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ども、主です。それでは本編どうぞ!
ーNoside
その日はだいぶ暑い日だった。王宮にも太陽の光がぎんぎんと差し込んでくる。💜はこういう日が1番好きじゃない。できるだけそういう日には休みを入れてもらっているのだが、王宮側も今回だけは譲れないらしい。仕事が流れる濁流のように入ってきていた。バタバタと廊下を走り回るはめになってしまうほど。
💜「(ヤバっ、、、足元がふらつく、、、)」
日射病になりやすい💜は、この日はあまり体調が優れない。別にうつる病ではないから働かないといけないのは分かっているのだが、頭痛と吐き気が余計に仕事の量を増やすことになってしまう。
女官「💜、この仕事、お願いね〜。」
💜「は、はい、、、。」
🧡の上手い女装のおかげで未だに自分が男であることはバレていない。しかし、勘の良い女官にはすぐに気づかれてしまった。🧡様の命令でと言っておけば向こうも黙るので都合は良い。しかし、汗だくで、その化粧も落ちかけていた。ここでもどすわけにもいかない。厠に行きたいところだが、今の時間帯は混むだろう。
💜「ウッ…(吐きそうっ、、、)」
???「大丈夫か?顔真っ青やで?」
気がつけば、いつの間にか🧡が💜の後ろに回り込んでいた。💜はそんなことに驚いている場合ではなかった。今ここで喋ってしまえば胃の中から逆流したものが出てしまう。🧡はそれを察したのか、💜の机にあったすべての書類を取り上げた。
💜「!?」
🧡「今日は強制休暇。分かった?」
💜「(コク)」
🧡「ん。ええ子やな(ワシャワシャ)」
💜「(撫でんなっ!)」
🧡に背中をぐいぐい押され、無理やり寝室に押し込まれた。しかし、抵抗しようと思っても、流石にこの身体ではできない。仕方なくお言葉に甘える。久しぶりの睡眠は気持ちよかった。吐き気もだいぶ収まってきた頃、目を開けると🧡が寝台の側で寝ていた。妙に温かい感触を覚え、左手を見ると、その左手は🧡の右手に包まれていた。
💜「、、、ぁ。」
思わず、そんなあっけない声が漏れる。何故だろう。彼の目には涙が溜まっていた。それが綺麗に頬をなぞっていたのがわかった。何か悲しいことでもあったのだろうか。彼が泣くことなんて、滅多に無い。業務用の笑顔が日常茶飯事になってしまったのなら、どうしてこんなにも優しい情けを持てるのだろう。
💜「、、、🧡様、起きてください(ユサユサ)」
🧡「んぅ、、、もうちょっと、、、。」
💜「ダメです。仕事が増えちゃいますよ。」
🧡「、、、母上、、、(ボソッ)」
💜「、、、!」
そういえば、と💜は思い出した。確か、数年前に都の方で「帝の妹が病死した」という話が広まっていた。もちろん、💜の父がやっていた商店でも、その話で持ちきりだった気がする。❤から、お世継ぎ様の関係性については聞いていた。そうだ、帝の妹様は🧡の母親だ。
💜「、、、🧡様。」
🧡「んっ、、、なんやぁ?」
💜「、、、前、🧡様は俺に求婚してくださいましたよね?」
🧡「せ、せやけど、、、。」
💜「結婚、、、とまでは言いませんが、貴方様のお側にずっといさせてはいただけないでしょうか。」
💜は一瞬頬を赤らめる。これが、💜の言える精一杯の「支えてあげたい。」だった。💜は、握られていた左手で、強く🧡の右手を握り返す。
🧡「、、、!ほ、ホンマにええんか?その、、、家族のこととか、、、。」
💜「いいんです。実は俺、弟いるんですよ。弟に頼めば問題ないと思います。」
🧡「こ、婚礼の準備しないと、、(/・ω・)/」
💜「もう一度言いますが、『結婚』とまでは言いません。」
🧡「(´・ω・`)シュン…。」
💜「ただ、🧡様の側近になれて良かったかなって思ってます!」
💜は、精一杯の心からの笑顔を🧡に作ってみせた。少しだけ、もう少しだけ、この時間があればいいのに。そう思っていた。
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