老紳士は、
その商品を絶賛する。
話しているのは例の甘酒で、これから
暑くなる季節に向けて、各大陸への
輸出を本格化するらしい。
そもそも私がここに来たのは、知人や
お世話になった方々に今年も『オチュウゲン』を
発送するため、その品の相談に来たのだが、
今年は冷やした甘酒も送るか、と口にした
ところ……
すでに経験済みだったカーマンさんは、
その甘酒をどれだけの規模で輸出するか、
そっちの確認になってしまったのである。
「でも送ると言っても船で、ですよね?
この時期、大丈夫なんでしょうか」
すでに今は初夏を過ぎている。
その上、甘酒はそんなに日持ちする
ものではないし―――
自分の『オチュウゲン』はワイバーン便か
『鉄道』を使っているが、船はどうなんだろう、
と思っていると、
「そこは当然、凍らせてから運びますよ。
氷魔法の使い手も、今では一年を通して
確保しておりますので」
そう自信満々の表情でカーマンさんは
返して来る。
確かに凍らせれば腐敗は防げる。
氷魔法の使い手と一緒なら、冷凍も維持
出来るし。
「ゆくゆくは……
現地生産出来るのであれば、そうして
欲しいところなのですが」
私の言葉を聞いた老紳士は苦笑し、
「そこがシンさんのわからないところですなあ。
通常であれば独占するところを―――
あっさりと広げようとするのですから。
まあただ新商品につきましては、
実際の現物を持って行って見せるに
越した事はありませんので」
ふむふむ、と私はうなずいた後、
「ん~、売る先を育てる、という考えも
あるんですよ。
向こうで作るようになれば雇用に
繋がりますし……
売る先の経済が良くなれば、どんどん
新商品を買ってもらえるようになるで
しょうから」
それに、流行りすたりだってあるのだ。
いつまでも売れ続ける商品なんて存在しない。
インフラや生活必需品だって、より安く
より使いやすくなっていくのだから―――
「そこまで長期的な視野で、商売を見る事が
出来る商人がどれだけいるやら。
わたくしもシンさんと出会ってから、
まさか他国どころか海の向こうまで、
取引する事になるとは思いもしません
でしたよ」
しみじみとカーマンさんがそう語ると、
「他国といえば……
サンチョさんはどうしてます?」
彼はふとした事で助けて以来、付き合いが長く、
新しく発見した素材や商売になりそうな物を、
こちらに送って来てくれているのだが、
(■102話 はじめての ごむ
■282話 はじめての しんそざい参照)
「おお、そういえばちょうどこの前、
送ってきてくれた品がありましてな。
お時間があれば見て頂けますか?」
「まあ、だいたい『オチュウゲン』の
選定も終わりましたし―――
あるなら見せてもらいましょうか」
そうして私は、また新たに届いた品物に
目を通す事にした。
「ジルアさん、これはなんだい?」
「これは私たちの主食である芋ですね。
根っこがこのように枝分かれして、
太くなるんです」
一方その頃……
アングア大陸、ルガシオン公国の
コボルト自治区において、
人間の少年くらいの背丈のコボルトに、
赤毛の恰幅のいい女性が語りかけていた。
「へー、芋なら俺も見た事あるけど。
こっちのはこうなってんのか」
「シンさん―――
万能冒険者に見せれば、また何か
商売にしてくれるかも知れません」
お世辞にも真っ当な職には見えない
痩せた男と、さらにそれより痩せた
男性が、農作物を見て感想を話す。
「どうですか?
商売になりそうなものはありますか?」
そんな彼らを、30代くらいの緑の短髪をした
青年が見守る。
その彼は外見的にも、護衛である事をわからせる
体格をしていて、
「でも、こっちから売れるものってあるん
ですかね?
こう言っちゃなんですけど……
ランドルフ帝国って進んだ国なんでしょう?
これ1つ取っても、何もかも違うって事が
わかりますよ!」
そういうコボルト族の彼が着ているのは、
ブカブカの空調服で、
「あー、子供用のやつを持ってくるべき
だったかねえ。
コボルト族は見るのも初めてだったので」
ブロウがそう言うと、
「まー、どこの国だろうと暑いのは想定して
いやしたが」
「今じゃこれ無しじゃ―――
外出出来ませんよ」
ジャーヴとユールも同様の服を着ていて、
「鎧に付けたのもあるんですよね、コレ。
自分も後で注文、というか……
聖金樹騎士団は全員欲しがりますよ、
これは」
最後にノクティも、その機能を実感しながら
感想を述べる。
「ほんじゃまあ、スクート殿にもちかけて
みるかい?
