いつからか、ある事があってから俺は……………
人間を『商品』とか『芸術品』とか言う奴を許せなくなっていた。
いつ頃だろうか、いや、あの過去があってからだ………
姉貴と俺が_________
ここから、ルカ・サーベントの過去が始まります。
注意点
・一次創作ですが、『ミルト物語』を知らない方に関してはネタバレになります。
・暗い話になると思います。
それでも良い方はよろしくお願いいたします。
ちなみに魔力の事は『マナ』と読みます。
それでは、始めます。
ルカ・サーベント。
これが俺の名前だ。
時竜の眷族として、時竜の血とケットシーと言う猫の妖精?の血と人間の血が濃い俺。
姉貴は、ルイ・サーベント。
姉貴は真逆に人間の血が濃い。
だから魔力も少々弱く、代わりに能力者として強くなった。
能力は『時の審判』。時竜の眷族だけにしか使用出来ない能力____
そもそも自体、『時の審判』と言う能力は俺の世界にとっては『とても貴重な能力』として言われている。
だから、眷族内でも良くその能力者が生まれた場合…必ず起こるのがそう。
眷族内の争い
それが、時竜の眷族にとっては当たり前でもある事だ。
俺がそもそも自体、感情コントロールが苦手なのは小さい頃はあまり分からなかった。
それ自体故か、俺自体の魔力もまた姉貴よりも高くて人並み以上あった。
俺の生まれた時竜の眷族はある2つの時竜の眷族があった。
1つは『樹時竜グラス』の眷族。
樹時竜グラスは、主に自然属性と時属性を司る時竜。
そして、『伊吹の魔力』を持つ時竜でもある。
伊吹の魔力は、主に自然属性や波属性、伊属性。
__つまり波動と伊吹を司る魔力でもある。
そして何より勿論、時属性も持つ魔力だ。
もう1つは『幻時竜アリア』の眷族。
幻時竜アリアは、主に幻属性(幻影)や影、時属性を司る時竜。
そして『幻影の魔力』を持つ時竜でもある。
幻影の魔力は、主に幻属性や影属性、時属性。
___つまり幻影を司る魔力でもある。
こっちも勿論、時属性も持つ魔力だ。
俺は『2つの時竜の血』を濃く引き継いだ眷族。
それにケットシーの血と人間の血も引き継いている。
眷族達にとって『俺の存在』は『とても優れた』と。姉貴は真逆に『姉貴の存在』は『とても欠陥品』と。
______俺は、そんな風に生まれたくなかった。そもそも自体、姉貴と真逆だったら良かった…………
そう考えるようになっていた。
『…………』
姉貴と初めて会話………では無かった。
姉貴は本の虫のように、本を毎回毎回読書していた。勿論の事のように、勉強や歴史を次々と行ってた。
『努力をすれば、必ず報われる』
姉貴はそう思っていたかのように部屋に引きこもる。
俺は、眷族達に……………
ざっ
思い出したくない………ちらほらされてる俺。
姉貴の事を『欠陥品』と呼んでいる奴らに褒められてる事すらも。
そして、眷族内の争いが起きた。
姉貴は能力者だったから、勿論連れていかれた。
俺は1人で置いてけぼりにされた。そう______
『俺自体を奪われたくないから』かもしれない。
だから、俺はそんな意見に反対するかのように…………外に勝手に出た。
勿論、見張りの眷族も居たからそいつらに見つからないように____
その後、姉貴を見つけた。
_____瀕死の状態ではなる程の度を超えていた。しかも、回復すら手当てすらもされてなかった。
俺は姉貴を1人で運んで、回復して、手当てをした。そして、姉貴がこれ以上巻き込まれないように…………
俺は最前の選択をした。それが『孤児院』だった。
ホワイトクロックには、様々な理由で保護した眷族や関連の子供達の教会及び孤児院があると。
俺は、姉貴をそこに運んだ。
_______そして、俺は眷族の家からこっそり出ていった。
眷族達は、俺の事を探し回り探し回り……………
俺がそれ見て思った事。
もう探さないで欲しい
それだけだった。
ルカ・サーバントの過去
おしまい
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