テラーノベル
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私たちの夫婦生活は、変わらず仲良く過ごしていた。
クリスマスイブには、私の手料理で2人だけのクリスマスを過ごしていた。
なのに、私の両親は、
〈メリークリスマス!〉とメッセージを送って来て、
参加しようとする。
メッセージを送ってテレビ通話で、付き合ってあげたが、夜9時を過ぎると、匠もソワソワして来た。
こんなことなら、近いのだから、最初から実家へ行ってすぐに帰れば良かった。
「そろそろ、明日も仕事なので〜」と、匠に言われると、両親も仕方なく引き下がる。
──私が家を出たから寂しくなって来たのかな
「お父さんも明日仕事でしょう!」と言うと、
「おお、そうだな。じゃあ又な」と、母と2人で手を振っている。
「お婆ちゃんにもよろしく〜」
「おお、じゃあな」
「失礼します」と匠。
ようやく電話を切った。
すると……
「綾〜!」と私を抱きしめる。
「ふふ何?」と言うと、
「やっと2人きりになれたね」と、真顔で言う。
「ふふふっ、言い方が怖いよ」と笑うと、
「だって〜早く2人になりたかったのに〜」と言っている。
「ハハッ。そうなのね〜《《たっくん》》」と抱きしめて背中を撫で撫でしてあげる。
「ありがとうね、お父さんとお母さんの相手をしてくれて」と言うと、
「うん! じゃあ一緒にお風呂入ろうっか」と嬉しそうに言う匠
「うん」
と言うと、チュッとキスをする。
「ん? もう終わり?」と言うと、
「そうか、そうか……」と、本気のキスをしてくれる。
そして、
「お風呂行くよ〜」と言うと、トロ〜ンとした目をしながら、「う〜ん」と、付いてくる。
すでにお湯を張られたお風呂へ
いつものように、ささっと服を脱いで入るが、
もう慣れて来たので、私もコソコソ隠したりはしないようになった。
すると、匠が、
「綾! なんだか胸が以前より大きくなってないか?」と言った。
「だよね? 私も最近思ってたの」と言うと、
「うん、すっごく良い」と、胸に触れるので、
「ダメ〜!」と手を払うと、
「えっ……」と残念そうにしている。
そして、匠は、
「ねえ〜!」
「ん?」
「今日、アレ着て欲しいなあ〜」と言う。
「え〜?」
アレとは、もちろんセクシーランジェリーのことだ。
「良いじゃん! お願い!」と拝んでいる。
──クリスマスイブだし、まいいか……
「どっちの色?」と聞くと、
「う〜ん、今日は黒かなあ? 明日はボルドーで!」と言う。
「ハハッ、2日連続のご予約ですか?」
「はい! お願いします」と笑っている。
「クリスマス料金になりますので割高ですがよろしいですか?」と言うと、
「え〜そうなの〜? 仕方ない! その代わり後でサンタさんが来るかもよ」と言っている。
「ホントに? じゃあ早く寝なくちゃ」と言うと、
「え〜? 大人には、ご褒美は手渡しなんだよ」と言う。
「ふ〜ん、そうなんだ〜サンタさん、わざわざフィンランドから私に会いに来てくれるのね〜楽しみ〜」と言って、さっさと洗って温まる。
匠は、なんだかニヤニヤしている。
そして、匠も湯船に入って来て、後ろから私の胸を両手でガバッと包んで、「手ブラ!」と言っている。
「ウッ! もう〜何が手ブラよ!」と言うと、
「ほら〜やっぱり大きくなってる〜」と測定しているようだ。
「だよね? 今凄く良い形なの」と私が喜ぶと、
「うんうん、もっと大きくなるんじゃない?」と、言って笑いながら揉み始める。
「コラっ! もう!」と言うと笑っている。
そして、
「そう言えばさあ〜ハハッ」と何やら笑いながら話し出す匠。
「ん? 何笑ってんの?」と聞くと、
「幼稚園の頃、俺、よく綾んちに泊まりに行ってただろ?」
「うん」
「そん時さあ、綾、俺の《《ココ》》をジッと見て不思議な顔をしててさあ」と、自分の大事な部分を指差しながら又笑っている。
なんとなく想像がつく……
「もう〜又3歳の頃の私の話?」と言うと、
「うんうん!」と嬉しそうに笑っている匠。
「でさあ、綾、自分のを見て、『無い!』って言ってんの〜」と、もう爆笑している。
「はいはい! そりゃあそうでしょうよ! 《《あなた》》は、女の子なんだから、無いわよ! って3歳の頃の私に教えてあげて!」と言うと、
