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青くんの「黒川くんの言ってることがわかったよ」以降の表現読んでたらにごちゃんカッコよすぎって思った…… ほんまに言葉の魔法使いみたい…… めっちゃ表現良すぎた
ほァ...綺麗...、とにかく綺麗すぎる、もちで尊いよ!?でも、何より綺麗で素敵すぎる...!、あと文に青とか緑とか黄色とかの色がついているように見えた、そんくらい綺麗に見えた、向日葵みたいで素敵って素敵すぎん!?、イケメンすぎ、あと関係ないけど向日葵のような真っ直ぐなって曲思い出した、伝わるかな伝わってくれ、先輩ってのが青似合いすぎてて辛いそしてなんか黒はめがね掛けてそうで可愛い、もう可愛いかよ
関係性の時点でもう好きだよね。二人の喋り方がまさし、上司と部下って感じ!!桃くんと黒くんの生誕祭クソ近いのに自分なんも出来てなくて焦ってる笑
・irisのnmmn作品です
・青黒
・年齢操作
・エセ関西弁
・本人様にはなにも関係ありません
・以上のことが大丈夫な方だけお読みください
『彼女の向日葵のような笑顔を見て恋に落ちる音がした』
黒「………」
青「うーん、黒川くんってワンパターンだよね」
現代には珍しい原稿用紙に詰められた文章。赤ペンをキュッと鳴らして添削という名の不満を垂らす。
黒「そ、そこお気に入りのとこ……」
青「向日葵ってこの小説にちょっと合ってなくない?」
出版社の編集長と作家。それが俺等の関係値。
青「だってこの話冬の話でしょ?」
黒「それは…まぁ」
黒川くんこと黒川悠佑はデビュー作が反響を呼んだ新人作家。賞を取ったことでうちから出版されることが決まり、次回作を期待する声が多く俺が担当となった。
黒「じゃあ夏の話に変えてきます」
青「いやいやいや!そこは向日葵の下りを削るだけでしょ!」
もう何十枚も書き上げてるのに今更話を変更するとかバカなのか?
青「向日葵はいれといてもいい!話全体の変更だけはすんな!!」
何故そこまで向日葵に執着するのか。しかも植物の向日葵そのものではなく彼がこだわっているのはただの比喩。確かによく聞く台詞ではある。でも彼ならもっと共感できて意外性のある比喩が出てきそうなものだが。
青「向日葵…ねぇ」
俺がそのような経験が無いから心の底で僻んでいるのかもしれない。この世にそんな満面の笑みを見る機会はないだろう。子供じゃないんだから。テレビだって薄ら笑いの時もある。爆笑も向日葵からは遠ざかってしまうし。あんだけダメ出ししてしまったが社会経験が無いのは俺の方なのかも。
彼は赤ペンを付けたところを完璧に直してきた。向日葵を残したまま。
青「うん、良くなった。預かっとくわ」
このまま順当にいけば出版される。彼の小説は幅広い層に人気があるし、自分が担当した人が輝くのも嫌いじゃない。
黒「お願いします」
青「頑張ったな」
ちょっと彼に寄り添おうと思った。きっとこれからも続くから。
黒「………!」
琥珀色の目を細くして、くしゃっと笑った。
“向日葵”
不覚にも出てきた言葉はこれだけ。周りが向日葵畑になったようだ。人工的な暖かさを保つ編集室に夏が来た。
青「……ようやく、黒川くんの言ってることが分かったよ」
冬に咲く向日葵はおかしいんじゃない、寒く適してない冬に咲けるから強くしなやか。
底抜けた明るさ。彼は無意識に自己投影してしまっているだ。自分を
青「君の笑顔、向日葵みたいで素敵」
また彼は顔を輝かせた。黄金の向日葵が1輪咲いた。
多分黒誕まで毎日投稿します!!雑談も今日あがります!!