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#からつけあっきぃ まぜ太 ぷりっつ ちぐさくん あっと けちゃ
amia
41
彗-すい-
204
#ご本人様には関係ありません
ゆずそーだ🍊🫧
2,019
1,017
「おはよー!」
元気な声が部屋いっぱいに響く。
いつも通りの明るい声。
いつも通りの笑顔。
「ちぐちゃん今日も元気じゃん!」
あっきぃが笑いながら言うと、ちぐさくんもいつものように笑った。
「もちろん!今日もいっぱい頑張ろ!」
その言葉に、みんなも自然と笑顔になる。
まぜ太はそんな様子を見ながら、少しだけ首を傾げた。
「……ちぐ、ほんとに?」
「え?」
「いや、なんでもない」
まぜ太はそう言って視線をそらした。
でも、気づいていた。
いつものちぐとは少し違うことに。
⸻
「ちぐ、今日無理してない?」
帰り際、ぷりっつが何気なく聞いた。
「え?なんで?」
「なんとなく」
「ぷりちゃん鋭いなぁ」
ちぐさくんは笑う。
その笑顔は、いつもと変わらない。
……はずだった。
「でも大丈夫!」
その言葉を聞いて、ぷりっつは少し黙った。
「……そっか」
それ以上は聞かなかった。
⸻
夜。
部屋の明かりだけが静かについたまま。
ちぐさくんは鏡を見る。
「……今日もちゃんと笑えてたかな」
誰かに見せるための笑顔。
嫌いなわけじゃない。
みんなといる時間は楽しい。
でも時々、自分でも分からなくなる。
どこまでが本当の自分なのか。
「大丈夫」
そう呟いて、また笑う練習をする。
⸻
翌日。
「ちぐ!」
あっとが声をかける。
「今日、ちょっと顔疲れてない?」
「えー?気のせいだよ、あっとくん!」
「……ならいいけど」
あっとはそれ以上言わなかった。
でも、心配そうな目は隠せていなかった。
その横でけちゃも、じっとちぐさくんを見る。
「ちぐ」
「ん?」
「無理して笑わなくてもいいんじゃない?」
「……」
一瞬だけ。
ほんの一瞬だけ。
ちぐさくんの表情が止まった。
「けちゃ、急にどうしたの?」
「んー?なんとなく!」
けちゃは笑った。
でも、その優しい声が逆に胸に刺さった。
⸻
その日の帰り道。
ちぐさくんは一人で歩いていた。
街灯の下。
足元に、小さな花が落ちている。
白くて綺麗な花。
「……綺麗」
手を伸ばした瞬間。
——誰かの声がした。
「その花、本当に綺麗だと思う?」
「……え?」
振り返る。
誰もいない。
風だけが吹いている。
もう一度、手元を見る。
そこにあったはずの花は消えていた。
「……何だったんだろ」
胸の奥がざわつく。
まるで、自分の隠しているものを見透かされたような感覚。
その夜から。
ちぐさくんの周りで、不思議な出来事が少しずつ起こり始める。
そして仲間たちは気づいていく。
ちぐが隠している「本当の気持ち」に。
コメント
6件
え!さすがに凄すぎ⁉本当、心に残るは~
…謎の声、なんなんだろう? 化けの花… ちょっと聞き直しに いってくる!ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
わあ、読み終えました。第1話からすごく惹き込まれました。 「笑顔の練習」ってフレーズがすごく刺さって…。誰かのために笑うこと、それが当たり前になって、自分がどこからどこまで本当なのか分からなくなる感覚、すごくリアルでした。まぜ太やけちゃたち仲間が優しく見守りながらも、そっと気づいてあげてる距離感が絶妙に温かいです。 最後の消えた白い花と謎の声…ここから非現実っぽい展開が始まるんですね?ちぐさくんの本当の気持ちにも、この不思議な出来事にも、続きが気になります!