テラーノベル
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٩( ᐛ )و
9
優奈
50
今回はからそりです
リクエストありがとうございます
独自設定あるので注意してください
それではどうぞ
「っ…はぁ…」
まただ
またあの時の夢を…
「クソ……」
汗がでてくる
震えもでてきた
どうしようもない悲壮感がくる
しばらく呆然としてると
扉が開く音がした
「……から、すま…」
「反町さん?、大丈夫ですか!?」
烏丸は慌てた様子で俺に駆け寄る
「だ、大丈夫だ。気にするな…」
「酷く震えてますよ!それに汗だって…」
「…大丈夫だと言っているだろ」
俺はソファーから立とうとしたが足が
ふらつき、視点が歪む
烏丸は俺の体を支える
「反町さん、休んでくださいお願いします」
真剣な眼差しで烏丸に言われ、
俺は素直に従った
また、ソファーに座り軽く息を吸ったり、
吐いたりをした
そのまま烏丸は隣に座る
「また…夢を見たんですね…」
「あぁ…」
こいつには話していた
「……旦那様が亡くなられてからですね…」
「………」
父さんが殺された日
忘れもしない
その日から俺は悪夢にうなされていた
何十回、何百回見ても恐ろしく、
目を覚ます度これだ
そんな自分が情けない
「はぁ……」
「……反町さん」
「なん…っ!?」
突然抱きつかれた
「な、何して…」
「今の反町さんは酷く怯えているように見えます…」
「苦しそうな顔をしていて、今にも泣き出してしまいそうな…」
「それを見る度に俺も辛いです……」
(こいつには俺がそんな風に見えていたのか…)
抱きしめられるのは嫌な気分がしなかった
寧ろ安心する心地だった
分かってくれる気持ちも今の俺にとって救いだった
少しして、烏丸は顔をこちらに向けた
「っ……」
声をだそうとしたが口を塞がれた
そのまま深いキスを貰う
「ん……んん…」
(少し苦しい…)
そのまま数分間続いた時
口を離された
俺は口で息を吸ったり吐いたりを繰り返した
「から、すま…」
「反町さん…」
そのまま流れるように押し倒された
「このまま…いいですか…?」
答えは決まっていた
「いい……俺を…もっと、安心させて…くれ…」
コメント
1件
うわあ…読み終わってしばらく息が止まってた。冒頭の悪夢のあの生々しさから、烏丸が駆け寄って「それを見る度に俺も辛いです」って言うシーン、一気に心臓掴まれましたね。抱きしめられることで反町が「嫌じゃなかった、むしろ安心した」って気づく流れが自然で、二人の距離感がちゃんと積み重ねられてきたんだなあと感じました。父親の死からずっと一人で耐えてきた人が、やっと誰かに「それでいいよ」って委ねる瞬間――静かで美しかったです。続き、絶対に読みたいです。