護衛も紹介してもらった事だし、格安で
売ってあげるよ♪」
「はは、お手柔らかに」
そうほのぼのと話している4人を、遠くから
見張る影が2つあった。
「どうですか?」
「今のところ、不審なところは無いが―――
調べているのも、コボルト族の風習や、
それに伴う生産品ばかりだし」
彼らは光聖勇者隊の一員であり、
ランドルフ帝国からやって来たという
『商人』たちと『聖金樹騎士団の一員』の
監視を命じられていた。
「というか、あれは陽動で……
本命は別にいると聞いていますけど」
「そっちは俺たちじゃないヤツが調べて
いるだろ。
それにこっちの方が楽そうだし―――」
「しかし暑いですね……
そういえばあのコボルトは?
連中が止まっている宿屋の従業員の1人と
いう事ですが」
「名前は確か―――
ジルアといったか。
何か、商売のタネになるものはないかと、
案内役として雇われたらしい。
まあ俺たちから見りゃ、コボルト族は
みんな同じに見えちまうからなあ。
とにかく、目を離すなよ」
そんな会話をしている2人は、自分たちも
背後から見張られている事に気付いてなかった。
「(この連中が光聖勇者隊か)」
ベージュの短い撒き毛の少年がそう
小声で話すと、
「(そのようですね)」
「(しかし、どうやらこの2人の話では、
別で動いている者たちもいる様子です)」
紫のミディアムボブの髪の女性と―――
ホワイトシルバーの長髪をした、ダークエルフの
ような外見の女性2人が答える。
魔王・マギアに……
その側近であるイスティール、オルディラが
姿を隠し、『見えない部隊』メンバーに
ついてきていたのである。
「(ふむ、それがわかっただけでも上出来だ。
それでどうする?
もう我々は引き返すか?)」
魔王が側近兼妻(予定)たちに話しかけると、
「(もう少し様子を見ましょう。
もしかしたら、彼らの言う別動隊と出会うかも
知れませんし―――)」
「(運が良ければ、本拠地まで連れて行って
くれるかも)」
2人の魔族女性の提案に少年はうなずいて、
「(そうだな。
では、しばらく続けるとしようか。
『見張り』を)」
そして魔族の3人は、光聖勇者隊の2人を
尾行し続ける事となった。
「うわ、こりゃイケる!」
「こんなの食べた事ねえ!!」
「果物や果実はいろいろな種類を食べたと
思っていましたが……
これは間違いなくこれまでで最高の
ものです!」
「自分もコボルト族の料理は初めてですが、
この甘味は絶品です!」
夕方となり、『見えない部隊』の3人と
護衛の騎士は宿屋へと戻って来たのだが、
そこで出された料理のデザートに、
揃って舌鼓を打っていた。
「そうでしょうそうでしょう!
他の種族や人間の方々も、
この『メーロー』だけはうまいと
絶賛してくれますからね!」
彼らが食しているのは、いわゆる
地球でいうところの『メロン』によく似た
果実で、
一口ごとにその甘さと食感に感動し、
コボルト族の従業員はその光景に満面の
笑みを浮かべる。
「しかし何だね。
こんな極上のフルーツがありゃ、
どこへ持っていっても儲かりそうな
モンだけど。
もう人間か、ルガシオン公国に
取られちまっているんだろ?」
コボルト自治区―――
その名前の意味する事は支配下という
事でもあり、
ましてや、光聖勇者隊のような連中が
いる国が……
こんな利権を放置するわけはない、
と思ってのブロウの発言だったのだが、
「いやぁ、それが―――
そんな事は無くて。
普通にコボルト族の特産品として
扱わせてもらっています」
ジルアの言葉に彼らは首を傾げ、
「そういえばそうですね……
首都オルレニアでもこの果物は見た事が
ありません」
ノクティもメーローを見ながら不思議そうに
語るも、
「どういう事?」
「食べたやつ、みんなウマイって
言ってたんだろ?」
元マフィアの女主人とその部下が疑問を
口にすると、
「ああ、そういう事ですか」
もう1人の『見えない部隊』の男性が、
納得したようにうなずく。
そんな彼に他の3人が注目すると―――
「つまり、こういう事でしょう?
