“一緒に問題解決に向けて頑張っていけていると思うと、嬉しいです”
オリビアがそう言ってくれて、ルークは満たされていくのを感じた。
これまで国のことをあれこれ考えることがあっても、それをだれかに話せばレオとの軋轢を生んでしまう。
そう思うとなにもできなかった。
そんな自分が、国の問題をなんとかしようとしてくれているオリビアに、“一緒に”と言ってもらえたことが―――自分もまぜて、問題解決に向けて行動していると考えてくれていることが、嬉しかった。
市議会に出席すると聞いた時も驚いたが、きっとオリビアなら大丈夫だろう。
「市議会にはヴェルジェ公爵もコンドルセ侯爵もいるし、たぶん心配はいらないよ」
「はい。ルークさまはヴェルジェ公爵と懇意にされているのですか?」
「懇意、というか……」
そこで言葉を詰ま***********
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