すぐはじまりまーす
若井side…
元貴の家のインターホンを押す。数秒後、元貴から「鍵開けたから入っていいよ」と言われて入る。
ガチャッ(扉閉)
W)お邪魔します。元貴大丈夫〜?
R)お邪魔しま〜す!もう体調は良くなった?
M)いらっしゃい….
そう言って姿を現した元貴の綺麗な黒髪の頭には角が生えていて、特徴的な唇からは牙が顔を覗かせていた。
W)….!?元貴、っ、それ、!
M)なぁに、どうしたの、若井?
W)どうしたのって、角とか牙とか…!
俺の方を見る元貴の瞳は、血のような赤い瞳だった。涼ちゃんもびっくりして息をのんでいる。
M)おいで、二人とも、ほら
いつもの口調じゃないし、声のトーンも全然違う。やばい。
様子のおかしい元貴に、リビングへと連れられた。
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