どんなに美味しくても、コボルト族の
作ったものなど食えるか!
と……」
「はあ、まあ―――
そういう事でしょうね」
続けて出たユールの言葉に、コボルト族の
従業員は寂しそうに笑う。
「何だい、そりゃあ!
ンなくだらない事で、こんなウマイもの
捨てたっていうのかい!?」
「意味がわからねえ……」
ブロウもジャーヴも頭を抱え、
「商人が取り扱わないのは―――
そういう事情でしたか。
確かに、亜人や人外の生産物だと知ると、
それだけで拒否する富裕層もおりますので」
苦々しい表情で聖金樹騎士団の青年も続く。
「ははは……
ですが、こうして特産品を取り上げられる
事なく―――
コボルト族の貴重な甘味、そして収入源として
残されております。
それに極上のフルーツという評価は確かな
ようでして……
裏ではすごい値段で取り引きされているとも
聞きますよ」
ジルアがそう言うと、
「ったく―――
くだらない意地、つまらない見栄だよ」
「バカじゃねーの」
「まあまあ……
そのバカどものおかげで、私どもは素晴らしい
『商品』に出会えたのですから」
その『見えない部隊』3人のやり取りに、
コボルト族と騎士団の青年は笑い出した。
「う~ん」
カーマンさんとの『オチュウゲン』の
商談の後―――
自宅兼屋敷に帰ってきた私は悩んでいた。
「どしたの?」
「その植物を前にうなっておるが……
そんなに変なものを買ったのか?」
アジアンチックな童顔の妻と、ドラゴンの方の
モデルのような目鼻立ちの妻が―――
それぞれの子供を抱きながらやって来て、
「ボクにはただの鉢植えの木にしか
見えないけど……」
黒髪ショートに燃えるような瞳を持つ娘も、
そこに加わる。
「いや、サンチョさんから送られて来た
ものの中に―――
これがあったんだけど」
これは、とある一地方で『虫よけ』の
おまじないとして伝えられた植物らしい。
ただ、民間療法的なものとして伝わってきた
らしく……
人体に害は無いと思えるものの、確実に
立証されたわけでもない。
「土精霊様に聞いてみたらー?」
「それが今、他の開拓地を回っている
みたいでね。
ほら、コモロをこちらの大陸でも
導入しただろう?」
メルの問いにはそう答え、
「じゃああの研究バカ夫婦―――
もとい、シャンタルに任せたら
どうじゃ?」
「パックさんのところは、今熱中症対策で
手一杯らしい。
公都も人が増えたし、人の出入りも
激しくなっているからね」
アルテリーゼの疑問にも答えると、
「じゃあ落ち着くまで待っていたらー?
別にそれで急ぐ事は無いんでしょ?」
ラッチがそう聞いてくると、
「それはまあそうなんだけどね。
ただ、虫の被害って結構バカにならないんだ。
私の世界じゃ病気を運ぶって言われていて、
一番多い死因は虫絡みだからさ。
暑い寒いは今のところ、この屋敷じゃ
対応出来ているけど……
虫はどうにもならないし」
特にリュウイチやシンイチが心配なのだ。
私の考えに気付いたのか、妻たちと娘は
顔を見合わせて、
「ん~、じゃあさ、今度魔物鳥『プルラン』の
回収に出る、冒険者たちに身に着けさせて
みたら?」
「そうじゃのう。
野外に出て効果が認められれば―――」
「それに、児童預かり所や『ガッコウ』にも、
それなりに虫は出るから……
特に今の季節、あったら便利かもね」
そうして、私と家族は次の『プルラン』回収に
向けて、虫よけの草を腕輪や首飾りふうに加工・
作成して準備し、
冒険者たちに試してもらった結果―――
そこそこの成果を確認。
念のため、土精霊様に虫よけ効果の強化と
それ以外の種族への無毒化を、
その後、パック夫妻には成分の分析を
お願いする運びとなった。