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達也「今までありがとね、」
そう言って達也は屋上から飛び降りた。
宗谷「…は?」
ごん、と鈍い音が聞こえたと同時に、俺は大親友を失った。
宗谷「…なぁ、嘘だよな??いつものように笑顔で出てきてくれるよな…?…なぁ⁉」
幼少期、、、
幼い宗谷「ずっといっしょにいようね‼たつや‼」
幼い達也「うん…‼ずっといっしょ‼ゆびきりげんまん__」
宗谷「…ずっと一緒だって約束したのに…約束守れてねぇじゃねぇかよ…」
滝のように流れていく涙をすくってくれる者一人もいない。
宗谷「なんで、、、なんで、、相談くらいしてくれても、、いいじゃねぇか…‼」
学校の屋上で涙が枯れるまで泣き続けた。
その後、一人で家に帰った。いつも一緒だった達也がいないと寂しく感じる。
そのまま、ベッドに入り、泣きつかれたのかすぐ眠った。
朝起きて、いつも通り学校に行き先生に達也がいなくなったことを伝えた。
先生に話すと少し黙って険しい表情をしてから早退していいから、と言われた。そのまま早退した。先生は俺の顔を見て、全てを悟ったんだと思う。
宗谷「もう、何もかもどうでもいい…達也がいないのなら、、いっその事俺も…」
そんなことをぼそっと口に出すと、達也に怒られそうだったのでやめた。
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