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#からつけあっきぃ まぜ太 ぷりっつ ちぐさくん あっと けちゃ
amia
41
彗-すい-
204
#ご本人様には関係ありません
ゆずそーだ🍊🫧
2,019
1,017
「おはよー!」
今日も、ちぐさくんの明るい声が部屋に響く。
「ちぐちゃん、今日も早いじゃん!」
あっきぃが笑いながら近づく。
「うん!みんなといる時間好きだから!」
そう言って笑うちぐさくん。
その笑顔を見て、あっきぃもつられて笑った。
でも——。
「……」
ほんの少しだけ、違和感が残った。
「ちぐちゃん」
「ん?」
「ちゃんと寝た?」
「え?寝たよ!」
すぐに返ってくる答え。
でも、あっきぃには分かった。
ちぐちゃんは、何かを隠している時ほど笑うことを。
「そっか!」
あっきぃはそれ以上聞かなかった。
⸻
「ちぐ」
まぜ太が呼ぶ。
「なに?」
「最近さ」
少しだけ間を置く。
「無理してない?」
ちぐさくんの表情が一瞬止まる。
「……なんで?」
「なんとなく」
まぜ太は目をそらす。
「俺さ、ちぐが誰かのこと大事にしてるの知ってる」
「……」
「でも、自分のこと後回しにしすぎ」
「そんなことないよ」
すぐに返した言葉。
まぜ太は静かに見る。
「……ちぐ」
「?」
「その返事がもう怪しい」
「えー?」
ちぐさくんは笑う。
でも、まぜ太は笑わなかった。
⸻
「ぷーのすけ」
「ん?」
あっきぃが声をかける。
「やっぱり、ちぐちゃん変だよね」
ぷりっつは少し黙る。
「……まぁな」
「ぷーのすけも気づいてた?」
「そりゃ気づくやろ」
ぷりっつはいつものように軽く言う。
「ちぐってさ」
「うん」
「俺らが笑ってほしい時は絶対笑ってくれるやん」
「……」
「でも、ちぐ自身が笑いたい時に笑えてるかは分からん」
あっきぃは何も言えなかった。
⸻
その日の帰り。
ちぐさくんは一人で部屋にいた。
静かな空間。
誰もいない場所。
「……疲れた」
小さく呟く。
口に出した瞬間、自分でも驚いた。
「俺、疲れてたんだ」
いつもなら言わない言葉。
誰かに心配されるのが怖かった。
みんなに迷惑をかけたくなかった。
だから笑っていた。
⸻
「ちぐ」
「……え?」
振り返ると、けちゃが立っていた。
「けちゃ!?」
「ごめん、驚かせた?」
「いつからいたの?」
「少し前から」
けちゃは優しく笑う。
「ちぐ」
「なに?」
「僕ね」
少しだけ考えてから言った。
「無理して笑ってる時のちぐより、今みたいな顔の方が好きだよ」
「……」
「ちゃんと気持ちがある顔だから」
胸の奥が熱くなる。
「けちゃ……」
「一人で全部抱えなくていいと思う」
けちゃの声は優しかった。
⸻
夜。
ちぐさくんは帰り道で、またあの花を見つけた。
白い花。
昨日と同じ。
「また会ったね」
手を伸ばす。
すると花びらが一枚、ゆっくり落ちる。
その瞬間。
頭の中に声が響いた。
『隠した想いは、消えるの?』
「……誰?」
返事はない。
ただ、自分の心だけが聞こえた。
寂しい。
苦しい。
誰かに気づいてほしい。
でも。
「俺は……大丈夫」
そう呟く。
すると花は少しだけ色を変えた。
まるで、その言葉が本当じゃないと知っているみたいに。
⸻
翌日。
「ちぐ」
あっとが呼ぶ。
「なに?」
「俺たちさ」
少し照れくさそうに続ける。
「頼ってもらうためにいるんじゃね?」
ちぐさくんは目を丸くする。
「……」
「一人で頑張りすぎんなよ」
「……ありがとう、あっとくん」
その笑顔はまだ少しだけ無理をしていた。
でも。
昨日までとは違った。
ほんの少しだけ。
誰かに頼ってもいいのかもしれない。
そう思えた。
コメント
6件
ちょっとtgちゃんの 心が変わってめっちゃいい! 化けの花の声は ほんとに誰なんだ🤔
やっぱ、すごい! 天才的な考えかたもってると思う⁉
第2話、読み終えました……。ちぐさくんが“笑顔で隠すタイプ”だって、周りのみんながちゃんと気づいてるところにじんわりきました。特にぷりのすけの「ちぐ自身が笑いたい時に笑えてるかは分からん」って台詞、胸に刺さりました。けちゃに「今の顔の方が好き」って言われた場面も優しくて。最後の花が色を変える描写、ファンタジーの匂いがして続きがすごく気になります。