テラーノベル
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??×zz
とあるビルの前、たくさんの住人がそこに座って居た
最初は、僅かな人数だったが、通る人全てが気になって、立ち止まっていた
その結果、殆どの住人が集まっていた
zz)…なんか増えてない?
om)そうかなぁ〜?最初からこんなだったでしょ!
zz)んな訳ねぇだろ!!
om)でも、サーカスの方が人多いよ?
zz)…それはそうだけど、知り合いだから気まづいんだよ
om)ホオズキは考えすぎたよ〜
zz)お前は考えなさすぎだ!
om)でも、サーカスの僕達を知らないからいいんじゃない?
zz)それはそうだけど…
om)じゃあ前みたいに楽しもうよ!
om)これで “最後” なんだから…(ニコッ)
zz)そうだな、じゃあ〜前みたいに楽しむか!
om)うん!じゃあ音鳴らしちゃうよ!
zz)よろしく〜
om) 3.2.1
『ショーの開演だ!』
ビーーーーッ!
急に鳴り響いた音
全員が驚いていると、2人組が前にでてきた
zz)よーこそお越しくださいました♪
om)我らのサーカスへ!
zz)僕の名は《ホオズキ》
om)僕は《オダマキ》だよ!
zz.om)よろしく/ねぇ〜!
zz)さて今日はここ、ロスサントスにて、特別にショーを披露したいと思います
om)本当はもっと少ない観客の数だったけど、いつの間にか増えちゃってたね
zz)それはそう、じゃあ後から来た人に1つ言っておこうかな
zz)ホオズキこと僕、zzでーす
!!ザワザワッ
zz)だよね〜、メイクも服も違うし
om)僕はこっちの方が似合ってると思うけど
zz)あざー
om)どもー
zz)…まぁそんなとこで、今からショーを始めたいと思いまーす
om)皆、よく目を凝らしておくんだよー
zz)それでは…
《It’s show time!》
そこからの流れは凄かった
言葉には表せられないくらいに綺麗で美しく、迫力のあるショーだった
ホオズキによる華麗なアクロバット
オダマキによる美しくも奇想天外な技
この2人だからこそ成り立っていると思うショーだった
zz)(やっぱ楽しいなぁ… )
om)(楽しい!楽しい!)
2人も観客から見ても分かるくらい楽しんでいた
zz)では、最後になりました
om)僕らの《とっておき》見せるね!
zz)…これ行ける?
om)大丈夫!行けるって!
2人の会話に観客は?が浮かんだ
2人は観客に背を向け、建築中のビルの方を向いた
zz)じゃあ、よーいドン!
ホオズキの合図で走り出す
観客は目を見張った
なぜなら、
2人はビルを軽々と登り始めたからだ
wes)嘘だろ…
van)バケモノじゃないですか…
双眼鏡で見てみると、2人は屋上につ いていた
van)こっからどうするつもりでしょうか?
wes)まさかじゃないよね?
そのまさかが的中した
2人は手を繋いでビルから飛び降りた
zz)高ーい!
om)高いねぇー!
そう呑気に話している2人
黙々と地面は近づいてくる
着地なんてどうするつもりなんだと誰でも思うだろう
地面に着地する瞬間、
2人が消えた
2人が落ちてくるはずの場所には花が落ちている
ホオズキとオダマキ
全員が驚き、その花を見つめている
すると、
ポンッ!
その花が爆発し、その場は煙幕に包まれた
全員がなんだ!っとなっていると
中から2人が出てきた
zz)以上、ホオズキとオダマキによる
om)ショーでした!ありがとうございましたー!
…
zz)これ失敗した?(ボソッ
om)え?そうなの?(ボソッ
ふたりが不安そうに話していると、
….パチパチパチッ !!
と、たくさんの拍手が贈られた
zz)!!
om)!(ニコッ)
wes)すげぇなzz!
van)ほんとに…凄かった
zz)!ありがとうございます
om)…..
zz)!…お前もこっち来るか?
om)えっ?
zz)あのとき、衝動でサーカス辞めてきたけど久しぶりにお前とショーをして凄く面白かった
zz)俺は《面白さ》が原動力なんだ、そのために俺は何でもする
om)!…ははっ(泣)
zz)どうする?オダマキ
om)そりゃあ…ここにいるでしょ!
その日以降、サーカス開催の頻度があがり
この街で2人は楽しく、自由に、面白さを求めて生きて行きました
end…
コメント
4件
好きすぎる!!!!!!こういう展開大好きなんだが!!!! ロケランで心射抜かれた…(??) ありがとう!!!!大好きだ!!!!
えッ~ッ.ᐟ.ᐟ.ᐟ.ᐟ.ᐟ.ᐟ✨ ちょっと想像を遥かに越えるshowと2人の凄さがエグい、この作品はもっと伸びても良いわ、マジで 最高すぎる、私の魂が今めっちゃ叫びたがってるんだわ