テラーノベル
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「こっちも言えなかったことがあるんだ。」「ん?なに?」
「でも、いうのが遅くなったかもしれない。」
「いいからいって!」
「8月13日に空に帰らなきゃいけない。」
「え?そんな…」
今日は8/12日だった。
急いでカズワンさんのお母さんに会いに行った。その人から家の鍵をもらい、家に上がった。
どこだ…?どこだ…?
祭壇があった。
「紅山和一…?」だれだ?
「俺の生きてた時の名前だよ」
「なんで私にしか見えてないのに名前を変えるの?」
「最初は君に正体を知られたくなかったからさ。知られると、別れる時に辛いと思って。」
「つらくなんかないよ」
「だって、いなくなっても家族は家族じゃん」
カズワンさんは泣きそうになった…のかな?後ろ向きだからよく顔は見えなかった。
「この写真、大事にしてな。」
一生大事にするつもりだ。
「カズワンさん…行かないで」
「今日までの日、いろんなことがあって楽しかったよ」
「やだ…」
「この写真を思い出してね。」
「最後に一ついい?」
「なんだ?」
「ハグしよ?」
「俺オバケだから…」
「ご主人様を守ってくれる、」
「『守護神』でしょ?」
といいながら勝手にハグしてきた。
「君はまだ生きている。死ぬことを考えるのは今じゃなくていいはずだ。その生きている間、1人でもいいから大切にしてくれる人を愛しなさい。」
目を開けたらハグをしているのは枕だった。
目を開けた。
「和一くん…」
コメント
1件
ああもう…読んでて胸がぎゅーってなったよ…😭💔 カズワンさんの正体がわかりながらも、最後まで優しくて「守護神」って呼ばせてくれるところとか、ハグのシーンで泣きそうになった…「生きている間に大切な人を愛しなさい」って言葉がずしんと響いたよ。和一くん…って名前呼びのラスト、切なすぎる…! 次の話が待ちきれないよ…🌸