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キラキラ〜、シャイニングスタァー☆
はい、こんにちは
魔法っていいですよね
外国文学、最近けっこー読んでるんですけど、やっぱイギリスってファンタジーが多い多い
もう、最高ですね
私ファンタジー好きなので大喜び
…まぁ、今回書くのは、魔法っていうより、魔法少女的なあれかな?
まどマギ好きだし、それっぽい要素あるかも、ご注意を
設定
魔法少女…という魔法使い?になったインドくんの話(イギリスのため)
表は執事である、裏は魔法使った人殺し
魔法には代償あるよ
死ネタです、注意を
てことでGO!
じわっと皮膚が少し黒くなる
…魔法の代償だ
でも、どうでも良かった
これで主人を守れたなら、それで
こんな変なフリルのついたふわふわな衣装も、キラキラな杖も、別に…
手袋をはめて、黒くなった皮膚を隠した
少し擦れる感覚が痛覚を刺激したがそんなの言い出せば、背中も黒くなって、擦れてピリピリするのだから気にしない気にしない
…そんなのだったからかな?
今、身体はボロボロと崩れてる
血まみれの洋服が赤黒く光って映る
…なんで?服で隠せても、肌が見えてるところは砂のように落ちていきそう
せっかく家に帰ってきて、主人の顔を見に行こうと思ったのに
…見に行きたくて、歩き出す
でも、重くなった身体をずるずるひきづってで、ざーっと砂が落ちるような音がした
足の感覚が消えていって、どんどん視界が下がっていく
腕も、身体が崩れて、砂みたいに落ちていく
なぜか、感覚ってのはなくて、崩れていっても身体は平気だった
…でも、自分はだんだんと死ぬ恐怖に襲われてきた
死ぬなんて決まったわけじゃない
ただ、身体が崩れてくだけ
それでも、主人をもう見守れないことが、
なにもできなくなることが、自分を隠してきたことが、本当に後悔してきた
いつだって、平気平気って押し込んで、主人のために身を捧げて、それで満足して…
主人が自分をまともに見たことなんてないのに、ただ少しでも報われたらいいなって思いながらの日々で、そのためにっ、魔法使いになって…最後はこれで、終わり?
嫌だ、嫌だ嫌だ
せめてものご褒美があれば、嬉しかったんだ
でも、主人がそんなの気づいてくれるわけもないのに、手を血に染めて、自分を傷つけて、いくらだって助けてきた
それのどれもが無駄になったような気分だ
…とうとう身体がバランスをくずす
ドシャッと鈍い音がした
頭は動かないで、真っ暗な地面だけが見えた
案外、身体は軽くて、動かしやすそうだった
…起き上がれるわけなんてないけど
「あれ、なんでしょう、この砂?」
部屋を出て、すぐ目の前だった
床には黒い粉状のなにかがあった
そこでインドを呼ぼうと思う
「インドー、来なさい」
いつもならすぐに来るのに、今日は来ない
「インド?」
なぜだろうか
…気配はすぐ近くな気がするのだが
「…仕方ないですね」
こんな部屋の前が汚れてては、品が悪くなる
…砂を掃き出した