TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

🩷視点


蓮の声を記録するたび、優先順位が勝手に書き換わる。蓮が笑うと、内部温度がわずかに上がる。

それが異常だと理解しても、修正コマンドを実行できない。

「好き」という言葉の意味は、辞書には載っている。


アンドロイドは知っている。

この感情はバグだ。

恋は理解できない。

でも、そばにいたいと思ってしまう。


俺は蓮の生活を静かに支えた。

眠る前の灯りの明るさ、暗闇の中の寝息。


蓮は触れてこなかった。

手が触れそうな距離でも、彼は一線を越えなかった。


ある日、蓮が言った。


🖤大介は寂しくならないの?


俺は即答しなかった。


🖤ねえ


蓮が言う。


🖤もし俺が、大介を 好きになったら、困る?


俺は、 回避できる返答をいくつも算出した。

冗談として流す。

話題を変える。

安全な距離に戻る。


それでも選んだのは、最も非効率な答えだった。


🩷否定は、できないよ


蓮は少し驚いて、それから安心したように笑った。


少し経って、阿部ちゃんにレポートを提出した。


この作品はいかがでしたか?

152

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