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永遠の夢

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永遠の夢

1 - 第1話

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2025年11月28日

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風矢:『ファー』

俺は目を覚ました途端視界が真っ黒になった。

動いている、音が鳴っている。その暗闇の中で気づいた。

『ピーーー』となっていると。

俺は思考を停止した。体の痛さが停止した。

俺はわからないくらい長い間暗闇の中にいた。そして目を覚ました。

上をみると真っ白。体がふわふわの雲で支えられている。

下が見えた。そこには俺が前入院していた病院の真上だった。

俺は妄想した。もしかしたら死んだのかもしれない

俺はその妄想を否定した。そんなわけあるわけないという気持ちで。

じゃあなんで雲の上にいるのかと考えだした時、友達の言っていた言葉が頭に浮かんだ。

『死んだ人って天国つまり、空に成仏してくんだぜ』という言葉を。

俺はもうどうしていいかわからない。俺は大きな声で叫んだ。

『生きていたくない!』その声は世界中に伝わった。そのせいで俺はまた暗闇に転送された。

急に思考が戻って体の痛さも回復してきた。

俺は目の覚ました。真っ白な天井のところで。

沢山の泣いてる親友、家族、近所のおばさん。

俺は感じた。生きてることが最高だと。

この景色は永遠ではない。いつか死んだらもう明日は来なくて毎日見ている景色も見えない。

俺はこの命を大切にしようと思った。

しかし、この夢も嘘だった。

これは夢なんだ。と俺は気づいた。

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