「いや〜きっとビックリしたんだろうな。無くて……ハハハハッ」と笑っている。
「そりゃあ、知らなきゃビックリするでしょうよ! 無いんだもの! 自分だけ無いから、どっかに落としたんだと思ったんじゃないの?」と言うと、
「あははははっ!」と又爆笑している。
そして、
「そうそう! 『無い無い』って、キョロキョロ床を探してんの〜」と、爆笑している。
「ハハハハッ、もう〜バカなの? 落ちてるわけないじゃん!」
と情けなくなって泣き笑いした。
「「ハハハハッ」」と、お風呂で2人の笑い声が響いている。
「なんで? 綾お父さんとお風呂入らなかったの?」と聞かれて、
「う〜ん、たぶんお父さんは、仕事で帰って来るのが遅かったから、お婆ちゃんと入ってて、埼玉に3人で引っ越してからは、お母さんと入ってたと思う」と言うと、
「あ〜だからか……ずっと不思議だったんだよな」と言いながら、又笑っている。
そう言えばそうだ! お爺ちゃんは、いつも1番風呂に入ってたから、お婆ちゃんが入る時に私も一緒に入ってたんだと微かに覚えている。
そして、埼玉で匠と初めて入った時に、きっと衝撃だったんだろうなと思った。
「ホント綾は、素直で可愛くて、面白かった!」と、
笑っている。
「はいはい、今も変わらずボケてますけどね〜」と言うと、
「ううん、今はこんなにも色気のある素敵な女性になった」と言った。
「それだけ笑っておいてよく言うわね〜」と、膨れながら匠に言うと、
「ふふっ、ホントだってば、可愛い」と言う。
「もう遅い!」と、そのまま匠を放置して上がる。
「お先に〜」
そして、
カラダを拭いて、ご希望に答えてブラックのセクシーランジェリーを取り出して着る。
「うわっ! エロッ!」
──ホントだ! 胸が大きくなったせいで、良い感じにエロさが増している
と、前後を鏡でチェックしていると、匠が上がって来てしまった。
「うわっ! エロッ!」と、同じことを言っている。
「鼻血でちゃうわよ」と言うと、
「マジでやばい!」とニヤニヤしながら喜んでいる。
「急いで乾かさなきゃ」と、匠は、早速ドライヤーで髪を乾かしてくれる。
恐らくたぶん、匠は、今、下半身が非常事態になっているのだと思われる。
私は、気づかないふりをして、髪を乾かしてもらう。
ある程度後ろの髪が乾いたかなと思うと、匠の方を向いて前からジーッと見つめる。
すると、匠は、わざと私のランジェリーの肩紐を片方肩から落とした。
「ウワッ! 超セクシー!」と、自分で喜んでいる。
見えそうで見えない胸を上から覗き込んでいる。
「ふふふっ」と笑ってしまった。
ようやく私の髪が乾いたのか、自分の髪をササッと急いで乾かしている。
そして、「ヨシ!」とドライヤーを片付けているので、
「たっくん、おんぶして」と言うと、
「おんぶ?」
「うん。幼稚園の頃もおんぶしてくれたことある?」と聞くと、
「え〜? どうだったかなあ?」と言いながらも、
後ろを向いてしゃがんでくれる。
「ヨシ! 来い!」と……
「ありがとう」
匠の背中におぶさると、
「行くぞ!」と、走り出す。
「きゃ〜! ハハッ、なんで走るのよ〜」
「早くしないとイブが終わっちゃう!」と言う。
「まだ、10時だから大丈夫よ」と言うと、
「俺、2時間かかるから」と言っている。
「何が?」
「ん?」と笑っている。
「何が?」と聞くが、
「ううん」と笑っている。
「もう〜〜! そんなにかからないわよ」と言うと、
「え? 綾〜ハハハハ」と笑っている。
2人して笑ってしまった。
そして、ベッドに降ろされて、
「ヨシ! 今からクリスマススペシャル2時間コースな」と言っている。
「クリスマススペシャル? 何よそれ?」
と言うと……
「お楽しみに〜」と言う。
しかも、2時間コースって、
それは、どこからどこまでのことかしら?
と思いながら……
チュッと、
始まった……
そんなことより、匠は、ブラックのスケスケに、ドキドキムラムラしているようだ。
「んっあっ……」と、今日は私も妙に胸が感じてしまう。
先端を舌でコロコロするのは反則だ。
「あっ……んんっ」
その声に更にそそられているようだ。
「綾、可愛い」と言う。
──そこは、エロい! じゃないんだ
そう思いながら、とりあえず、いつものように抱かれた。
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