コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
今日、俺と伏黒は『デート』をする予定で、高専から一番近いコンビニのところで待ち合わせだ。
一緒に高専を出ればいいんじゃないかといったのだが、伏黒が
「なんか恥ずかしい」
といったので今に至るわけだ。
「お兄さん今おひとりですかぁ?」
「良かったらぁ、私たちと一緒に出掛けません?」
うわぁ・・・めんどくさそうな女子に絡まれたぁ・・・
「待ち合わせなんで」
「え~?面白くないなぁ~」
「お兄さん暇じゃないのぉ?」
女子ってこんなどろどろしてんのか?怖いんだけど。
早く来てくれ伏黒ー!
「ほらぁ、行きましょうよぉ、おすすめの場所あるんですよぉ?」
「ちょっ・・・」
「あの」
どこからか聞こえた声は、俺の聞きなれた声だった。
「こいつに何してんだよ」
「やだぁ、お兄さんこわぁい」
「一緒にいくぅ?」
「行かねえ。こいつは俺の連れだ・・・つーか彼氏」
伏黒がそういうと俺に絡んできた女子たちは顔を赤くして
「こっ、恋人かぁ~」
と言って逃げて行ってしまった。
ふっ
「伏黒ー!!」
「うおっ!?抱き着いてくんな!」
「俺のこと、彼氏だって言ってた」
「思い出させんなバカ・・・」
伏黒は耳から顔から真っ赤にしながら俺の手を優しくとって、約束通りデートをすることができた。
fin.