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💚『今日は予定があるの〜、またね』
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そう君は言い残し、サーバーを抜けた
💙『えぇ……?予定ってなんだよぉ…』
大好きな君が抜けたことに少し気分が沈む
🤍『まぁまぁせんせー、そんな落ち込まずに』
……クソガキの声が聞こえる
正直少し煽っている気もするけど、慰めているということにした
💙『はよエペやろ』
あいつの声には聞く耳持たず。
気を取り直してこいつらとのゲームに集中した
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3時間ぐらいたったのだろうか
またあのクソガキが口を開く
🤍『てか今日飲みいかない?』
あいつにしては良い提案だ。
学校は明日も休み。今日のことをヤケ酒してもええやろ
そう俺もバカなことを思いながら返事をする
💙『俺はええけど…キャメは? 』
すかさずキャメに聞く
❤『俺も大丈夫だよー!』
珍しくあいつも大丈夫と返事をする
仕事をやめたからか、気が軽いんだろう。
🤍『ニキニキ達も誘う?』
またも良い提案をする
少し見直したて俺も言う
💙『誘おーぜ、俺まちこと18誘うわ』
そう言い残し、俺はスマホを開く
今日の朝送ったLINEは既読になっている
少し嬉しみを感じながら文を送る
💙『今日、女研皆で飲みいかん?』
珍しくすぐ既読がつく
💚『いこ、何時ぐらい? 』
予定があると言っていたのにすぐ返事がきた
仕事とかではないんやろか、そう思いまたスマホをタップする
💙『22時ぐらいに、◯◯集合』
💚『りょーかい、ニキニキと18と今いるから』
💚『このまま夜いくわ』
文を読み、少しモヤッとする
ニキ。俺の最高で最後のライバル。
ライバルと言っても、信用しているけどな
💙『まちこと18いけるってよ』
そうDiscordで言い放った
🤍『じゃあ女研久しぶりに皆で飲めるじゃん! 』
りぃちょが言う。
すごく嬉しそうだ
勿論俺も嬉しい
💙『じゃあ、また夜な』
そう言って、俺は逃げるようにDiscordサーバーを抜ける
肩の力を抜く。
ベットに吸い込まれるように倒れ、マクラに顔を埋める
💙(まちこは……ニキが好きなんやろか)
少ない情報を頼りに、君の好きな人を探す日々
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前に、まちこに好きな人がいるか聞いた
その時は、少し酔っていたのか、すぐ教えてくれた
💙『まちこは好きな人とかおるん?』
💚『え〜?……女研の男性メンバーの中にいるよ〜』
言われた瞬間、言葉を失った
好きな人が自分が所属してるグループの野郎の中にいる、と
💙『俺?それとも他のやつ?』
咄嗟にでた
誰かわかりたかったのだろう。
そして彼女はニヤけながら言った
💚『言わないよ〜』
言わないよ
言われて当然だ、彼女は秘密事が多いから
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前のことを思いだしながらまた深くマクラに顔を埋める
いつか、彼女に振り向いてもらえないかな
そう思いながらお風呂場へと向かった