僕の夏

8月7日

今日は海の誕生日だ。だから、プレゼントを用意した。そして今から、バスで向かおうとして、玄関から出た時、海の車が止まってた。

おはよ。朝から何処に行こうとしてたの？

え、海の家だけど。

あっそ。

その日の海は目に光がない様に見えて、とても、元気とは言えなかった。

っ！海！ｷﾞｭ

？！れ、蓮？

どーしたんだ？元気ないよ？

…。っ全然！元気だよ！

そう？疲れたら、ちゃんと言ってね？

うん！

あれこれしてるうちに、海の家に着いた。

海の部屋

ちょ僕トイレ行ってくる！

うん！

本当は、俺の家に招待したかったけど、あいにく、部屋が汚すぎたので、海の家で、祝う。　

ふぅ、すっきりした！

海！

何？！

その、さ、///

(あ、この顔。やっぱり、亜美に惹かれてたんだな)

俺は、今日、蓮を自分の手で殺そうとしている。数分前、トイレで、刃物の準備は出来てる。

その、さ、//

ｸﾞｻｯｯ

え、？海？なん、で？ﾄﾞｻｯ

ﾊｰﾊｰ

(殺れた…)ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

か、い…。

なんだよ。

これ、見て、

？　箱？

ﾊﾟｶｯ

っ！？

こ、れ、海に、あげたくて、亜美に手伝って、選んでもらったん、だ。

っ…！

で、も、もう、無理だね。、はぁ、大好き、だ、よ、海、また、会えたら、結婚、しよー、ね？

だい、す、き

そう言うと、蓮は事切れた。僕は後悔している。蓮を殺した事に。蓮は僕を思っていたのに…。殺した。

あ、まただ。でも、転生できるなら、やり直したい…。また、蓮、と…。

海！

っ！

どう？海？VR体験は。

VR？それより、蓮は？！蓮は何処？！

は？だから、VRだって言ってんだよ。殴

っ！

(全部嘘だったんだ、)

お前には、男同士の恋なんて、やっぱ向いてないんだよ。とっとと諦めて女つくったらどう？女なら、誰でもいいから。

…。

(…ずっと、思ってた、昔から。

お母さん、僕何で男の子好きになっちゃダメなの？

は？そんなん、子供作れないからに決まってんじゃん。馬鹿なの？殴

っ…！

(あの時は小さかったし、反抗なんてできなかった。だから、杏里を好きになった時、結局お母さんに許可を取れなくて、ほかの人に取られた。それで、今年は絶対言えるっ！って思って、僕は奏多を好きになった事を伝えた。そしたら、殴られて、麻酔銃を撃たれた。そこからの記憶はVRって事か…)

…んだ。

あ？

2度とお前の子なんかごめんだって言ってんだよ！ババァ！！

…あんたね！育てて貰ってそれが私に言う言葉かよ？もうあんたみたいな子産みたくないわよ！

お母さんが僕を殴ろうとしたその時だった、

ﾊﾞｧﾝ

銃声と共に、その弾丸がお母さんの頭を貫いた。

僕は銃声がした方に目をやると、警察がいた。

坊主大丈夫か？

うん。

やっと見つけたぞ、有亜。

お母さんが何かしたんですか？

いやな、こいつはな、化けモンなんだよ。

化け、モン？

あぁ。苦しめて、痛ぶって、苦しめて、そして結局は食うって言う、ここらじゃ有名なんだがな。お前、名前なんて言うんだ？

海。

海、お前のほんとの母さんが外で待ってるぞ。

僕の本当のお母さん？

外に行くと、女性が立っていた。

海？ほんとに海なの？

お母、さん？

海！良かった！

こうして、海は幸せに暮らしましたとさ。

おーしまい！

読んでくれた人へ

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どのキャラ推し?

最初、誰が主人公だと思った？

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作者　麗より