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関係者どころか選手なんだけど・・・・
ブラックは彼女の肩にそっと、グローブのような大きな手を置いた
「あなたが最高にかわいいと思うからよ、三橋麗奈さん、だからあなたのことをもっと知りたいの」
いかにも面食らったような顔で、彼女はブラックに言った
「本気で言ってるの?」
「もちろんよ!今こうして我慢してるのがどれほど辛いかあなたにはわからないのよ、キスしたくてたまらないのに 」
「が・・・がまん・・・って・・」
あわあわと、真っ赤な顔で彼女はそれ以上何も言えなくなっていた
惚れた女には一直線・・・これがブラック・サイモンだ、彼女の唇を人差し指で優しく撫でた
「でも、あなたの方はまだその気になれないんでしょ?だから今は我慢してるの」
「あっあたりまえでしょっ!」
どうやら彼女は照れると首まで赤くなるタイプだ、ブラックは残った一枚のビラをヒラヒラさせて言った
「これはあなたにとって大切なことなんでしょ?だったら今はあたしも協力するだけで満足よ、でもよかったら今度一緒に飲みにいかない?」
頭が二つあるエイリアンでも見るような目つきをブラックに向けた後、麗奈は髪に手をやってうつむいた
「こ・・・こんなの・・・馬鹿みたい、どう答えていいかわからないわ 」
「どうすべきかなんて考えないで、あなたはどうしたいかだけを教えてくれればいいわ、お酒は飲まない?じゃぁお茶なんかどう?おしゃれなカフェは興味ある?」
説得力たっぷりの微笑みを浮かべてみせる
「ねぇ・・・麗奈・・・教えてよ・・・二人でどこかへ出かけてみない?」
呼び捨てにされたことに戸惑っているうちに、ブラックの視線が彼女の胸とお尻を熱く見つめられていることに気が付いた