テラーノベル
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曲パロ 少女レイ rdpk
リズム感はあまりなくて、ストーリー性の方が強めです。
最初だけ暴力要素あります。
・らっだぁ ⇒ rd『』
・ぴくと ⇒ pk「」
rd『…♡ほら、もっと叫んで、無様な声を聞かせて?』
どかっ、ばきっ
pk「がッ…ぅぁ゛ッ?!ぁ゛っぐアアアッ…!!?」
pk「ぅっ…、ぁッ、ぐすっ……うぅう〜っ…」
彼の笑い声。
本能が狂い始める。
友達が、俺を叩いて殴って踏みにじって、孤独にした。
腹のアザ。折れた骨。全ての痛みが俺を狂わせた。
俺を哀れむような目で見る。
まるで、俺の手を掴んでまた一緒にいようと言っているみたいで。
でも俺は独りだ。居場所なんてどこにもない。
二人きりでこのまま、愛し合えるさ。
追い詰められたハリネズミのような俺はその手を阻んで駆け出した。
今、絶望の淵に立って、
踏切へと飛び出した。
rd『ま、まって……!!』
俺は最後の瞬間、彼を見て微笑んだ。
繰り返すフラッシュバック。
彼との夏の思い出と、
うるさい蝉の声。
二度とは元の君に帰らぬ君へ。
永遠に千切れていく。
もう鞄から外してしまった、
2人だけのお揃いのキーホルダー。
夏が消し去った。
白い肌の青年に。
哀しいほど彼に、取り憑かれて仕舞いたい。
本性が暴れ始める。
9月の始まりを伝えるチャイムの音。
次の標的に置かれた彼への花瓶。
仕掛けたのは俺だった。
だって、君が悪いんだよ。
俺だけを見ててほしかったの。
俺だけを見ててよ。
あの時の君の苦しみは、俺の助けが必要だったはずだ。
溺れてく君の手にそっと、口吻をした。
君は動揺してたよね。
それでも頼ってくれなかったのは、
俺が友達でしかなかったから?
薄笑いのクラスメイトたち。
その心が晴れるその時まで、
爪を突き立ててやる。
不揃いの制服。
どうして同じ学校へ進んでくれなかったの?
やりたいことがあるだなんて、
結局俺から離れたかっただけじゃないの?
夏の静寂を切り裂くような彼の悲鳴が、
俺の頭から離れなくって。
谺する教室の窓の青空をただ見ていた。
そっと、いなくなった彼の声が耳元で聞こえた。
pk「君は”友達”。」
rd『っ!違うッ!!!』
急に叫びだした俺をみんなが見ていた。
見るな。見るな見るな見るな!
俺は教室を飛び出した。
そう、君は友達だ。
でも、友達じゃないんだ。
だから、俺の手を掴んでくれればよかったのに。
俺の手を掴んでよ。
pk「もう、君は独りだ。」
pk「だって君は、僕が居なくちゃ、」
pk「居場所なんてどこにもないんでしょ?」
がむしゃらに走っていても、透明になってしまった彼が俺にいう。
違う、違うよ。居場所はあるんだ。
君と、透き通った世界で、愛し合えたら。
繰り返す、
フラッシュバック、
蝉の声。
もう二度と帰らなくなってしまった君。
永遠に千切れていく。
2人だけのお揃いのキーホルダーが、
鞄に今も付いている。
夏が消し去ってしまった。
あの白い肌の少年に。
哀しいほど取り憑かれて仕舞いたかった。
君と最期を過ごした踏切へ辿り着く。
鳴り響く踏切の音。
閉じてしまった棒を跨いで、その時を待つ。
その瞬間、透明な君は俺を指差してた。
pk「ほんとにこっち側に来ちゃうなんてね。」
rd『…、だって、pkがいるところが俺の居場所なんだから。』
2人の笑い声が響いた。
あはは、あはははは
END
23,240
ゆう
116
あお˚ʚ💙ɞ˚
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コメント
1件
読了しました——最初の暴力からラストの踏切まで、静かで狂気じみた美しさに惹き込まれました。お揃いのキーホルダーが「千切れていく」描写と、最後にまた鞄に付いている対比が胸に刺さります。互いに「君がいるところが居場所」と言い合いながら、踏切の向こう側で笑い合うラスト、切なくて離れがたい余韻が残りました。言葉にできない感情を嗄れた声で紡いでいるような、そんな文体の力強さを感じます。続きをそっと待っています🌷